
9月10日はこの旅の中盤で一番盛り上がる日です。 この所ミッション遂行が上手くいっていない事が続いています。
お天気は晴れの予報なので大丈夫な筈です。
今日は全て成功できる事を祈りましょう。
礼文でのイベントをこなし、夕方は宗谷周辺を走り回り、夜は稚内に戻って食事/入浴/車中泊した記録です。

朝7時の晴れ渡る空にウキウキしながらスタートします。
まずEZ-9号を車載してから島の北へと向かいましょう。

おっとその前に、各機材の充電セットをしておかねば!
バイク用スマホにUSBバッテリー2台とドローンバッテリーをAC100v充電器に接続しています。

島で唯一のセコマで朝食を購入し。

目的地に到着したらまずは腹ごしらえしています。
サラダの販売が無かったので野菜タップリなサンドイッチにしています。

EZ-9号を下ろしてスタート準備していると1台のバイクがやって来ました。

東京上野から一人旅の女性ライダーさんでした。
あの『桃岩荘ユースホステル』に宿泊したそうで、昨晩の異様な盛り上がり状況をお話してくれました。 (僕は泊まれないナ)
このあとトレッキング8時間コースに向かうそうです。
若いってイイナ。 (来年元気だった挑戦する?)
「途中の山道で遭うかもね」とお別れしました。

では最北限のここから島の北側巡りのスタートです。

北側のもう一つの岬『金田岬』にやってきました。

ここでは野生のアザラシを見ること出来ます。
丁度日光浴?しているところでした。

続いて閉鎖中の『礼文空港』にも上がってみました。
ガラ〜ンとしています。

上泊崎を経由して『澄海岬』に到着して空撮準備をしていると。

神奈川県からのライダーさんが隣に停車しました。
「まさかコレで埼玉から来たのですか?」に「いやいや車載して来ましたよ」
一緒に展望台まで歩きます。
若さの違いを見せつけられて階段を上がりましたが、後から大型観光バス(同フェリーだった)がやって来て大勢の観光客が見えて来ます。

急いで空撮を開始して、動画3シーンと静止画8枚撮ったら撤収しました。
あまり大勢の第三者上空の飛行は好ましくないので。
ライダーさんはこれから南下するそうなのでこれでお別れです。
「楽しんで〜」

次はここからはじまる『江戸屋山道』を走行します。
特に一方通行ではないけれど、車はすれ違いが出来ない道幅です。

2年前はトレッキングした『ゴロタ岬』手前の駐車場です。
今年は歩かないでドロ君に行ってもらいましょう。
準備しているとオネーサマ二人がやって来て、ドローンに興味津々で覗き込まれました。

岬の先端まで飛行しての振り返りショットです。
動画2シーンと静止画5枚撮って帰還させました。

その際に先程のオネー様がハイポーズ!
とても陽気な二人組さんでした。

ドローンはバッテリーを交換して、そのまま走行シーンの空撮に移ります。
次のポイントに向けて走り出しました。

『トド島展望台』までは追跡撮影しています。
高い木や電線もないので気楽でいられます。

途中でレンタ原付グループと遭遇。
追いかけてくるドローンに驚いていました。

有る意味礼文は徒歩の島。 沢山のハイカーさんと出会います。
「こんにちは〜」

追跡速度に余裕が有ったのでちょっとスピードUPしてコーナリング!

♪君にわかるはずがな〜い、行ったことがなけりゃ〜♪
昭和40年代のホンダCMソングを口ずさみながら。

♪あの青い空を〜、あの緑の山を〜♪
両側が海の稜線を駆け抜けます。

♪行ったことがなけりゃ〜♪

♪行ったことがなけりゃ〜♪
遥か遠くに『利尻富士』を画角に収めてこの島での空撮は終了です。

『スコトン岬』に戻って来ました。
留守の間に沢山の車がやって来ています。

これで『礼文島』でのライディングは終了です。

42.6Kmの走行でした。
これで『澄海岬』の空撮リベンジに『江戸屋山道』での走行動画空撮と2つのミッションが成功しています。

岬の先端まで歩きました。
長野県からの旅行者さんとお互いを撮り合いしています。
最北限の島『海驢島』が見えています。

前回好評だったお土産も忘れる訳にはいきません。
重いし割れそうなので宅配にしました。 (無料)

オヤジギャグでレジ嬢さんを笑わせています。
そろそろ次へ向かわないと!

キャリイ号に戻ると誰かが待ち構えていました。
名古屋から来ていたジムニーさんです。
「ジムニーで車中泊はきついよ〜」とシェル見て羨ましがられました。
「でもこれ積んだら狭いですよ」とテレ隠し。(笑)
ではまたどこかであいましょう。

『見内神社』でパチリ。 『利尻富士』がバッチリ見えています。
なんでここに停車した? 実は燃料警告灯が光りだしています。
このあとアソコで給油したいので、ここでは5L携行缶から2.5Lだけ補給しておきました。

ターミナルに戻って来たのでキャリイ号も記念撮影。

ターミナル2Fのここで昼食としました。

“もりもりセット”にしました。 お蕎麦とお寿司のセットです。
お寿司がチープ? ¥1500なら仕方がないでしょう。
でも美味しかったので、単品の寿司セットにすれば良かったと後悔しました。

まだ乗船時刻までには余裕が有るので、島の最南端まで走行しました。
知床があるんです、この島にも。

再度『北カナリアパーク』にて。
僕的にここから見る『利尻富士』が一番良いと思っています。
ああ、山頂空撮は今日だったな〜...。

ハートランドフェリーの最後に乗船する船『アマポーラ宗谷』が着岸寸前です。

中途半端だから? お昼の便は乗船車両が少ないです。

午後2時20分、『香深港』を出港しちゃいました。
なんだかとっても寂しい気持ちになります。
また元気でいられたら訪れたい!

