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2025年10月08日 イイね!

NO.1350 2025年夏旅まとめ

NO.1350 2025年夏旅まとめ 2025年夏旅は23日間の過去最高の長旅になりました。
 そしてEZ-9号をトランポした事で楽しさが倍増しています。
 今回は重要なイベントを初期段階から組み込んだスケジュールを立てています。
 しかもその前後に予備日を設定した事で天候不順にも対応できました。

 最後の方に予備日を準備していない場面だけが残念でしたが。

 今回は総走行距離5301Km(キャリイ)+957Km(EZ-9)の23日間で合計6258Kmの行程でした。 
 スタート前に立てた目標とその結果は?

1  白神スーパー林道をEZ-9で走行する ○
2  岩木スカイラインをEZ-9で走行する × (原付通行不可)
3  北海道の離島を全て走る ○
4  太田山神社参拝に挑戦し、難関の崖登りを空撮する ◎
5  函岳林道をEZ-9で走破する ○
6  音威子府蕎麦を食べる ○
7  利尻富士の山頂を空撮する △ (寸前で雲に襲われる)
8  利尻島のお馴染みさんに生存報告する ○
9  利尻温泉の水風呂で凍える ○
10 礼文島でトレッキング △  (途中通行止めでUターン)
11 各島で走行動画を空撮する ○
12 宗谷白い道をEZ-9で走行する ○
13 エサヌカ線でEZ-9を動画空撮する ○
14 本土最北端/最東端SSでEZ-9に給油する
15 根室のご当地グルメを食す ○
16 最東端のオジサンと再再会する ○
17 フレシマ湿原を走行する ○
18 浜中なぎさドライブウェイでEZ-9の走行空撮 ○
19 阿寒湖周辺の林道走行 × (悪天候にて断念)
20 襟裳岬の空撮リベンジ ○
21 EZ-9で男鹿半島を周遊する ○
22 ホクレンライダーフラッグ入手コンプリート ○
23 乗船フェリーの御船印を入手 ハートランドフェリー4船コンプリート ○
24 ハイドラの北海道道の駅をコンプリート ○ (ハイドラはまだ2つ未登録)
 
 以上、また行く言い訳が出来た様です。 (笑)

 消費燃料 369Lで14.4Km/Lの平均燃費でした。
 子機のEZ-9は957Km走行し、その平均燃費は32.4Km/Lでした。
 トランポ仕様にする為に電子レンジ/ポータブルバッテリー/大テーブル/その他家具を降ろす事による不便も実感しました。 これは綱引き状態ですね。
 もう現在はシェル内装を トランポ仕様から元通りに復元し、これから数回予定しているショート旅に向けて準備が終わっています。

※ これからのロング旅はオリジナルかトランポ仕様にするかで迷いそうです。
  もうすで次の長旅の事を夢想し出しています。
 【^_^】
Posted at 2025/10/09 11:45:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2025年10月08日 イイね!

NO.1349 予定変更の変更 2025年夏旅23 ラスト

NO.1349 予定変更の変更 2025年夏旅23 ラスト 9月16日はこの旅の最終日となりました。
 本業の関係で『秋田港』から直帰するつもりでしたが、よく考えてみたらその必要性があまり無いので予定変更の変更としています。
 それでも当初よりは1日早く帰宅しますが。
 『男鹿半島』をEZ-9号で巡ってから車載し、秋田の道の駅を辿りながら帰宅するまでの記録です。

 最後にこの旅をまとめてみます。


 秋田に7時35分に着岸するので慌ただしい朝です。
 就寝中にモバイル各種を充電しています。
 タブレット(ナビ使用)にハイドラ用スマホと二つのUSBバッテリーを繋ぐAC充電器は大忙しです。


 後1時間もすると接岸するのに人影の無い船内です。
 ひょっとすると秋田で下船するのは僕一人? な訳ないっ! (笑)


 船首部のフォワードサロンに来てみました。
 夜間は航行安全の為にカーテンが閉まっています。


 そろそろ『秋田港』が見えて来ています。
 少し河口に入って行く様です。


 接岸寸前に180度ターンしています。
 スラスター使うのでその場旋回です。


 『ゆうかり』にお世話様でした。
 毎回思うのですが、この様に下船して記念撮影する車を見た事が有りません。
 皆さん急ぐから? 僕が暇人? (笑)
 やはり北海道と違って蒸し暑い事を肌身に感じています。


 すぐ近くの『道の駅・秋田港』でスケジュール調整しています。
 このまま自宅へ直帰しても、それから本業の作図〜発注までの時間を計算すると下請けさんの閉業時刻には間に合わない事が判明しました。
 それなら、とこの日中は予定通りに『男鹿半島』を観光して深夜に帰宅できれば支障は無いと。 それでも残り1日の最終予定はカットになりますが。


 そうと決まれば急足でスタートしましょう。
 国道101号沿いの『巨大なまはげ』を撮影し。


 午前9時に『道の駅・おが』に到着。
 すぐにEZ-9号を降車させました。
 これから『男鹿半島』を周遊します。


 気候も良く涼しい風を受けながら海岸沿いを走行してきました。
 景色の良い場所でパチリ。


 『鵜の崎海岸』ここは遠浅で潮が引くとかなり沖の方まで歩けるらしい。
 この時は満潮近くでした。


 そしてここまでは2012年にAX-1号で来ています。
 『ゴジラ岩』です。 知床ウトロ(全身巨大)と能登(全身ミニ)と宇和島(顔だけミニ)とマニア化しています。 (笑) まだまだあるそうな...。


 EZ-9号ならこんな場所まで降りられます。
 後方三つの岩の真ん中が後ろから見た『ゴジラ岩』なんです。


 岩場歩いて回り込むと見えて来ます。
 13年ぶりの対面をしました。


 う〜ん、後頭部の造形が惜しい! (笑)
 夕日が口の中に収まる時期もあるらしいです。
 もう恐らく来られないので「たっしゃでな〜」。


 海を離れた峠の登り途中にもなまはげが。
 9.99mの大きさだけど、間近に見れるので迫力がありました。
 

 途中の眺め良い場所で一時停止。
 しまった、あの先の『大桟橋』を空撮するべきでした。
 その先の『白糸の滝』も含めて良い画が撮れたのに失敗しました。


 『八望台』に寄り道しています。


 『二の目潟』が目の前に見えました。
 ここの住所は僕の苗字と同じです。


 その後のちょっとした丘陵ルート。
 『天売島』で見た風景と似ています。


 半島の先端『入道崎』に到着しました。
 広い駐車場には乗用車やバイクが一杯です。


 『入道崎灯台』の横に何か在るので行ってみます。


 『北緯40°モニュメント』でした。
 日時計になっいて、ここから一直線に並ぶ4つ目の岩が40度ラインになっていました。
 ここのお土産/飲食店には美味しそうなメニューが並んでいたけれど、まだお昼には早すぎたのでパスしています。


