先日、
ヘッドライト点灯関係で「オートライト機能」についてブログで書いたところですが、今日は、その点灯タイミングについて書きます。
クルマのライトの点灯は、道交法52条で定められていて、夜間時やライトの点灯が義務づけられている場所での点灯が義務づけられています。
夜間の定義は、日没から日の出ということになりますが、完全に日没する前の薄暗い時間帯や日没の早い冬期や雨天時など状況によって、点灯タイミングは当然変わります。
薄暗いと感じる感覚は人によって違いますし、こちらが薄暗いと感じていても、ライトを全く点灯していない人もいます。
実はそれが大いに問題。
先日、雨の降る午後8時半頃、どう考えても薄暗いというレベルを遙かに通り越して、周囲は真っ暗なのにライトを点灯させずに走っているグレーのミニバンがいました。
メーター周辺が明るいからなのか、それとも外灯があって明るいからなのか無灯火走行。
自分が運転していて、目の前が見えるからライトを点灯させていなかったのかもしれませんが、そもそもライトって自分が見えるからいいということではなく、周囲に自車の存在を知らせる意味もあるハズ。
それかイニDに感化されてヘッドライトを消して走ることに憧れていた(笑)!!?
欧州では2011年からデイライトが義務化されているので、欧州車は日中も常時点灯ですが、日本ではまだデイライト機能を標準装備したクルマは出てきても、義務化までには至っていません。
その代わり、日本でもオートライト機能が標準装備され始めたのは、日没時の事故が多く、事故の原因がライトの不点灯によるものということだと思います。
一方で二輪車は、車体がクルマよりも小さい分、自車の存在をアピールする必要もあり、1998年から常時点灯になっていますね。
よくトンネルを出たあとライトの消し忘れということはありますが、そもそも無灯火で夜間走行している人たちって「うっかり」のレベルを超えています。
そんなクルマが見通しの悪い交差点に進入してくることを想像するだけでも怖い。
過保護というか、薄暗さに過敏に反応して点灯するオートライト機能は、正直、わずらわしいと私は感じますが、「そういう人たち」がいるためにオートライト機能が登場するのは当然の結果だったんでしょうね。
Posted at 2024/02/27 18:43:49 | |
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