昨日はお休みでしたので、以前からやろうと思いながら、ずっとできずにいたKeiワークスのブレーキOHをしました。
Keiワークスは嫁さんの普段の足なので、整備をしようにもなかなかできないので、スーパーカーで移動してもらいました。
ブレーキOHで不安なのは、最後のピストンへのブーツを被せる作業。
その作業のツメが甘いと水が浸入して、結局、錆による固着という残念なパターンになるので、2級整備士の資格もちゃんと持っていて毎日、仕事で整備をしているテツさんに応援をお願いしました。
午前中は、週末に控えるジムカーナのためビートのちょっとした整備をしたり、仕事関係の業者さんとの打ち合わせが2件入っていたりしていたので、ほぼそれで終了。
午後からようやく本題のKeiワークスの作業にかかりました。
ジャッキアップ&ウマ載せ、タイヤ&ホイール洗浄、エアガンでブレーキダスト掃除という事前準備を完了させ、午後3時頃、テツさんが到着してからブレーキOH開始。
2人係で行うので、一つ一つの作業を目視確認できるので非常に安心です。
ブレーキを踏みながらピストンを押し出して動きを確認。
最初はゴム手袋をしてキャリパーとピストンの灯油洗浄をしていたのですが、だんだん面倒くさくなってきて、結局素手で作業(笑)
キャリパーシールの状態は、フロント・リアともに状態はよかったのですが、リアのブーツの一部が切れていたため、そこから水が浸入してリアキャリパーは少し錆が発生していました。
フロントはキャリパーもピストンも錆が発生しておらず、状態もよかったのですが、ブレーキダストだけはひどかったので、灯油が真っ黒になりました(^^;
キャリパー洗浄後は、メッチャ綺麗になりました♪
OHキットに付属していたグリスを、キャリパーシリンダー、ピストン、シール、ブーツに塗りすぎないようにまんべんなく塗布し、無事、完了。
OHキットを注文していたので、シール、ダストブーツ、スライドピンブーツは全て新品。
キャリパーとブレーキホースの接合部の銅ワッシャーは別で準備していたので、これも再使用せず打ち換えました。
Keiワークスは、Keiシリーズの中でも唯一前後ディスク車ということで、リア側もフロント同様にシール等の打ち換えをするのですが、最後のダストブーツハメ込みは、フロント以上に場所が狭いため非常に難しい。
このハメ作業だけは、やっぱり手こずったので、テツさんがいてくれてホントに助かりました♪
最後はブレーキフルードのエア抜きまで2人でバッチリやったので、ブレーキタッチもまったく問題なし。
ブレーキはホントに大事な箇所なので、整備士と一緒にしっかりと確認しながら作業ができたので、安心です。
嫁さんが乗るクルマなので、不安がないように作業後は、私が試乗してチェック。
(当然ですが)エア噛み症状もなく、バッチリ!
今回のブレーキOHに合わせて他の作業もしたのですが、これはあらためて書きます。
最後に・・・
整備は自己責任で・・・とよく言いますが、ブレーキの分解整備は「自己」が「事故」になりかねない作業です。
自分のクルマを触る場合は、そここそ「自己責任」の範疇かもしれませんが、一度組み込んでしまうと、シールがきちんと溝にハマっているか、ダストブーツがキッチリ奥まで入り込んでいるかなどは、再度、分解しない限り確認ができません。
大事な箇所なので、複数の目で確認することが重要だと思います。
場合によっては、今回の私のように、ブレーキ分解整備を頻繁に行っている整備士2級クラスの人がその場にいると安心ですね。
一番、確実なのは信頼できる整備工場へ預けることが最良だと思います。
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Keiワークス | クルマ
Posted at
2015/05/23 01:07:43