 岬の北側から山間部へ上がり、『寒風山』に到着しています。
 ここは一番上にある『回転展望台』です。
 ここまでの『寒風山パノラマライン』が気持ち良かった!
 13年前にAX-1で来た時は反対側からアクセスしたので初走行です。


 秋田市内方向。


 『八郎潟』方向と360度のパノラマが広がります。
 ここで時刻が午後12時過ぎています。
 キャリイ号の元に戻って昼食としましょう。


 午後1時に『道の駅・おが』に戻って来ました。
 天候/気温も丁度良い、とても爽快なツーリングになりました。


 EZ-9ルート


 この旅最後のEZ-9号の走行距離は88.5Kmでした。
 合計957Kmも走り回った事になります。
 この旅に連れて行く事をこの5月に決め、盆栽状態から整備して実働状態に戻し、スマホホルダーや両ミラー化したりして準備した甲斐がありました。
 これから旅の相棒2に決定しそうです。


 道の駅のレストランで昼食しました。
 “男鹿産天然真鯛とギバサと紅ズワイガニの3色丼” 長いっ! ¥2180
 かに身がたっぷりで真鯛は新鮮でとても美味しかった。
 ですが、このギバサ(海藻)の粘りっけが物凄くて、食べるのに難儀しています。
 切っても切っても糸が切りきれない! まとめてパクッとしちゃいました。(笑)


 秋田に来たなら『ババヘラアイス』は欠かせません。
 お婆さんがヘラでかたち作ります。
 

 「暑い中大変ですね〜」なんてご機嫌とったら「大サービス!」してくれました。 が、ん? その分カタチが? の出来栄えでしたが、味は変わらずに美味しかったです。 ¥300 暑さですぐに溶け出しています。


 半島の北側残りを走行して、『大潟』で給油しています。
 470.2Km走行して31.5L給油は14.9Km/Lの燃費でした。
 襟裳周辺を淡々と走行したので良好な値を記録しています。(車載状態では)
 広範囲で大きな屋根が豪雪地帯を伺えるSSでした。
 SSマン曰く「あまり役にたちませんけどね」ですと。(笑)


 そのすぐ先の『道の駅・おおがた』で小休止しています。
 大きな物産館の様な施設でした。


 この辺りの道の駅は網羅しておきましょう。
 『道の駅・五城目』へは少し遠回りしてもハイドラチェック。


 『道の駅・しょうわ』で高速乗る前の最後のチェックしています。
 ここで時刻は午後4時過ぎ、さあ深夜の到着目指して帰宅の途につきましょう。


 『秋田道』から『東北道』に入り、『長者原SA』で夕食にしたのは午後7時。


 フードコートにて『花そばとミニたん塩丼』がこの旅最後の食事となりました。 花とは菜の花の意味でした。 たん塩が柔らかくって美味しかった。 ミニが残念...。 ¥1380


 『蔵王PA』に着く頃には睡魔が襲って来ました。
 午後10時に仮眠に入りました。 (最近はオトナになって来たので無理しません)
 1時間程したら目覚め、残りの走行距離と残燃料を計算しています。
 この夜は『常磐道上がり』が工事通行止めになっていて、よく利用する『南相馬鹿島SA』で給油出来ません。
 従って『磐越道・阿武隈高原SA』を給油地として走り出しました。


 燃料警告灯を光らせながら到着すると! なんとSSは営業終了!
 SAのSSは24時間営業じゃ無いの? これは計算外、しかも次の給油可能SAまではまだ80Km以上もあります。
 EZ-9用の予備燃料を8L積んでいるのでギリギリ可能な距離だけど、安全策を取りました。
 ここは次の『田村スマートIC』から下道を戻った『船引三春IC』すぐのSSです。
 40Kmも余計に走行するハメになってしまいました。
 462Km走行して33Lの給油は14Km/Lの燃費でした。
 結構ガス欠寸前でしたね。 予備燃料をもっているので気楽でしたが。
 この時点で日付は変わって17日になっています。

 その後は3時間で237K走行して、午前3時過ぎに無事に帰宅となりました。
 
※ 走行距離 765.4Km 総走行距離 5301Km
 こうして23日間の2025年夏旅が終了しました。
 次のブログで旅の総括をしてみようと思います。
 【^_^)v
Posted at 2025/10/08 17:28:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2025年10月07日 イイね!

NO.1348 北海道ラスト2日は残念賞? 2025年夏旅21&22

NO.1348 北海道ラスト2日は残念賞? 2025年夏旅21&22 9月14日はこの旅にEZ-9号を連れて来た目的の重要項目を果たす日です。
 その後はあと一つだけハイドラチェックを逃していた北海道の道の駅を経由して車中泊地までの記録です。 しかし、天候不順によって撮影画像が少なくなっているのと、翌日15日もトピック/画像が少ないので纏めてみました。
 
 明け方には雨は止んだようです。


 朝7時ではまだ路面は半濡れ状態です。
 朝食とりながら動画でも見てもう少し様子を見ます。


 午前9時、そろそろ出発しないと後が苦しくなるのでスタート準備しはじめました。
 “EZ-9で北海道のオフロードを走る”の第二章を実行します。
 天気予報は晴れ、気温も丁度良い絶好の状況です。
 本格オフロードに備えてツールバッグとブーツで完全武装します。
 また長距離走にもなるので予備燃料も欠かせません!


