
9月12日は新潟港に上陸し、そこから“佐渡島”へ渡ります。
今回は夏旅で初めて北海道から直接戻る事はせずに追加観光までする予定を組みました。
これで毎回味わう帰路の寂しさを解消してしまうつもりです。
もう日本列島の外形は走り尽くしているので、今春の奄美/沖縄に続いて離島をウロウロし始めています。

9月12日朝5時30分、客室窓から日の出を見ています。
現在“らべんだあ”丸は酒田の沖合を航行中です。
うっすらと“飛島”の島陰が見えています。

朝風呂でスッキリと目覚めたら、7時30分にレストランで朝食とっています。
この量の“洋風プレートセット”¥1200は高く無いか?

新潟港接岸30分前には荷物をまとめて部屋を出てデッキに向かいます。
ルームNO.438、一晩お世話になりました。

曇り空の新潟港が見えて来ました。
車両デッキへの案内アナウンスがされたのでcw号に戻りましょう。

接岸から15分位待たされてからの下船でした。
“ラベンダー”と記念撮影パチリ。
船首が垂直な特徴的な外観ですね。
それにしてもデッカイ船でした。
エアコンONの運転席から降りた瞬間、蒸し暑さに驚きました。
「やっぱり北海道は涼しかったんだな」

港近くのコンビニで佐渡で行う『飛行申請/承認書』をネットプリントしています。
今回は3ヶ所分です。

“新日本海フェリー新潟ターミナル”から“佐渡汽船新潟ターミナル”への途中にある“朱鷺メッセ”に立ち寄りました。

有料駐車場(1時間以内無料)から連絡通路を使用するとビルの2階に入るので、一旦1階まで降りています。

31F最上階の展望室までは直通エレベーターで上がれるので140mまで一気に上昇しました。

展望室には僕一人でガラ〜ンとしています。

新潟市街地を一望に出来ました。
西向きでは佐渡まで見えるそうですが、この日は曇りがちだったので見えませんが。

展望カフェでコーヒー飲みながら休憩しています。
コーヒー1杯¥600は展望台が無料だから? (笑)
遠方に“アルビレックス新潟”の本拠地“デンカビッグスワンスタジアム”の白い屋根が見えました。

先ほど下船した“らべんだあ”が見えています。
現在午前11時なので、あと1時間で小樽に向けて出港します。
およそ3時間の停泊でとんぼ返りする訳ですね。

そのすぐ手前にはこれから乗船する佐渡汽船のターミナルビルが見えています。
そろそろ出港時刻の1時間前になるので向かいましょう。
駐車料金は1時間以内だったので無料でした。

乗船待機の列に駐車して予約票を持って発券機へと向かいます。
船内食堂より良いかな?と思い、ターミナルビルへ行ってみます。

2F窓口フロアに有ったお店で昼食する事にしました。
冷房設備が無い?とてもムシムシするフロアです。

券売機のボタンを押し間違え、あおさ蕎麦の(温)を注文しちゃいました。
この蒸し暑さなら(冷)ですよね・・・。 ¥800

乗り込んだ“おけさ丸”は船尾真後ろから乗船するタイプでした。
船体が小さいから、車両デッキへは勾配スロープ無しです。
この駐車位置でほとんど船首部分です。

狭い割には豪華な客室ロビーです。
まだ徒歩客は乗船前なのでガラガラです。

後部デッキに出てみると、手すりには鳥さんが休憩中でした。
調べたら“ミツユビカモメ”だそうです。
この他に多数の海鳥が周りを飛び交っています。
そして驚くことに乗客のエサ(えびせん)につられて佐渡まで追従した鳥がかなりの数いました。
よく考えているのか、時折船に下りて休憩していました。
帰り船にまた追従して新潟港へ戻るのでしょう。

出港は離岸後にスラスター作動で180度ターンしました。
“朱鷺メッセ”にサヨウナラ〜。

船の概要を見ると、全長134mで5862tなので“らべんだあ”の1/2以下のトン数の小さな船です。
搭載車両数が大型32台/乗用車48台に対して先ほどの“らべんだあ”は大型150台/乗用車22台だったので、小樽航路が物流を重視している事が判ります。
まあ、渡る島(北海道をそう呼べるなら)の面積が段違いですからね。

御船印¥300を入手しました。
手書き風の文字で、日付も大きく鮮明です。
御船印は佐渡汽船の勝ちですね。
よく見ると「こしひかり紙を使用しています」と書かれています。
お米から紙? 知らなかった、さすがは新潟です。

2時間30分の乗船時間なのでパブリックスペースで過ごしていると佐渡の両津港が見えて来ました。
その間に気がつきました、食事は量/質共に船内レストランの方が良かったかも?