稚内への直行便なので利尻を横目に通過します。
大阪からの女性旅行者さんは、若い時に『利尻富士』に登頂しているそうでした。 感慨深げに見つめていましたよ。

御船印を入手したのでこれで“ハートランドフェリー”の4隻分全てが集まりました。

『稚内港』がもうすぐです。
ドライバーへの下船準備アナウンスを聞いて車両甲板に降りて行きます。

16時15分の定刻通りに下船しました。
『アマポーラ宗谷』にお世話様!

上陸後はすぐに急いで『宗谷岬』に向かいました。
最北端SSにてまずはキャリイ号の給油をしています。
629.3Km走行して31.1+12.5=43.6Lの給油は14.4Kmの燃費でした。
“最北端給油証明書”とホタテ貝殻のお守りも5つ目の入手となりました。

上の公園に上がりEZ-9号の発進準備にかかります。
もう夕方なので駐車場はガラガラでした。

そしてまた給油しています。
去年も給油してくれたお姉さん「初めて見るバイクです」「お姉さんよりだいぶ年上の35歳ですよ」に驚いていました。
試しに聞いてみたら、携行缶への給油に関しては割と手軽に出来そうでした。
後ほどお願いしましょう。

まず到達証明の為に歩道を押して来ました。
丁度広島からキャンプツーリング中のライダーさんが撮影中です。

お互いに撮り合いしています。
車では出来ない記念撮影ですね。
彼はここのキャンプ場でテント泊するそうでした。
「熊に気をつけてね!」 (この辺りは良く出没する)

宗谷丘陵を走り出しました。
過去にキャリイ号でも走行している『白い道』を目指します。

もうこのへんではお馴染みな鹿さんが群れをなしていました。
飛び出し注意です。

自衛隊のレーダー施設を真正面にグングンと上がって行きます。
夕日の陰になりシルエットが綺麗です。

ここから『白い道』がスタートします。
砕いたホタテの貝殻が敷き詰められています。

オレンジ色に染まり出した宗谷丘陵をバックにしてパチリ。
数台のバイクが挨拶しながら先行して行きました。

道の頂点辺りは絶好の撮影スポットになっています。
横浜からのライダーさんも僕と同じ考えで、この時間を狙って来たそうです。

利尻富士と夕日と白い道。 過去2回は日中の走行だったのでこの風景は撮れませんでした。
あまりの美しさに何枚も撮影しています。

そこからは道は下り坂に。 左に曲がると直線の先の真正面に『利尻富士』が。
なんかすご〜く感動しました。

ゴール地点で撮影していると!
あとから数台の車/バイクが下りてきます。
先ほどのライダーさん曰く、熊が出たそうです。
それで皆んな慌てて来たのだな。

午後6時丁度、ぐるっと周って戻って来ました。
もう人影は無しで、お店も閉まっています。
しまった、証明書を入手忘れしちゃいました。
もう4枚有るから良いかっ!

キャリイ号での時は真っ白に汚れた記憶があるので、今回は車載する前に先ほどのSSで洗車するつもりでした。
でも殆ど汚れていないのてそのまま積み込みました。 何故???

EZ-9の走行ルート。 まだの方、宗谷丘陵は是非行くべきですよ。

21.3Kmの走行でした。
これにて念願がまた一つ叶いました。

店長さんに5L缶と1L缶3つに給油してもらいました。
免許証を提示して、住所/氏名/電話番号/使用目的を記入します。
そしてまた証明書とお守りが貰えました。
「さっき貰ってますよ」 「給油したなら貰っておいてよ」
ここのSSはスタッフさん全員がとても親切です。
それと「白い道で熊が出ましたよ」に「ああ、あそこは熊の縄張りなんで朝/夕は良く出ます」とか。 知らなかった!

親機/子機共に満腹になったら今度はご主人様の番です。(笑)
稚内の町まで戻ってここ、最北端の回転寿司を夕ご飯にしました。
ここは3回目の来店です。

貝から白身魚でスタートし。

合計14皿と茶碗蒸しに味噌汁でお腹いっぱいです。
¥5200は高い物頼みすぎ?

お風呂はここ、コロナ禍の時には閉店していて、その後は朝/昼の通過だったので入れなかった『ヤムワッカナイ温泉 港のゆ』です。

ここの前の波止場で『北のカナリアたち』が撮影されています。

平日にもかかわらず結構な混み具合でした。
それでも広い浴室なので困るほどではありません。
『温泉総選挙2024 絶景部門北海道エリア1位・全国3位』は伊達じゃない!
夜だったので眺めは無かったけれど、内湯(高/低)ジャグジーに広いサウナとキンキンな水風呂は共に広くて快適。
それに食事もできるので、もっと早めに来てゆっくりしたかったな。
¥680はコスパ良し。
この後は『道の駅・わっかない』で車中泊としました。
翌日の天気は雨の予報、したがって今夜は子機と添い寝します。
※ 走行距離 129.7Km 総走行距離 3210Km (EZ-9 63.9Km 計 582Km)
この日は予定を全て順調にこなして気分爽快な1日でした。
明日も重要なイベントを予定していますが雨の予報...。
この旅で初めてのスルーになるかも?
【>_<】