 国道240号から右折して国道274号を走行し、道道1093号に左折すると!?
 なななんとっ、『鶴見峠』が通行止め! 
 今回のメインオフロードなのに...。 調べたら当日午前2時から通行止めでした。
 昨日から降り続いた雨のせいだな。
 仕方なく迂回路を検索すると? 何とまあ、50Kmも遠回りになります。
 まあ天気も良いし、舗装路ツーリングでも楽しみましょう。


 ぐ〜んと下がって今度はぐ〜んと上がる直線道路。
 正に北海道ツーリグの醍醐味です。


 な〜んて気楽に走り出して、弟子屈に向かっている途中でリザーブタンクに切り替えていると辺りは薄暗くなりだします。 やがてポツリポツリと雨が...。
 そして本降りになった時の94Km走行時にエンジンストップ。 最寄りのSSまでは約20Km。
 とりあえず背中の予備燃料1Lを給油して『弟子屈』のSSまで辿り着きました。


 満タンから113.3Km走行して2.8+予備1Lの給油なので29.8Km/Lの最低燃費を記録しています。 ずうっと登り坂だったからの悪燃費でしょう。


 『道の駅・摩周温泉』への3回目の立ち寄りはバイクになりました。
 雨はドシャブリで、他のライダーは皆さんここでレインウエアを身につけています。 僕は持っていません。 


 晴れていたら最高の国道241号をブルブルと寒さに震えながら阿寒に向かいました。 夏用のメッシュジャケットが濡れるとスースーし、より一層寒さが倍化しちゃいます。
 途中の峠道では乗用車の群れとコンボイ走行しましたが、速度を合わせる都合で濡れた路面でのブロックタイヤのグリップ力に不安が有って怖かった!
 ここは国道240号とのT字交差点、右へ行くと次の目的林道へ向かいます。
 左はキャリイ号方面。
 無意識に左ウインカーをプッシュしています。
 この状況でこの旅一番の林道走行は楽しく無く、また危険なので致し方なし。
 それでもまだ50Km以上も凍えながらの走行です。


 午後1時過ぎに『道の駅・阿寒丹頂の里』へ戻って来ました。
 標高が下がると雨は降っておらず、気温も上昇してだいぶ楽な走行になりました。
 赤い線が本来走行予定だったルートでした。 随分と遠回りしたもんだ。


 本日のEZ-9の走行は169.7Kmになっています。
 これで北海道でのEZ-9号の走行予定は終了しました。
 最後が残念だったナ〜。 山の天気おそろしや!


 こっちはずうっと晴れだった? 温室の様なシェル内は天国のようでした。
 濡れた衣服を着替えてから車載の準備をしていると、人が集まって来ました。
 釧路から来たハーレー軍団に脅かされています。 (嘘)
 やはり珍種バイクは人を引きつける様です。(笑)
 僕と同じく阿寒湖で雨に降られてそうそうに下山してきたそうです。
 「鶴見峠に行けなくて残念だったね〜、あそこからの眺めは最高だよ」と、悔しい気持ちに拍車をかけられちゃいました。 いつかリベンジなるか?


 午後も2時過ぎなので道の駅施設の食堂はもう締まっています。
 ならばと、釧路の町まで我慢して走ってしまおう。
 『道の駅・阿寒丹頂の里 東駐車場』様、大変お世話になりました。
 施設から離れるとはいえ、広々としてトイレも近い便利な場所でした。


 午後3時少し前、『なごやか亭 釧路昭和店』で遅い昼食としました。


 活気の有る店内は、お昼もだいぶ過ぎているのに混雑しているぞ。
 今日は日曜日でした! 曜日の観念が無くなっていました。(笑)


 写真付のタブレットで注文します。
 こぼれ甘えびは18尾乗ってました。
 生くじらは珍しいですね。


 撮影のズルしてます。 (笑)
 余市産平目の昆布〆は美味しかったのでリピートしてます。
 ¥5687は食べ過ぎ? 寒さに打ち勝ったご褒美ですから。


 3回目になる『道の駅・しらぬか恋問館』に立ち寄って見ると?
 なんか閑散...。 つぶれた?


 そのすぐ先に今年の4月に新規オープンしていました。
 日曜日とも相まって駐車場に空きスペースが無い混雑状態です。
 路上に一時停止してパチリしたら即スタートしました。
 ここもハイドラチェックポイントは旧施設のままでした。


 ここ白糠の町で給油しています。
 435.8Km走行の31.5L給油は13.8Kmの燃費でした。
 恐らく前回のSSマンが満タンかなり手前で給油ストップしたらしい値です。 
 (すっ飛ばした割に燃費良かったから)


 途中でマップ上に気になるポイントが現れたので寄り道しています。
 映画“ハナミズキ”のロケ地でした。


 主人公の紗枝の家でした。
 15年以上経つとやはり廃れますね。 近くの『尺別駅』も廃止されていました。
 とても良い映画でしたね〜。 また見返してみよう。


 『オタフンベ海岸』は鉄道と並んで進む直線道路になります。
 ご覧の様に波しぶきを浴びながらの走行でした。


 これも中々経験できない事でしょう〜。 早めに洗車せねば!


 南西方向には『襟裳岬』がうっすらと見えています。
 ここからは一旦海を離れます。


 『道の駅・うらほろ』に立ち寄りました。
 非常に寂しい施設ですが、立ち寄る目的は?


 以前に立ち寄っていても何故かチェックされなかったリベンジです。
 これでハイドラ的に北海道の道の駅をコンプリートしました。
 129箇所になっていますが、まだ未登録が2つ(つきがた/ふるびら)有ります。
 

 『道の駅・忠類』でこの日の入浴と夕飯にしています。
 北海道をキャリイ号で5回旅行して3回も訪れるとはお気に入り?
 人気の道の駅なので混雑も覚悟の上ですが、この日はお風呂は空いていました。
 幻想的に照明された露天風呂と豊富な浴槽が印象的です。¥600


 そして毎回食する『十勝牛ヒレステーキ定食』¥2300
 あれ? ¥1500から値上げしてます。 
 ボリュームも少なくなった? ま、ご時世で仕方なし...。
 味/柔らかさは変わらずの美味さでした。


 大混雑の駐車場は遠慮して、すぐ先の『道の駅・コスモール大樹』で車中泊としました。
 今夜はEZ-9号には野宿してもらいましょう。 (昨夜は添い寝)

