
4月1日は旅の4日目。 お天気は午前中は曇りで午後から晴れの予報。
折角の絶景ポイントでは晴れてほしいのだけど...。
島の北側をぐるっと回って中央部を横断し、前日と同じお風呂から福江町までもどって夕食して就寝までの142Km走行の記録です。
途中にアクシデントがあり、予定より30Kmも余計に走るハメになっています。

荒川漁港Pを朝9時にスタート。
やはりの曇り空、遅めのスタートにして天候回復への期待を持ちます。

約10分走行して第一チェックポイントに到着。

“高浜海水浴場”は日本一綺麗なビーチとも言われているそうな。

歩いてみましたが、確かに晴れていればそうなのかも? と残念でした。

その先のトンネル手前を左に外れて高台に上がります。
ギリギリの駐車スペースに止めて。

“魚藍観音”にご挨拶。
観音様にしては珍しい等身ですね。

ドロ君が上昇がてらにパチリ。
しまった! こんな曇り空なのにNDフィルターを付けたままだ。

高浜ビーチも上空からなら? も微妙... 。

低空から俯瞰の図ならまあまあかな。
透明度は判ります。

この時は砂浜より岩礁の方が写りが良かったです。

三井楽半島の北端へやって来ました。
ここ、残念ながら福江島の最北端ではないのです。
そちらはかなりの難所なので今回は行きません。 ここは北西端かな。
ここまでですら海沿いルートを選んだばっかりに、狭い道を枝でシェル側面を擦られながらの走行を強いられましたから。

『辞本涯』とは「日本の最果ての地を去る」という意味で、ここが遣唐使船の最後の寄港地だったそうです。

誰? 空海さんかな?

すぐ目の前に“五島柏埼灯台”が在ります。
この時は(いつも?)物凄い強風が吹いていて、このロケーションならお約束のドロ君の出番は有りませんでした。
当時の手漕ぎ/帆掛け船では有効だったり危険だったり?

“カトリック三井楽教会”に立ち寄りました。
「みついらく」だと思っていたら「みみらく」と読むそうです。

正面壁のモザイクタイルの壁画が特徴的。
建物的にも他の教会とは趣に違いが有ります。

10分程走行すれば“道の駅・遣唐使ふるさと館”に到着します。
この福江島と言うか、五島列島で唯一の道の駅。
道の駅スタンプコレクター泣かせの施設ですね。

バラモン凧と五郎さんがお出迎え。
そう言えば各所で五郎さんを見かけました。
映画(僕も観た)の宣伝効果が期待されますね。

遣唐使に関する展示が充実しています。
ジオラマ一つ一つで万葉集の和歌が語られる展示を一覧しました。
日曜日のランチタイム限定で『ふるさとバイキング』が食べられるそうですが、この日は平日だったのでスルーです。

次は“城岳展望台(福江島)”に登って来ました。 (城岳展望台は他の島にも有り)
国道384号から外れたかなりの急坂/段差有りを頑張りました。

覚悟していた展望台への登りはほんの少しで楽勝でした。

案内表示を見て

同じ画角でパチリ。
あの狭い航路で船出したんですね。
依然曇り空です。

一旦国道まで降り、今度は海沿いへ向かいます。
“魚津ケ崎公園”にはキャンプ場もあり、とても眺めの良い場所です。

ここではドロ君が登場する予定だったのですが...。

これまでの数年間、路面段差ショックに痛め続けられていたタブレットホルダーが骨折してしまいました。
まだ旅も序盤なのに、これではこの先のナビゲーションに支障をきたします。
それが気になって空撮どころの心境になれませんでした。

予定を変更して約15Km走行して福江の町まで戻ります。
昨日の走行で目にしていた“ダイソー”が目標です。
“五島シティーモール”に午後12時に到着。

応急処置に使えそうな物を数点購入しています。
これで何とかせねば!

