NO.559　また増えました。　思い出の1台

　そろそろ倦怠期に入ってきたGT5(ゲーム)ですが、また違った楽しみ方をしています。
　1000台を越える収録車種、しかも幅広い年代に渡っているので僕が所有したり深く関わった車も手に入れる事ができます。
　「歴代の愛車がもしあのサーキットを走ったとしたら？」をバーチャルで体験することが出来、これはこれでこのゲームの楽しみ方の一つだと思います。
　今の所【いすゞ117クーペ'68】【スカイラインHT・GTR'70】【ホンダS600'64】【ホンダフィット'01】を入手済み、まだまだ欲しい思い出の車があるので毎日中古ディーラー通いしています。(笑)
　その辺はまた後日にでも。

　そして今日また1台思い出の車が増えました。
　もう皆さん御存知だとおもいますが、“Tテスター号”が第二の人(車)生を歩みだした事です。
　自分の愛車以外ではこれまでに無い程にその改造・ドレスアッブに携わった車で、それに伴って僕自身も大変勉強させてもらっただけに留まらず、長距離遠征時にはその半分程を運転すると言う貴重な体験もさせてもらったハイエースです。　(また決してcw号にはすることが出来ない改造も・・・)

　その『地を這う様な激低車高』を視覚的にインプットした脳には理解出来ない程良い乗り心地。
　重いDエンジン搭載とは思えない位の『クイックなハンドリング』とコーナリング時(特に高速)のスタビリティーは運転した事の無い人には想像出来ない領域に達していました。
　この辺が只車高を下げただけの車とは大違いで、それは暇さえ有れば仕様変更やセッティングを繰り返し、『3ヶ月同じ状態が無い』ほどの研究と努力の賜物だったのではないでしょうか？　
　また僕の古くからの友達(車関係が本業)からは「あそこまでジオメトリーを狂わせた車がちゃんと走るの？」と聞かれ、僕に「それが驚いた事に普通に走るよ(笑)」と答えさせてしまった不思議なクルマでもあります。

　そんな思い入れの有る車のラストランに伴走する事になり、途中で合流した“きよMAN”さんと一緒に目的地に向うその道すがら、何故かゆっくりと首都高速を走る“Tテスター号”はきっと愛車の感触を深く心に刻んでいたのでしょう。　　

　※　そして「必ず復活する」(本人談)を実現するためにも頑張ってくれる事と信じて疑いません。
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○画像　夕闇迫る首都高速を噛み締める様に走る“Tテスター号”と後から見守る“きよMAN号”をcw号から撮影。