※ 走行距離 177.7Km 総走行距離 4251Km (EZ-9 169.7Km 計 868.7Km)
 最後の林道走行を断念しても、ハイドラ道の駅をコンプリート出来たので満足した1日となりました。

 翌日は北海道の最終日です。

 僕的に“北海道で一番退屈なライン”と言わせてしまうルート走行となります。
 地元の方にはスミマセン!
 『襟裳岬』を頂点とする逆三角をなぞる大樹から苫小牧へのルートです。


 早朝5時過ぎに目覚めたキャリイ&EZ-9号です。
 朝焼けの空が晴天を予想させます。
 朝食を済ませてからEZ-9号を車載して、7時に大樹の町をスタートしました。


 海岸道路脇には昆布漁の為に駐車している軽トラが凄い量です。
 電光掲示板にも表示される位ですから。 『日高昆布』が有名です。
 注意しながらすり抜けて約1時間で『襟裳岬』に到着しました。


 2021年の初回にも訪れていますが、その後の3回はスルーしています。
 何せどちら側からアクセスしても♪なにもない♪退屈なルートを走行する訳ですから。 そしてその距離も長大と言う...。
 走行済みのルートを記した地図を見ると、ここを下点とした日高山脈周辺だけスッポリとラインが抜けています。 せめてあと一本横にラインが欲しいです。


 で、ここに再訪した理由は? 初回時にはドローン損傷していて出来なかった空撮をする為でした。
 しかも本日は全くの無風状態です。 (これ本当に珍しいとか)
 灯台を目掛けて高度を上げて。 沖へと続く岩礁の先まで行ってみましょう。


 岩礁の先から振り返りショット。
 これで離陸した展望台から約二キロ有ります。
 カメラを下向きにしてもアザラシは確認できませんでした。


 高度を上げて岬の全景を撮影。
 これ、なかなか見られない風景だと思います。


 展望台を正面に見ながら戻らせて。


 岬の西側へ移動させています。
 長回しの一本撮りしたら静止画を5ショットして着陸です。
 これで4年前の遺恨が消えました。


 次の立ち寄り地『エンルム岬』までは40分で到着してます。
 「これ大丈夫?」と心配になる狭い道を上がって来ました。


 ジクザグの階段を上がって展望台へ向かいました。
 最近ではこれ位の階段なんてヘッチャラですよ。 (笑)


 展望台からは東に襟裳、西にはこれから向かう奇岩が見えていました。
 ここからドローンでも良いかも? ま、通り道なのでね。


 半島の付根がくびれてミニ函館の様な眺めです。
 見下ろすとキャリイ号の横に大きなキャンピングカーが来ています。

 
 北九州からのご夫婦旅行者さんでした。
 苫小牧に上陸して観光を始め、これから富良野方面へ向かうそうでした。
 「その辺でどこか知る人ぞ知る、隠れスポットがありますか?」との問いには「1年で1ヶ月しか走れないルートが有りますよ」とチョボチナイを紹介しておきました。 


 展望台から見たすぐそこの場所に来ています。


 ここから二か所の奇岩を空撮します。


 『ソビラ岩』が烏帽子に見える方向は逆光だったのでこの方向からのショットを載せます。


 『親子岩』は珍しい沖からのショットを撮っています。
 ん? 三つあるのだから親/子/孫では? (笑)


 俯瞰で見ると水面下のベースになっている岩が透けて見えました。


 3シーンの動画と6ショットの静止画を撮影して、北海道での空撮が全て終了しました。
 SDメモリーカード128GBを2枚分の容量をほぼ使い切りました。
 戻ってからの整理/編集が大変だ! 


 途中の信号停止で先ほどのキャンピングカーと横並び、右折して富良野方面へ向かうお二人に手を振ってお別れしました。 お返しにプップー頂きました。
 そして11時30分、『道の駅・みついし』に到着しています。
 少し早いけれど昼食としました。


 ここにも温泉が併設されています。
 食事後に北海道最後の入浴としましょう。


 そういえば今回は“豚丼”を食べなかったナ。
 それは無かったので近い?“十勝豚おろしポン酢定食”にしました。 ¥1000
 ごく普通の味でした。 (笑)


 が、その後に入った温泉が素晴らしかった。
 日中と言う事も有り、ガラス張りの浴室には陽光が一杯に降り注ぎ、薬湯の黄色が一面に反射しています。
 適温のサウナ/水風呂が快適で、露天風呂からは海を眺められます。
 外の整いチェアではうたた寝までしてしまう気持ち良さでした。¥550
 『みついし昆布温泉 蔵三』さん、苫小牧から逆回りする時には是非又立ち寄ります!
 食事と入浴で3時間も滞在しちゃいました。 これもユルユルスケジュールならではですね。
 

 『道の駅・サラブレッドロード新冠』に立ち寄り。


 ここも温泉併設された『道の駅・むかわ四季の館』にも立ち寄りました。
 流石にここでは入浴はしませんでしたが、もしチャンスが有れば利用したい。
 

 すると? 近寄ってくる人がいます。 もしや軽トラキャンに興味があるのかな? それは自意識過剰で「すみません、バッテリーが上がってしまって」との事でした。
 車中泊中にアクセサリーキーONで上げてしまったそう。
 エンジン掛かってニッコリの所沢ナンバーのステップワゴンさんでした。


 ここでは午後4時でも汗ばむ気温でした。
 珍しいソフトクリームを見つけたのでスイーツ休憩としました。
 ミックス¥450はチト高め? 普通の美味しさでした。 二日前に凄いの食べちゃってますからね。


 「あ〜あ、着いてしまった!」
 午後6時近く、『苫小牧東港』に到着です。
 西港と違ってちょっと寂しい感じがします。


 予約時のQRコードで乗船出来るのでターミナルには入らなくて済みます。
 が、見物がてらに入ってみました。(笑)


 既に入港している『ゆうかり』を撮影に向かいました。
 大きなフェリーが揃う“新日本海フェリー”でも一番の大きさの船です。
 18229tの200m長はデカイ! 僕史上最大です。


 船が大きければ乗船する車両も凄い数、 キャリイ号を探すのも一苦労しました。


 2フロアの車両甲板が満車です。
 軽い車両は上のフロアに案内されます。


 一晩ゆっくり寝たかったので個室を予約しています。
 『新日本海フェリー』は個室のコスパが良くて助かります。
 ハイシーズン以外は2人個室を1人利用でも貸切料金は取られません。
 +¥4800でホテル気分になれます。


 去年乗船した『ラベンダー』は同じステートBでも窓から景色が眺められましたが、この船だと部屋が舷側ではないので見えるのは壁だけです。


 そして『ラベンダー』には有ったトイレ/シャワーも共用利用になります。
 大浴場があるので気にしませんが。


 午後7時30分、出港しました。
 北海道、楽しい19日間をありがとう〜!


