
4月8日は壱岐の最終日、午後12時35分出港のフェリーに乗るまでの時間で残りの観光を楽しみました。 予定済みの目的地は1ヶ所を残すのみだけれど、余裕が有ったら昨日のおさらいもしてみるつもりです。
そして次の島へ渡って宿泊地までの記録です。
4月6日午後から8日のお昼までなので、都合まる2日にかけて壱岐の島を観光した事になります。
走行済み地図を確認して、もうちょっと綺麗な図になる様にルート設定してみました。

午前5時に起床、朝食を済ませてゴミ処理(分別してルーフキャリアに収納)していると、ターミナル職員さんが出勤がてらに立ち寄って来ました。
旅の話や船の事をお話し、乗船手続き開始時刻も聞いておきました。
この会社さん、結構ゆったりしてますからね。
しかしこの旅ではゴミ処理には苦労しました。
ペットボトル/缶はリサイクルBOXを利用出来たけれど、その他は全て帰宅するまでキャリヤに積みっぱなしです。 収納容積が大きくて助かりましたが...。

渡りたかった橋を経由して、1つだけ残してた予定ポイントに向かいました。

この島の最高峰になる“岳の辻”の展望台です。

駐車場所からは3ヶ所の展望台へアクセスが出来ます。
まずは東側展望広場に向かいます。

ドーンとパノラマ撮影しました。
ここからは島の東から南までを見渡せます。

次は中央展望台まで歩きます。

ここからは先ほど渡って来た“郷ノ浦大橋”と港、そしてその先に“渡良三島(春島・長島・大島)”が見渡せました。
大島と長島は橋で繋がっていますね。
あそこを空撮してもよかったナ。 もう時間的に無理だけど。

展望台のすぐ下には砲台跡かと思ったら? 狼煙台跡でした。
これを使って“新羅”の侵攻を知らせる為に備えたとか。

そのすぐ横に“龍光大神”が在り、これで島三大龍神をコンプリートしました。

戦時中に移動されたものを又この場所へ戻したそうです。

世界で一番神格が高い龍神は七つの爪を持っています。
七つ、よ〜く数えて見ました。

すると咥えた玉に朝日が! 神々しいです!

最後に西側デッキまで歩きましたが、ここからはさっきと同じ風景だったのでそのままクルマへ戻る事に。
600m往復したので1.2Kmも歩きました。

満潮時間を少しすぎているけれど、水没している姿を拝みたくてまたやって来ましたが...。 時既に遅し!
お地蔵さん、海面から少し出てしまっていました。
衣が濡れているのでついさっきまでは沈んでいたのは判ります。

だったら戻り道のココは?

こちらはまだ島へ向かう道は海の中です。
でもこのまましばらく居たら、あっという間に潮が引いて行きました。

さて未走破の南岸を辿って行きます。
ここは島の南端“海豚鼻”です。

クルマからは茂みの中を歩き、やっと海が見えて来ました。
『ヘビに注意』に脅かされながら。

“海豚鼻灯台”に到着です。

“馬渡島”の先には九州本土が見えていました。

一旦“郷ノ浦港”にもどってここにも立ち寄り。
『春一番』発祥の地だそうです。

これが春一番の塔”です。

『春一番』には悲劇の意味合いが込められていたのですね。

まだ時間に余裕が有ったので、約15分走行してリベンジにやって来ました。

おー! 今回は光線の具合も良く、観光ポスターそのままの画像が撮れました。

最後はお猿さんのドアップにてリベンジ成功。

ここも昨日スルーした場所。
“黒崎台砲台跡”も逃せません。

入り口脇には『戦艦大和』と『戦艦土佐か赤城』の砲弾模型が展示されています。 実物デカイです。 左で1tとか。 しかし未発砲だったと。

フラッシュライト片手に中へ入ってみると!
通行止め...。

それでも入ったつもりでパチリ。

空撮したけれど肉眼でも見ておきましょう。
上からの砲台跡の穴。

折角なので戻りは違うルートを走行すると、何やら目を引く光景が見えました。

クルマを止めて歩いて行くと、“壱岐文化ホール”の敷地内に展示された『ステゴドン象』の像でした。
大陸と地続きだった頃の100万年以上前の象の祖先らしい。

さて、フェリー乗船前に食事をしてしまいましょう。
クルマを駐車したら、ここも欠かせない観光スポットです。
“塞神社”は色々な意味で有名です。
男女で来たら気まずい事間違いなし! (笑)

神話って意外とロマンチックというかセクシーですよね。

ドーンッとインパクト大! 頼もしいやら/羨ましいやら。(笑)
とてもお見せ出来るシロモノでは無いので『消しゴムマジック』の出番です。

そのまま歩いて二度目の来店は“洋食と珈琲の店 トロル”です。
上陸日のハンバーグが美味しかったのでまた来ました。

この日は『カットステーキセット』¥3800にしています。
まあこれも美味しい! 3回目の美味しい壱岐牛を堪能しました。
「〜けん」の福岡弁?を駆使する女性オーナー?さんとの会話も楽しく。
これにて壱岐の島での食事の締めとなりました。

