NO.117　付けたり落したり思い出したり　愛車-1

　6/23土曜日、お友達のkabamaruさんと栃兄もっつぁん、かめくんとtrh226さんが来箱でした。
　kabamaru号には付けて、trh226号は落しました。(当人ブログ見て下さい)
　工場で作業したり、二階タコ部屋で持参して頂いたお土産をつまみながら談笑したりしてもう1台の到着を待ちます。
　(仮称)44会の会長さんがまだ来ません・・・。　(^_^;)
　午前3時半まで待っても連絡がつかないので皆さん渋々とお開きになりしまた。
　皆さんタフですね～。　(笑)



　ブログNO.も117を数えるに因んで僕の愛車第1号について33年前の記憶を辿ります。

　1966年ジュネーブショーに日本のいすゞ自動車がカロッツェリア“ギア”社にスタイリングを依頼した「ギア いすゞ 117スポルト」が発表されコンクールドエレガンスを受賞しました。
　後の1968年に少量生産(手作り？)車「いすゞ117クーペ」として正式販売され、1970年に追加されたBOSCH社製Dジェトロインジェクション搭載モデル1600ECが僕の愛車第1号です。　免許取得後、父からむしり取りました。(^_^;)

　前から順にCIBIE4灯ハロゲンヘッドライト、クロモドラマグホイール、ミシュランXAS、コニスペシャルD、MOMOステアリング、BMW3.0CSI用ドアミラー、アルファ・ジュリアスプリントGT用アンサマフラー(改)等々、当時としては珍しくて手に入り難い物ばかりでしたがアチコチ探し回りアルバイトで貯めた無けなしのお金をはたいてドレスアップしていました。　(アルバイトの掛け持ちで睡眠時間少なめはここに端を発する？)
　純正のド・カルボンタイプショックからコニに交換で車高が20ミリ落ちていました。(ガス圧差)　パワステ無しの小径ハンドルは真冬でも汗をかく程の重さでした。(笑)

　乗り出し2年後に若気の至りでしょうか？(笑)全塗装することになるのですが細部に元色が覗くのを嫌い、外せるものは出来るだけ外して(全ガラスも)剥離してみて驚きました。
　フェンダー四隅にハンダが盛られ手加工？で整形してありました！！
　プレス機では出せない曲面だからだそうで何ともまあ非効率的な造りでしたね～。

　もう１つ、ルーフチャンネルモールまで外したのですが、再使用が出来無い(接着式)ので新品部品で取り寄せてみると本来は上半分が鏡面、下半分がヘアーラインのはずがオール鏡面で届きました。
　慌てて問い合わせてみると「車体についた時点で職人が伺います」との事。
　メーカーより派遣されて来た職人さんがマスキングして手仕上げでヘアライン処理がされて2ヶ月かかった全塗装もやっと終了しました。

　その後1年半の間殆ど故障も無く素晴らしいカーライフを共に出来ましたが、どうしても欲しくなってしまった1974年型DUCATI 750SS イモーラレプリカ(ダルマクランク)の為に下取り車として去って行きました。
　僕の記憶に依ると僕車同年同月の販売台数は7台！3年間の生産台数が2450台位だっと思います。
　こんな少量生産車用のコニが有った事が驚きでした。
　確か、発売から10年間は1台も廃車が無かったのはいまだに業界の記録だとか。

　又、機会があれば僕の愛車遍歴を紹介したいと思います。
　
◯　画像上　土曜深夜の集会風景？　(笑)　うずくまるフィット君
　　　　　　最近、栃兄号はまともに駐車出来ません(一番奥でナナメ駐)

◯　画像中　1973年日光にて　昭和30年代のいすゞトラック用七宝焼エンブレムに
　　　　　　交換してあります。　　当時ドアミラーは違反、御用数回。

◯　画像下　全塗装後ベストアングル　リアウィンドー上部から換気していました。
　　　　　　トランクオープナー装着国産第1号だと思います (ハンドル/鍵穴無し)

※追記　当時よりコニはフェラーリ御用達、それに比べれば立派な大量生産ですね。
　　　　同時期のルーチェロータリークーペ(ベルトーネデザイン)は生産1000台以
　　　　下、国産エレガントの双璧だと思います。
　　　　新車価格が172万円、大卒初任給が3万円でクラウンが110万円位の頃で　
　　　　す。　無理して購入した父が母と×××。　血は受け継がれたのか？　(笑)