 混雑しそうだったのでデッキから食堂に直行しています。
 北海道最後の食事は『ジンギスカン定食』にしました。 ¥2200
 これがとんだハズレ! 作り置きで冷めていて、しかも肉が硬いときたもんだ。
 隣のテーブルのビーフカレーが羨ましかった...........。


 部屋へ戻る途中に売店でこの旅最後の御船印を購入しています。 ¥300
 この旅で合計7枚ゲットしました。


 22時までの大浴場に浸かりました。
 露天風呂無しでサウナはミストでした。
 古いから? 去年の『ラベンダー』より格下の感じがしました。
 客室/食堂/浴室共に。
 そして困ったのがパブリックスペースで宴会を始めたカプセルベッドの大人数グループ。 アルコールが入った大声は廊下を隔てた我部屋にも響いて来ます。
 入浴前から騒いでいたけれど、部屋へ戻る時はにスタッフさんが丁度“お願い”しているところでした。 まあ、旅の高揚感は判らないでもないけど...。

 こうして北海道最後の夜は色々な意味で残念賞が与えられました。

※ 走行距離 284.2Km 総走行距離 4536Km
 この日の夕方に本業顧客からの電話連絡が有り、都合合わせで1日早めに帰宅して準備する事に予定変更しました。
 まあ、北海道の予定は全てこなしているので本業を優先しましょう。
【^_^;】
Posted at 2025/10/08 09:30:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2025年10月06日 イイね!

NO.1347 再会/グルメ/湿原/ソフト/疾走 2025年夏旅20

NO.1347 再会/グルメ/湿原/ソフト/疾走 2025年夏旅20 9月13日でこの旅も20日目となりました。
 この日は朝に納沙布岬をEZ-9号で周遊してから昼食を取り、午後は有名なソフトクリームを食べてから砂浜をEZ-9号で走行/空撮。
 その後は降り出した雨もあって最終目的地まで一目散に駆け抜けた1日の記録です。

 この日から天候は崩れだし、根室/釧路地方は雨が降り出す予報なので予定のミッションが危しです!


 朝5時に目覚めたら夜露に濡れたEZ-9号をフキフキし、本土最東端に向かって走り出しす準備をしています。
 この公園ではゴミ処理が出来るのがありがたい。
 それで少し時間が経った8時にスタートして、立ち寄るお店の開店時間に合わせています。

 
 根室では多い霧/ガスが立ち込める中の走行で少し濡れながら『納沙布岬灯台』に到着しています。  


 これでEZ-9号が本土最北端と最東端で記念撮影出来た事になります。
 残りの二つはどうしましょ?


 車両侵入禁止の場所も押して行けるのが便利で良い写真が撮れます。
 「返せ北方領土」 


 最東端でモーターサイクルショーの開催? (笑)
 釧路/帯広のライダーさん達に質問責めにあっています。


 『四島のかけ橋』では祈りの火が領土返還の日まで灯され続けるそうです。


 資料館はまだ空いていませんでした。
 2年前にじっくりと見ているので良しとします。


 毎回立ち寄っているお店にお邪魔します。
 オジサン、僕が判るかな?


 さすがにバイク姿では判別不能? 「赤い箱の軽トラで2回来てますよ」で思い出してくれました。 店内には沢山の写真に混じってその時の写真も貼って有りました。
 “カニのふんどし丼”を注文すると、“花咲ガニの鉄砲汁”を内緒(他のお客に)でサービスしてくれました。¥1000
 カニの身がタップリで甘いタレが美味しかった!


 「今日はまた変わったバイクで来たね〜」ライダーズハウスも営んでいるので二輪車には興味が有ります。 「実物初めて見たよ〜」


 記念のツーショット。 
 「また来るから、お互い長生きしましょうね〜」オジサンは僕の二歳年上です。
 立ち去る僕が見えなくなるまで見送ってくれました。 ホッコリ!


 最東端SSでの給油も欠かせません。 
 今回は居なかった愛想のとても良い女性スタッフさん含め、とても親切なSSです。
 この手前にもSSがあり、間違ってそこで給油してしまったお客にも無給油なのに証明書をサービスしているとの事。 やさしいですね。


 それなので、たったの1Lしか入らないのに“最東端給油証明書”を貰えました。
 これで北/東の端でEZ-9号が給油に成功です。


 午前10時に戻って来ました。


 朝のお散歩ルート


 2時間で49.3Kmの走行でした。


 車載準備していると隣で車中泊していたセレナのご夫婦さんに話しかけられています。
 この旅で何回目になるのでしょう? 小さな箱にバイクを積むのが珍しいから?
 同じ埼玉からの旅行で、あと1週間北海道を旅するそうでした。


 午前11時の開店に合わせて又来店しています。 『喫茶どりあん』


 もう一つの名物料理、『オリエンタルライス』で昼食です。
 ドライカレーの上に柔らかいハラミ肉が乗っています。
 僕的には『エスカロップ』よりこちらの方が好みです。 ¥1350
 昨晩のドリングは『アイスティー』だったのでこの時は『アイスレモンティー』にしました。


 アメリカンな内装店内で女性スタッフさんと会話しています。
 やはり観光客さんの殆どが『エスカロップ』をオーダーするそうです。
 さて、午前中を根室で費やしているので急がねば!


 『フレシマ湿原』に立ち寄っています。
 国道を外れて2Km位の場所で、時間が止まった別世界に踏み入れた気がします。


 野生生物保護区になっていて、丹頂鶴やオジロワシが繁殖してるそうです。


 その先は海岸手前で通行止め。


 歩いて見ると、ここにも『白い道』が。
 ここの貝殻は本家ほど砕かれていません。


 謎の建物が在ったけれど、なんだったのだろう? 依然不明です。


 少し海側にはこんなものも。
 波の音しか聞こえない異世界感が溢れる不思議な空間でした。


 『浜中駅』をチェックして


 次の『茶内駅』に到着しています。
 

 作者がここ出身です。
 ルパンも農作業する?


