前編では、練習走行のところまで書きましたが、いよいよ本トライです。
コース製作者Iさんの意図を代弁されたMCのかねとさん曰く「踏んでいきたいけれど、一度リズムを崩すと立て直すことが難しいコース」とのこと。
前編で触れたとおり、姫路セントラルパーク(以下、「姫セン」)の路面は特殊なので、その路面に翻弄された人とそうでない人とで結果がものすごく別れたと思います。
実際、練習走行と本トライ1本目でも、ブレーキロックでオーバーランしたり、大スピンしたりしたクルマも多く、「コース製作者の罠が随所にある」ことがわかりました。
アクセルを踏みちぎりたいけど、踏みちぎって一線を越えると、立て直しが効かないというように解釈し、気持ち早めのブレーキで姿勢をつくることを意識しました。
コースの復讐です。
コースジムカーナのように、コース外へ出て脱輪ということがない分、フルパイロンジムカーナはどのラインを通ればよいかという見極めが難しく、ある程度、想定するラインができたとしても、今度はそのラインをトレースすること自体も姫センの路面は難しいので、二重の難しさがあります。
「よし、今日はこのラインで走ろう」と決めたラインをトレースでき、その上でマシンコントロールができたとすれば、私の中での姫セン攻略は概ね満足です。
その上で、走行後に時間があれば、コース製作者からコースの狙いや講評を聴いて、私の狙いとのズレをすり合わせするようにしています。
概ね狙い通りのこともあれば、「あ、そういうやり方もあるんですね」と目からウロコのこともあります。
残念ながら第4戦が開催された日に、コース製作者のIさんがいなかったので、講評が聞けませんでしたが、その講評によって、何かしら反省ポイントを見つけて帰るのが私の姫センの楽しみ方の一つでもあります。
前置きが長くなりましたが、本トライ1本目。
1分16秒704でクラス暫定トップ。
どういう訳か、GAMMAさんを筆頭に、他のドライバーたちも「罠」にかかったらしく本調子ではない。
私としては1本目にとりあえずタイムを残せただけでも、昼ご飯のお弁当代が、13,000円の高級弁当に化けなくて良かったと一安心(笑)
以前、姫センではミスコースでタイムを残せず、高級弁当をわざわざ食べに来ただけのような苦い思い出があるので、メシがまともに喉を通るだけ目的の50%達成(笑)
気分よくご飯を食べていたら、突然、割り箸の片一方がパキッと折れ、不吉な予感・・・。
1本短い割り箸で「食べにくいなぁ」と思いながら、完食。
でも、なんとなく、イヤな予感がしたので、不安を払拭すべく昼の慣熟歩行も念入りに2周行うことにしました。
2本目は、他のドライバーも確実にタイムを上げてくるハズ。
最初の慣熟歩行と昼の慣熟歩行合わせて6周+α。
コースを覚えることが苦手な私にとってはこれくらい念入りにやらないとダメなんです。
迎えた2本目。
ターン後のオーバー&カウンターは、いつもの悪いクセで、特殊な路面のために、いつもより顕著に出る。
最後のサイドターンセクションは1本目の方がホンマにギリギリ回せたので、あの感じを再現したかったのですが、精度の低さが原因でちょいパイロン離れ。
1本目よりも人間ブーストをかけた分、2本目の方がアクセル開度は高かったためなのか、結果、1分16秒185にタイムアップ。
最終結果は、逃げ切りクラス優勝できました。
という訳で、いつもの反省動画です。
▼1本目 1分16秒704
▼2本目 1分16秒185
RT3クラスのHさん、外撮りありがとうございました。
エントラントの皆様、オフィシャルの皆様、お疲れ様でした。
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姫路ジムカーナシリーズ | クルマ
Posted at
2019/10/22 19:00:57