午後3時15分に“両津港”に上陸しています。
“おけさ丸”お世話になりましたショットです。

港横の島に1ヶ所しかない『道の駅・あいぽーと佐渡』へ立ち寄っておかないと。
まあ、ここは島に滞在中は数回通過する予定ですが。

午後3時過ぎからなので本日はそれ程観光は出来ません。
それでも島の反対側へ向かうのに遠回りしてみました。
「たいした事ないだろう」と舐めてかかった“大佐渡スカイライン”は予想外の難コースでした。
この“白雲台”までは登り始めから道幅狭く、また荒れた路面の勾配もかなりきつかったです。
cwキャリイ号はしばしば2速全開走行を強いられた程です。

この頃になると天候は回復し、遠くに先ほど下船した“両津港”まで見渡せています。

北側には佐渡最高峰“金北山”1172mが見え、手前には“妙見山”の山頂に自衛隊の『ガメラレーダー』も見えました。(画像では屋根の陰)

その先1Km程でスカイライン最高地点942mを通過します。
国道の起点から10Kmでここまで上がるのだから勾配がきつい訳だ。
今後重いKキャンカーでここを目指す人は覚悟が必要でしょう。
(エンジンが可哀想)
現在流れて来た雲に包まれています。

だいぶ標高を下げて“佐渡金山”までやってきました。
途中に“大佐渡スカイライン展望台”なる場所が在って停車してみましたが、手入れしていない?草木が邪魔で眺めは“白雲台”ほど良くなかったです。
金山は後日訪れるのでこの時はトイレ休憩のみです。

島の西側の海沿い“相川”で給油しています。
449.7Km走行して30.4Lの給油は14.8Km/Lの燃費でした。
んんん? 2速全開走行が多かった割には予想外に燃費が良いゾ!
きっとSSマンが満タン手前で給油停止したな・・・。
これセルフSS以外では良く有る事です。

一山越えた“佐和田”の海岸駐車場を今夜の宿泊地に決めました。
トイレが綺麗で地面がフラットなのが決めてです。

こんな『日時計』が設置されていました。
撮影時刻の午後5時を指しています。

5分程山に上がったここが本日のお風呂になります。
『ビューさわた』は温泉では無く、ゴミ焼却場の熱を利用した沸かし湯でした。
ちゃんとサウナも水風呂も有るけれど露天風呂が無いのが減点の¥500でした。
しかも水風呂がぬるい! 温度計は無かったので勘では20度位だったと思います。 全然スッキリせずで残念。

町まで下りてここ“廻転寿司 佐渡弁慶 佐渡本店”で夕食とします。
そう言えば今回北海道ではお寿司少なめだったな・・・。
大混雑でお一人様でも30分も待たされちゃいました。

貝類から白身へとすすみ。

のどぐろからハマチとカンパチが2回戦目。

エビ汁と茶碗蒸しをサイドメニューにし。

3回戦はマグロ中トロとカッパ巻きに忘れた1皿までで満腹となりました。
計¥3135でした。
ボリュームは普通だれど味は新鮮で合格でしょう、混雑の訳が判明しました。
その後は“佐和田海水浴場P”に戻って就寝です。
入ったシェル内は昼間の熱気が冷めやらず・・・。
快眠できるのだろうか心配です。
○ 走行距離61.1Km 総走行距離3681Km
立ち寄り道の駅 あいぽーと佐渡
※ 夏旅の追加観光が始まりました。
沖縄本島に次ぐ面積の島です、予定の日程で周りきれるか!?
【^_^】