 相変わらずお綺麗で。


 五右衛門は居酒屋に居ましたが、銭形は見つかりません。


 『コープはまなか』
 ここを経由した目的は“ハーゲンダッツの故郷”だからです。


 北海道1? すると日本1? のソフトクリームを食べる為です。
 なんとも濃厚な牛乳の味に驚きました。¥400
 クチコミ4.3に偽りなし!


 海に出て来ています。
 ここは『なぎさドライブウェイ』の北側起点です。
 EZ-9号の走行動画を空撮しましょう。
 何とかお天気はもってくれています。


 浜に向かって走り出すと砂が深い!
 この時点で2駆の四輪車はスタック確実です。
 オフバイクのEZ-9でも足を付きながら進みました。


 波打ち際は固く締まった砂で走行は楽ちんです。 ここまで来れれば四輪も可。
 沢山の鳥が驚いて舞い立っている中を終点目掛けて爆走します。 
 ドロ君ついてこいよ!


 洗濯板路面ではスタンディングでの走行でした。
 時速は40キロ位。


 南側の終点まで走って来ました。
 ここでUターン。


 戻りは前方視点で撮影しています。
 あまり波打ち際を責めすぎると塩害が心配です。


 立ち止まって静止画も撮っておかねば。


 そろそろキャリイ号に戻りましょう。


 その前にちょっと砂と戯れて。 カウンターの練習してます。


 車載する前にはよ〜く砂を払い落としてね。


 走行距離は片道2Kmで往復4Kmと少しでした。


 空撮後は『北太平洋シーサイドライン』もEZ-9で走行したかったけれど、ポツポツと雨が降り出して来たので断念。 
 キャリイ号で快走路を楽しみながら『道の駅・ 厚岸グルメパーク』までやって来ました。
 ここは四年前にyoutubeの動画された場所です。  懐かしい!


 本降りになってしまった雨の中、釧路の町を通過してから北上して海を離れ『道の駅・阿寒丹頂の里』に到着したのが午後6時半。
 ここもお風呂と食堂が在る便利な場所です。
 そして明日のイベントには最適な場所なのですが...。
 このまま雨だと...。 正に運を天に任せます。
 ここは人気が有り駐車場は完全なる満車状態で、RVパークも満車のようでした。
 キャリイ号は道を挟んだ反対側の駐車場に止めています。
 こちらはガラガラ。


 距離が有って濡れるので傘を差して施設に向かいました。
 ここのお風呂は露天風呂が無い事以外はとても素晴らしい。 ¥560
 宿泊客?車中泊客?で満席近いレストランでもお一人様はなんなく着席。
 お勧め料理をオーダーしました。


 『阿寒鹿肉もみじ焼肉丼』¥1640
 エゾシカ肉はとても柔らかくて美味しかった! 当たりです。

 雨降りなので子機はそのままの添い寝としました。
 明日の天候回復を祈って午後11時には就寝です。

※ 走行距離 230Km 総走行距離 4074Km (EZ-9 53.3Km 計 699Km)
 “浜中なぎさドライブウェー”は空撮成功して“北太平洋シーサイドライン” のEZ-9走行はダメ。 と子機的には1勝1敗の1日となりました。
 それでも根室名物を食べられ、最東端のおじさんとも再会できたので満足です。
【^_^】
Posted at 2025/10/07 12:46:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2025年10月06日 イイね!

NO.1346 最北端から最東端へ 2025年夏旅18&19

NO.1346 最北端から最東端へ 2025年夏旅18&19 9月11日は朝一番で重要な空撮をし、その後は只ひたすらにオホーツク沿岸を走行する400Km超の移動が主な予定でしたが...。
 アクシデントで遅れてしまい遥か手前までしか移動出来ていません。
 そんな訳でトピックも写真も少ないので翌12日分と合成します。 なので長文大作です。


 11日朝6時の『道の駅・わっかない』の隣の駐車場は曇り空。
 予報通りに今にも雨が降り出しそうです。


 この日はこの地図より遥か先の『知床』を目指したのですが、優先すべき空撮が遅れてしまって120Km以上の手前までしか移動出来ませんでした。
 

 お約束の『稚内港北防波堤ドーム』で撮影している頃は「ひょっとすると?」
 なんて甘く考えていましたが...。


 また来てしまった『道の駅・さるふつ公園』に到着する手前の宗谷丘陵あたりから雨が本降りになっていました。
 午前8時前に到着しても一向に雨は止まず、3時間以上もシェル内で待機しています。 何故そこまでして晴れを待つのでしょう?
 『エサヌカ線』でEZ-9号の走行動画を空撮する為なのです。
 午前11時過ぎるとようやく雨が上がり、外に出てみます。


 すると隣に駐車している軽キャンオーナーさんから話しかけられました。
 札幌在住で釣りをしながらの旅行中との事。
 同じ軽自動車なので興味があったらしいです。 (あちらの車は普通車登録ですが)
バイクよりもシェルが自作の方に驚いていました。


 さあ、路面が乾いて来たので3時間遅れで予定を遂行します。
 『エサヌカ線』を走行し出してすぐのクランクの場所でEZ-9号を降ろします。


 あとからあとからバイクがやって来ます。
 邪魔にならないタイミングで追跡撮影を開始しました。


 と言っても、すぐに後続バイクは来てしまう訳で。
 有名なスポットなので無理も無いでしょう。


 遥かに続く直線16Km、途中で静止画も撮っておきます。


 ♪どこま〜でも行こう〜、道はきびしくとも〜♪


 ♪口笛を吹きながら、走って行こう♪


 終点まで行って戻ります。
 すれ違うライダーとの挨拶が忙しい! それが楽しいのだ!


 お爺さんがはしゃいでいます。 (笑)


 さてもう1往復したら戻りましょう。
 3往復もする人いないかも? (笑)


 車載前に海岸沿いのオフロードも走ってみましたが、釣り人が大勢居たので邪魔を気にして撤退しています。


 これにて空撮が終了、3時間以上も遅れてしまった予定をどこまで挽回できるか? 


