昨日、大雨の中、TSタカタサーキットで開催された2019年中国ジムカーナ選手権第7戦に参加してきました。
TSタカタサーキットから帰宅後、濡れた荷物の片付けをして、晩飯に缶ビール1本飲んだら「やる気スイッチ」が完全にオフ(笑)
とてもブログを書く気力がありませんでした(^^;
振り返れば、昨年の地区戦の最終戦もタカタで開催され、大雨でした。
昨年は、メンタルに負けてド派手なスピンストップをブチかまし、悔しい最終戦となりましたが、今年は結果的に、車内のガラスの曇り止めと撥水コーティングをしていったことが役に立ち、運転に集中することができました。
昨日のブログに書いたとおり、土曜日の前日練習会では完全にドライで、気分よくイケイケだったのに対し、本番はヘビーウェット。
実に1年ぶりのウェット走行がまたしてもヘビーウェット。
最終戦に誰か雨乞いしていたのかもしれません(^^;
慣熟歩行中は曇り空で、なんとか1本目だけでもドライ&一部ウェット的な感じで走れるのではないかと期待していたのですが、決勝ヒート前からザーザー降り(ちーん)
減衰力設定もドライ設定にしていたのですが、出走待ちで並んでしまってはもうダメ。
ちなみに、お題はこちら。
正周りでいう3コーナー、7コーナーの逆走はバンクの関係もあってメッチャ滑るので、ある程度、予想はしていたものの、リアはプルプルしっぱなし。
アクセルを踏みたいけど、コーナリング中にブワァ~っとオーバーが出たら終わりなので、丁寧な操作を心がけ、「急のつく操作」を極力避け、確実にタイムを残す走りをすることに専念しました。
結果、1本目のタイムは1分54秒745。
お触り、脱輪なしですが、消極的な走りというよりも、ガマンの走り。
同クラスでは、ミスがあったらしく暫定1位でしたが、2本目にミスはないと考えれば、間違いなくタイムアップして食われるタイム差。
同クラスのタイムも気になりますが、やっぱり同じリア駆動のPNクラスのロードスターの走りやタイムと比較してみると、トップドライバーと比較すると約10秒遅れの差・・・。
ハイスピードコースのタカタサーキットだとパワーの差だけでなく、ウェットだとタイヤの差がモロに出ることはわかっていても、違いを想像するにコーナリングスピードが絶対違う。
コーナリングスピードが違うから脱出速度も違い、ストレートエンドの差も違いが出てくる。
わかっているけど、そこまでコーナリング中にアクセルを踏み込めない。
2本目は走行前からウェット前提の減衰力に設定しましたが、ふと思ったのが、燃料フル満タンにしてきた方がよかったかな・・・と。
1本目の走行で、減衰力設定の問題もありますが、コーナーへのターンインからコーナリング中のリアの軽さ(=トラクションの薄さ)が気になったので、試してみる価値はあったかもと思いました。
ガソリンの比重が、ハイオクで1L=0.78kgなので、10Lも多ければ7.8kgのウエイトを積んだことになります。
わざわざ荷物が増えるウエイトを持っていくつもりはありませんが、燃料ならアリだったかもしれないなぁ・・・と。
前日の走行後、日曜日の天候がどうであれ少し給油するつもりだったのに忘れていた(爆)のがいけなかったのですが、リアのトラクションに関与するかもしれない重量(燃料タンク内の燃料の量)について、次に機会があれば試してみようと思います。
ただし、覚えていたら(爆)
ということで、2本目は1本目で若干、抑えて走ったコース奥のすり鉢(7コーナー)、メインストレートからコースをまたいでS字に向かう高速コーナーを頑張ることと、サイドターンでは1本目同様、焦って早めにアクセルを踏みすぎないように心掛けて走ることにしました。
私の2本目走行中にベストラップが更新されていたようで(私は走行中なので気づいていません)、どちらにしてもタイムを上げていなかいといけない状況に追い込まれていたのですが、結果として2本目の私のタイムは、1分52秒837でベストラップ更新!
昨年の最終戦で大スピンした屈辱を、1年越しで果たしました(^0^)/
※足元に違和感がありますが、気にしないでください(謎笑)
副賞は、夏も終わりに近づいてきましたが、まだまだ使える扇風機とBSの服(笑)
なんとなく、カプチーノで走るときはBSの服は着にくいですね(^^;
全7戦終了し、今シーズンのシリーズチャンピオンも確定しました。
2017年の途中から公式戦に参加し始め、早いもので、気が付けば3年目です。
そうそう、タカタのラウンドではお馴染みの西本アナから「選手権終了後、各クラスの代表が決まったら、体育館裏に集合!」と命令。
「体育館裏って・・・」とビクビクしながらタカタスタッフのS田さんに連れて行かれたのは、年季の入ったベンツと厳ついBMWが駐車していた説教部屋「PIT IN」。
S田さんから指示されるまま靴を履き替え、グローブを嵌め、シートに座ったのはシミュレーター。
ちゃんと3ペダルでシフトもあり、ガタガタと振動が来るような本格的なシミュレーターです。
シミュレーターを体験すること自体、初めての私なので、勝手がわからず、「えぇ~っと・・・う~んと・・・」とやっていると、S田さんから「実車とかなり違うので戸惑うと思いますが・・・」と前置きを言われた上で走行開始。
そしてコースイン後、いきなり2コーナーでコースアウト(爆)
続く3コーナーもコースアウト(更爆)
「なんじゃこりゃ~!!!」
8コーナーのすり鉢なんて、コースアウトしすぎて「崖の上のポニョ」ってましたからね(爆)
ん?
実車で、すり鉢手前のコーナーでポニョった人がいたな・・・まぁ、いいか。
とにかく、自分のクルマと同じ感覚でブレーキングすると、コースアウトばかり。
ブログタイトルの「スローイン・コースアウト」ならぬ「ファーストインコースアウト&クラッシュ」ですわ(笑)
「3周しか走れません。それでラップを計測します。」とS田さんに言われたのに2周まともに走れず、最後の周でせめてコースアウトせずに走りたいという消極的な走りで終了(ちーん)。
タカタで慣れている人ほど、いい感じでコースアウト&ポニョる率が高いと思われる(?)シミュレーターは、10分1,000円。
タカタフリークな人は、機会があれば、是非、運転してみてはいかがでしょうか。
コレが、S田さんが、撮影してくださった私が体育館裏でボコボコにされた証拠写真(爆)
雨の中、エントラントの皆様、オフィシャルの皆様、お疲れ様でした。
S田さんもお世話になりました。