ストリームのラジエター交換を行い、約1ヶ月間、LLC漏れとの格闘を行い、それでも改善しなかったことから、ラジエターを購入したラジエター屋さんへ連絡し、別のモノを送ってもらい、それを交換して以来、あっさりと漏れのトラブルは解決。
「直ったんやったら別にえぇやん、それで」と思いたいところですが、怪我した手を庇いながら1ヶ月格闘した身としては、何が悪かったのかが知りたい。
そこで、漏れのあったラジエターを返品後、「可能であれば漏れの原因を教えてください。」とメーカーに連絡。
メーカーの製品管理の専属社員が水没での加圧テスト等の検査を行った結果「下タンクカシメから数カ所漏れが確認されました。内部のOリングのフィッティング不足が原因でした。」という記載と謝罪の言葉の記載がありました。
別にそのメーカーを糾弾するつもりはないので、ココではメーカー名を公開しませんが、こういうこともあるんだなと勉強になりました。
LLC漏れは、気がつかずにいれば、最悪オーバーヒートにもつながるし、普通のお客さんなら絶対怒るでしょうけどね(^^;
まぁ、作業したのが素人の私だし、プロからみればおかしなことをしているかもしれないので、原因だけはハッキリさせておきたかったんですよね。
整備工場やディーラーでラジエターを交換する場合、基本、中古品を使うことはないと思いますが、ラジエターは新品もしくはリビルト品でないと、何があるかわからないので、私は怖いですね。
仮に中古品を使う場合、よほど管理されたモノでないと、定期的にLLCを交換していないユーザーのラジエターは、中でどれだけ錆が回っているかわからないし、本件のように外部からの目視では漏れを特定することはできません。
本件のラジエターについても、エア抜き中も、当然、エア抜き後に試走を行ってもそういうときには漏れない。
嫁さんが乗ったあと、「また漏れとったよ」と報告を受ける度に「なんで!?何が悪いんかわからんわ~!」とガックリきていました。
それがハッキリとわかったので、気分的にスッキリしました。
こういうケースは稀だと思いますが、普段、あまりクルマの下とか覗かない人は、ときどき、LLCやオイルが漏れていないかとチェックすることをオススメします。
イマドキのクルマのラジエターって、パイプも金属製から樹脂に変わっているし、タンクも樹脂で、気がついたときにはクラックが入っていたという可能性もありますからね。
クルマのエンジン、ミッション、ボディ等はきちんとメンテナンスされていれば10万kmなんてへっちゃらだと思いますが、昨今は樹脂製品が増えています。
熱々になったり、キンキンに冷えたりするエンジンルーム内で耐え忍んでいることを考えると、樹脂製品こそ、10万、15万km走行している場合、転ばぬ先の杖的な予防整備が必要になっているのではないかと思います。
Posted at 2023/11/30 22:19:29 | |
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