 セコマで買ったお昼ご飯を『道の駅・北オホーツクはまとんべつ』でパクつき。


 『道の駅・マリーンアイランド岡島』でハイドラチェックしています。
 ここは3回目ですが、今まで何故かチェックされていませんでした。
 どうやら広い駐車場なのが災いして、施設のすぐ近くじゃないとダメらしい。


 『道の駅・おうむ』はホタテ型の展望台。
 下から見上げてタッチ&ゴー。


 『オホーツクスカイタワー』は上がる時間を惜しみ。


 『道の駅・オホーツク紋別』と『カニ爪のオブジェ』をパッと見て。


  『道の駅・かみゆうべつ温泉 チューリップの湯』に到着する頃には時刻は午後6時半を過ぎていました。
 もうここらが潮時です。 入浴/食事/車中泊とお世話になる事にしました。


 お風呂併設の道の駅で食事まで出来る僕のお気に入りの施設です。
 人気なので駐車場には車中泊車がほぼ満車状態でした。


 気持ちの良いお風呂から上がり、食堂で晩御飯にしました。
 限定のホタテ丼とお蕎麦で¥1300+600。 猿払のホタテより美味しかったのは何故?

※ こうして空撮を優先してからは韋駄天走りの1日となりました。
 結果、120Km以上も予定より手前で終了しています。
 走行距離 287.5Km 総走行距離 3497Km (EZ-9 25.8Km 計 608Km) 


 9月12日は予定を変更して本日の目的地に着く事を最優先し、本来行くはずだった知床方面はカットしました。 さすがに120Km以上の遅れは取り戻せません。
 兎に角本日中に『根室』に到着しないと残りのスケジュールが厳しくなります。
 (赤ラインは走行カット)


 午前5時30分、早起きしたらEZ-9号でお散歩に出かけます。
 戻って来たら朝食を済ませ、午前8時にはスタートしましょう。


 まだ9月の半ばだと言うのに、北海道の朝は寒い位の気温でした。
 薄手のウインドブレーカーは役に立たない程です。
 到着したのは『遠軽』の“瞰望岩”、ここは前から気になっていた場所です。
 片道17Km20分ならお散歩には丁度良い距離でしょう。
 どうしてこうなった?って地形ですね。


 ふもとにはラッセル車が展示されていました。
 『雪カキ車キ100型』で自力では動かなく、機関車に押してもらった様です。


 岩の上には裏側からアクセス出来ました。
 ここからは徒歩で坂を登ります。


 おー、町が一望に出来ます。 標高161m。
 

 柵や手摺等は有りません!
 しかし出来るだけ先へ行きたくなるのは怖い物見たさ?


 これ以上は危険です。 体の一部がキュンとしました。 (笑)
 さて時刻は午前6時半過ぎ、そろそろ戻りましょう。


 気温も上がって来て気分も爽快に走行していると!?
 プスンプスンとEZ-9号がガス欠症状になりました。
 燃料コックをリザーブにしようとすると...なんと、既にリザーブではないかっ!
 完全に空タンクです。 どうする、どうする? 押して歩くにしてもキャリイ号まであと7Kmも有る。 戻ったSSまでも同じくらいの距離。
 歩いて戻ってキャリイ号で回収に来るか? 
 ふと道の先を見るとバス停が在ります。
 時刻表を見るとバスがあと3分でやって来るではないか!
 急いでヘルメットを脱ぎ、邪魔にならない場所にEZ-9を移動しています。


 なんと45年振りに乗合バスに乗車する事になりました。
 乗り方すら判らずにモタモタしています。 (笑)
 乗客は僕一人。 運転手さんと会話しながら湧別の町へと向かいます。
 「実はガス欠しちゃって」「あれ原付じゃ無いの? ホンダだね」
 停車寸前の数秒で黄色ナンバーとメーカーまで認識しちゃう運転手さんは凄い!


 当然降りるべきバス停名は知らない訳で、「あの道の駅に近い停車場はどこですか?」
 「中湧別TOMで、折り返しのバスが5分位で来るよ」とアドバイス貰いました。
 ¥370支払って下車したら走って(2分)キャリイ号のアンダーBOXから携行ボトルを取り出し、また走って戻ると丁度戻り方向のバスが到着するところでした。
 ん? さっきのバス会社じゃ無い!
 運転手さん、他社の時刻表も判ってるんですね。


 戻りのバスは通勤通学の乗客で一杯でした。
 変なお爺がヘルメット抱えて乗って来たゾ。 (笑)
 慌てていたので乗った(降りる)停車場名は覚えいません。
 風景の記憶を頼りに一か八かで後車ボタンをプッシュしています。
 

 勘は的中してドンピシャの停留所でした。 ¥370
 「お待たせ〜」1Lを給油して戻りましょう。


  キャリイ号の元に到着寸前にSSで給油しています。


 朝のお散歩距離は37.5Km。 んんん? 宗谷で給油してから63.3Kmしか走行していないのにガス欠したの?  宗谷SSのお姉さんはだいぶ満タン手前でストップしたんだな。
 まあ、そもそも燃料コックの確認ミスした僕が悪いのだけれど。
 リザーブに切り替える場面だったら、ちょっと戻った場所のSSで給油出来たのだから。
 後々思い出せば、これも北海道旅行の印象的な出来事となるのでしょうね。


 すったもんだしたせいで、3時間の朝散歩になっています。
 本来早めにスタートしないとならない日だったのに。
 でも北海道でガス欠して1時間の遅れならラッキーと言うべきか。
 止まった場所にバス停が有り、すぐにバスが来て、降りたバス停は車のすぐ近く、折り返しのバスもすぐに来る、と言う幸運の重なりに感謝せねば!
 午前9時少しまえに『道の駅・かみゆうべつ温泉 チューリップの湯』をスタートしました。


 知床ルートをショートカットしても、さらに1時間以上の遅れを取り戻さねばなりません。
 『道の駅・愛ランド湧別』と


 『道の駅・サロマ湖』は既に2回訪問済みなので小休止のみしています。


 しかしここ『能取岬』は空撮の予定をしているので外せません。
 国道を外れて網走公園線から左折すると、パッと視界が開け雄大な景色の中に牧場を横に見ながら到着します。