出港30分前にターミナルへ到着。
もう離れるのに「歓迎ようこそ壱岐へ」は寂しい文句です。

窓口では朝お話ししたスタッフさんが対応でした。
旅行前に支払い済みなので乗船手続きはすぐに終わり、売店にてお土産を物色しています。

待機場所で周りを見ると、僕車含めて5台の乗船らしい。

やって来たフェリー“きずな”に又お世話になります。
前進のまま着岸する様なので、ここではバック乗船だな。

定刻通りの午後12時35分、“郷ノ浦港”を出港しました。
“郷ノ浦大橋”にもサヨウナラ〜。

2日間走りに走った壱岐の島走行ルート。
小さな島を250Kmも駆け巡りました。
景色も食べ物も温泉も、全てが素晴らしい思い出になりました。

“大島”との海峡に進むと左舷に“大島海水浴場”が見えていました。

その先の沖合からは右舷に“鬼の足跡/ゴリラ岩”も見えます。

かなり離れてしまったけれど、“猿岩”周辺まで見渡せました。

2度目の船内は勝手知ったるもの、お座敷席でゴロゴロすると船が揺れだしました。
デッキに出ると凄い風に舞う波しぶきが降り掛かります。
2時間10分で“対馬 厳原港”に着岸します。

そろそろ船のお口がパッカリと開く頃です。
しかしこの“九州郵船”の車両デッキに設置された突起、それが今まで経験したことが無い高さです。
扁平タイヤ車はホイールガリ傷に要注意です!

いよいよ“対馬”に上陸しました。
フェリー“きずな”2回の乗船ありがとう〜。

下船後に真っ先に向かったのがこのお店。
“対馬バーガーKIYO”です。

船内で気がついたちょっとした空腹感を満たす為にここで物色。

出来上がりを待つ間に店内のサインを見て回りました。

そうそう、壱岐での最後の走行中に燃料警告灯が点いたので給油せねば。
ここでも離島価格の¥213でした。
362Km走行の28.8L給油だったので12.6Km/Lの燃費でした。
“壱岐島”は比較的アップダウンが少なく、また定速走行の機会も多かったので燃費は持ち直してますね。

購入したハンバーガーをどうせ食べるなら景色の良い所で、とやって来ました。

『対馬藩お船江跡』です。

昔の船着場/ドックですね。
丁度潮の具合よろしい頃でした。

桜を眺めながら“対馬バーガー”をパクつきます。
ひじきとイカがトッピングされていて、味/食感共に初めての経験。
この美味しさなら多くの動画サイトで紹介される筈だ!
食べたのは“対馬バーガー”¥750、もう一つ購入した“とんちゃんバーガー”¥770は明日の朝食用にします。

さて時刻は午後4時、このまま入浴場所へ向かうと少し早すぎる。
という事で少し遠回りして“上見坂園地”へと向かいました。

近くに砲台跡もあるらしいけれど、流石にそこまで歩く時間はもうありません。

条件が良ければ遠くに韓国が見える事も有るらしいけれど、この時は霞んでいて眼下の海岸すら見られませんでした。
結構な狭い山道を上がって来たのに報われない?

峠を駆け降り、本日のお風呂に到着したのは午後5時半。
“湯多里ランドつしま”は対馬では数少ない日帰り温泉施設です。

とても綺麗な施設でしたがこの日はガラガラ。 で撮影出来た訳です。
心配?していたK国観光客も当然居ませんでした。
スタッフさん曰く、「団体で来る時も有り、その時はもう...」だそうです。
たった一人で貸切の大浴場と桜の花びらが浮く露天風呂がとても気持ち良い!

ゆっくりと疲れを癒したらもう午後8時近く。
また明日も来ようの¥800でした。
ここ珍しくお爺さん割引が70歳から、僕は少し届きませんでした。(笑)

“対馬”は割と遅くまで営業しているお店が多く、ここ『肴や えん』も午後9時半までやっています。

お勧めの“えん定食”¥1800とサザエ刺身¥780で夕食です。
お刺身(アジ/ヒラス/鯛と何か)は新鮮で、天ぷらはサクサク、サザエはコリコリ。
これで計¥2580ならサービス価格でしょう。
店内満員でお一人様でなければ入店出来なかったでしょう。
食後は港近くまで戻って“漁火公園”を宿泊地とし、午後11時には就寝しました。
○ 走行距離 109Km (壱岐66Km 対馬43Km) 総走行距離 2479Km
○ 食事 壱岐 トロル カットステーキセット ¥3800
対馬厳原 対馬バーガー ¥750+¥770
対馬 肴や えん えん定食/サザエ刺し ¥2580
○ お風呂 湯多里ランドつしま ¥800
○ フェリー代 ¥14520
※ いよいよ国境の島“対馬”の旅が始まりました。
明日は下対馬の観光を楽しみます。 予定表がビッシリです。
【^_^】