先日、パナソニックLX7の弱点を書き連ねた。
その後、ソニーNEX-5Tで撮りまくってみて結論が出た。
NEX-5TはD700のサブ機として性能的には文句なしだった。
露出もフォーカスもカメラ任せで記録写真を撮るにはほぼ万能だった。
だけど、フィルム時代から写真を趣味にして道具を愛するような古典的オッサンにはどうしても必要なものがある。
・モノとしての質感の高さ
・絞り、シャッター速度、露出補正、感度のダイレクトな操作性
・マニュアルフォーカス時のピント合わせのしやすさ
・見やすいファインダー
これまでの愛機はミノルタSR7、ニコマートFT2、ミノルタα507si、ニコンFM2とα507si以外はフルマニュアル機。
α507siにしても1つのダイヤル・ボタンに1つの機能を割り当てるクラシックオペレーションでマニュアルフォーカスレンズを装着してマニュアルモードで使っていた。
今のメイン機であるニコンD700もほぼマニュアルモードで撮っており、レンズもマニュアルフォーカスのカールツァイス50mm1本だ。
悲しいかな古典的おっさんのサブカメラはやはりレトロなカメラがいいと
結論付けた。
ということで
ソニーNEX-7を買った。
2012年製だ。
3つのダイヤルで絞り、シャッター速度、露出補正、感度を操作できる。
ソニーのEマウントカメラにしたのはレンズ資産が既に7本もあるからだ。
サブカメラなのでD700のように50mm1本!というこだわりは持たず、広角から望遠までいろんなシチュエーションに合わせて撮りたい。
正直言ってNEX-7の基本性能と仕様はそんなに高くはない。
手振れ補正なし、暗所性能いまいち、古いコントラスト式AF、遅いAF速度、古い画像処理エンジンでオートで使うと今のコンデジにも敵わない。
マニュアルライクな操作系で古典的な撮り方をするおっさんの心をくすぐっただけだ。
趣味はどこまでも自己満足の世界だということを改めて理解した。
Posted at 2024/04/19 01:18:45 | |
トラックバック(0) |
カメラ・ビデオ | 日記