 駐車場脇にはこの地でロケされた映画の標識が4つ並んでいました。
 知っていたのは“南極料理人”だけでしたが。


 ベンチに腰掛けて空撮の準備をしています。
 先に見えるのは『能取岬灯台』


 高度100mからの眺めで海岸線は切り立った崖なのが判りました。
 

 全国各地の灯台の空撮はもう何箇所になるのだろう?
 こんどカウントしてみよう。


 『道の駅・流氷街道網走』には午前11時過ぎに到着しています。
 ここは2021年の初回北海道旅で車中泊した場所です。
 あれから4年か...。


 2F食堂でちょっと早めの昼食にしました。
 朝のトラブルで朝食抜きですから。
 昨日大きなカニ爪を見たから?海鮮丼¥2750と迷ったけれど、『かに飯』¥1100はコスパ良し!  カニ身がたっぷり(冷凍でしょうが)でした。


 網走と言えば“健さん”ですね。
 当時の台本等の展示が有りました。


 こちらの映画では、僕が参拝したあの危険な神社に主役二人が登っています。
 

 『道の駅・葉菜野花(はなやか)小清水』ではデザート休憩しています。


 小倉ソフトクリーム¥410 旨い!


 斜里町のホクレンセルフSSで給油がてらにライダーフラッグを入手しようとしたら? ここでは既に持っている青色でした。
 そこで検索すると残りの色のフラッグ圏で一番近いホクレンSSまではまだ50Km以上もあったので、ここでは10Lの給油で済ませています。


 斜里から標津へ向かう国道244号は『根北峠』までは厳しく曲がりくねった上り坂で、そこからは緩いコーナーをハイスピードで駆け下る快走路です。
 2年前も走行していて判ってはいましたが、ここでの地元ドライバーの速度感覚は狂っているのか? 恐ろしいスピードで迫って来ます。
 軽く3桁は超えた速度で爆走しています。 (何で判るの?笑)
 勾配が終わって平坦路になると『標津町メロディーロード』を通過しました。
 ここで聞こえる“知床旅情”はとても短くてすぐに終わってしまいます。


 少し寄り道になる『標津川北』のホクレンSSにて給油及びフラッグ入手しています。 521Km走行の25+10Lは14.9Km/Lの燃費でした。
 2日間のハイペース走行にしては好燃費です。


 これで黄(札幌)赤(深川)青(羽幌)にここで緑と四色全てが揃い、このミッションは完了です。
 ただこれをはためかせて走るにはEZ-9にはそれを指す荷物が無い...。


 過去2回訪れている『野付半島』はパスし、『道の駅・おだいとう』で小休止しています。
 ここで行くはずだった半島を眺めて我慢しておきましょう。


 その代わりに走古丹 先端部で空撮します。
 国道を離れるとすぐに道は未舗装になり、砂埃を巻き上げながら突き当たりで停車しています。


 いかにも僕が行きたがりそうな場所です。
 過去2回は何故スルーしていたのだろう?


 では早速ドロ君に飛び立ってもらいましょう。
 

 高度を上げながらバック飛行して撮影。
 一番手前の先っちょで操縦しています。
 これが先端部です。
 事前情報の口コミではスタック怖さに途中から歩いた例を見ましたが、2駆の軽トラでも楽勝のジャリ道です。 (季節/天候にもよるでしょうが)


 こっは向かい合う方の先端部。 間隔は距離にして1Km位でした。
 こちら側は車両ではアクセス出来ません。


 帰還寸前にお爺をパチリ。 ここで熊が来たら逃げ場はありません!
 僕史上、最も最果て感のある場所でした。


 『道の駅・スワン44ねむろ』はスルーしてやって来ました『根室車石』です。
 ここも未訪問の場所。 灯台まで降りて行きます。


 灯台からは遊歩道で波打ち際近辺まで降りて行きます。


 それがどこか判らずに振り返って見上げるとこれだな。
 見事に柱状節理が丸い球状になっていました。
 この様に放射状になってるのは日本でここだけとか。


 ここでもドロ君に飛んで貰いました。
 西日で露出調整が難しい場面です。
 『花咲岬』の先に太陽が沈もうとしています。


 高度140mからの岬の全景です。
 光と影の境界線になる尾根上には遊歩道。


 西日の順光方向からの『花咲岬』
 とても綺麗でした。
 沖に見えているのは『モユルリ島/ユルリ島』です。


 さあ日も暮れて時刻は午後6時、夕食はここにしています。
 根室市街地の『どりあん』です。 僕にしては珍しいタイプのお店に入店。


 レトロチックな店内には古めのアメリカンミュージックがBGMです。


 前回の根室での食事は『根室はなまる』の本店でお寿司にしています。
 しかしもう一つ外せない名物が有りました。
 “エスカロップ”です。 バターライスの上に薄いポークカツが乗った物です。
 ここは元祖の味を受け継ぐ正統派のお店として有名。 ¥1200
 実は胸焼けし易い僕は積極的に揚げ物をオーダーする事は少ないのですが、このカツはそんな事は無く美味しく頂けました。
 出来れば大盛りにしたかった位だけど、それは現在受け付けていない様でした。
 後から入店してくる旅行者さんらしき人達は殆どがこれ目当て?
 

 食後は僕調べでは根室で唯一の日帰り入浴施設『みなと湯』に来ています。
 前回はとっても混雑していて、あまりリラックス出来なかった記憶が有りました。 が、今回はガラガラに空いていてゆったりと浸かれました。
 ケロリンの桶が懐かしの銭湯感を醸し出しています。 ¥500
 さっぱりした後、前回同様に『明治記念公園』駐車場へ向かいましたが、第一駐車場は車中泊車で満車!
 第二駐車場の方は数台しか泊まっていなかったので、そちらでEZ-9号を降ろして就寝しました。

※ 走行距離 346.5Km 総走行距離 3844Km (EZ-9 37.5Km 計 645.5Km)
 こうして知床と野付半島をカットして、この日本来の目的地に到着しています。
 前日は日本最北端にいたのにもう最東端まで来ちゃいました。
 【^_^】
Posted at 2025/10/06 11:23:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

プロフィール

「NO.1350 2025年夏旅まとめ http://cvw.jp/b/207897/48700957/
何シテル?   10/09 11:45
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/04 15:06:04

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