下側は両面テープで固定したフックの爪を曲げ直してスポンジを挟みながらタブレットの重みを受けます。

上側は曲げた爪にスポンジクッションをテープ止めします。

常備品のミニペンチが役に立ちました。

裏になるCD入れ替えのためには一旦どかさないとなりません。
手持ちのゴムバンドで上フックに引っ掛けて取り外しを容易にしています。
これでなんとかこの後の旅も続けられるでしょう。 ホッ!

買い物/作業で1時間経てばもう午後1時になります。
折角ここまで来たのなら、と昨日早朝に訪れた“鬼岳”にまたやって来ました。
実はショッピングモール近くに有名店が在るのですが、この日は丁度定休日。
ならばと、次いで評価が良いこのお店まで足を伸ばしました。

やはり欠かせないのが“五島うどん”です。
色々在る中で今回は“地獄炊きセット”にしました。 ¥1600
聞いていた通り、椿油で熟成された麺はツルッツル。
あご出汁と卵につけて食べれば『日本三大うどん』に納得です。
やっと三つ目を現地で食べる事が出来ました。

元のルートへ戻る際に少し寄り道を。
地元の人に聞いた穴場ポイント?です。

福江島の観光ポスターに使われた風景だそうです。
紅葉の季節ならもっと素晴らしいでしょう。

元のルートに戻り、“堂崎天主堂”へ向かいました。
手前の駐車場に止めて。

歩きます。

途中にりんご石”が見えました。
1500万年前の花崗岩だそうです。
この時は干潮時で向こうの島まで歩けます。

教会に到着です。
受付すれば中も見学出来るらしい。

ここで頑張った“マルマン”さん“ペルー”さんの像です。

海に向いている方が正面です。
レンガ造りだから? 昨日の“井持浦教会”と似てますね。

裏の斜面にひっそりとマリヤ様がいました。

時刻は午後3時、昨日のお風呂まで寄り道しながら向かいました。
ここは島のど真ん中、“山口商店”さんです。

お昼のうどんが物足りない? インスタで有名なここで小腹を満たす為に物色。

お風呂近くの“富江港緑地公園”まで走行して

シェル内から“鬼岳”を見ながら『野菜ホットサンド』と『イチゴシェイク』を パクゴクしました。
両品共にインスタ評価通りの逸品でした!

まだ時間に余裕があるのでここでドロ君にお散歩させてみましょう。

高度を上げて鬼岳方向へ向かいます。

麓に見える空港の飛行禁止区域手前までの飛行です。
先に見えているのが“大浜海水浴場”で、手前が“香珠子海水浴場”です。
この時点で直線距離で4.5Km、バッテリー残が60パーセントなので余裕を持って帰還させています。

又お世話になりますの“たっしゃかランド”
昨日とほぼ同じ時刻でも今日はガラガラでした。
他の駐車車両の人はどこに?

昨日と同じルートを辿って、今晩は福江町の“いけす割烹 心誠”で夕食としました。

刺身定食 ¥2000とノンアルビール¥580をオーダー。

くろ(めじな)/マグロ/ヒラス/きびなご/もうひとつ忘れ、の盛り合わせでした。
特にきびなごの刺身はここでしか食べられないので貴重。 (もちょっと量が...)
このお店はアタリでしょう!

食後は福江ターミナルPにて車中泊としました。
目の前にトイレが有り、朝までで¥500です。

ちょっと飲んでデザート食べて午前12時に就寝しました。
○ 走行距離 142Km 総走行距離 1712Km
○ 立ち寄り道の駅 遣唐使ふるさと館
○ 空撮 高浜ビーチ/魚藍観音 富江港緑地公園
○ 食事 鬼岳四季の里 五島うどん地獄炊き ¥1600
いけす割烹 心誠 刺身定食¥2000 ノンアルビール¥580
○ お風呂 たっしゃかランド ¥310
※ この日は主に島の北側を巡る予定が、アクシデントにより島の中央部を行ったり来たりになったルートでした。 それも良い思い出でしょう。
本日/昨日共に午後のそれも夕方から晴れると言う天候が少し残念でしたが、福江島の魅力は存分に楽しめたと思います。
まだ明日もありますが。 【^_^;】