仕事からの帰宅後、最近、ビールを飲みながら野球観戦することしか楽しみがないKAZUYAです。
こんばんは。
前夜、オリックスに悔しい負け方をして、ホームに戻って西武を迎える交流戦2カード目の初戦。
カープの先発は、4月以来勝ち星から遠ざかり4連敗中の森下投手。
西武の先発は、2015年にドラフト1位で入団し、2020年から2023年までは3年連続で二桁勝利をしてきた高橋光成投手。
2024年には見方の援護に恵まれなかったこともあり、まさかの0勝11敗という成績に終わりましたが、本来の実力はそんなものではないハズ。
155km/h前後の力強いストレートを軸に、カットボール、カーブ、スプリット、スーシーム、スライダーと多彩な変化球も扱うので、カープ打線も翻弄されると予想していました。
試合は2回表にいきなり動き、西武の下位打線がつながり、普段バッターボックスに立つことのない高橋投手が打席に立ちます。
打った打球はショートゴロとなり、「ここは3アウトチェンジだな」と思っていたところへ、ショートスタメンの小園選手がファンブルで1失点。
森下投手が後続をなんとか絶ち切り、1失点で抑えることができましたが、森下投手は立ち上がりの不安定な感じが続き、その後も再三のピンチを招きます。
4回表、四球で出塁した7番平沼選手が盗塁し、無死2塁。
続く8番炭谷選手がヒットを打ち、無死1・3塁。
9番高橋投手がキッチリと送りバントをして、1死2・3塁。
1番西川選手はセンターフライに倒れましたが、2番滝澤選手のセンターへのタイムリーヒットで1点追加。
0対2と引き離され、イヤな流れに傾きかけたところで、4回裏カープの攻撃。
先頭打者の小園選手、ファビアン選手と連続ヒットでつながり、4番末包選手の打球は、ショートゴロとなるところ、折れたバットが名遊撃手源田選手の前にボールと一緒に転がり、ラッキーヒット。
スマートさのかけらもない姑息な点の取り方ですが、カープだったら泥臭い試合は常套手段。
5番坂倉選手はセンターへの犠牲フライとなり、1点追加し、同点に追いつきます。
ここから両投手の流れが変わります。
立ち上がりが不安定で毎回ランナーを背負っていた森下投手は中盤から安定してきて、高橋投手は毎回ランナーを背負うようになります。
5回・6回に得点圏にランナーを置いても、粘りの投球で追加点を許さない高橋投手。
特に6回には1死1・3塁のチャンスまであったのに、下位打線の追撃を許さなかったのは流石です。
両投手とも7回まで投げ、森下投手は7回始めで100球を超えていました。
8回表には109球を投じていた森下投手。
先頭の外崎選手投じた4球目のチェンジアップがにかする程度の死球となり無死1塁。
4番ネピン選手はセンターフライに打ち取り、5番長谷川選手にはレフト前ヒットを打たれ、1死2・3塁のピンチ。
6番源田選手をレフトフライに打ち取り、7番平沼選手は高めのカットボールで三振に打ち取り、今季最多の125球を投じて味方の援護を待ちます。
8回裏に、西武は高橋投手からウィンゲンター投手へ継投。
先頭の末包選手は三振で倒れ、5番坂倉選手が四球をもぎ取り出塁。
ここでベンチが動き、坂倉選手の代走で羽月選手が登場。
ここからが羽月劇場の始まり。
盗塁成功率70%の羽月選手は、6番モンテロ選手へ投じた初球から走り、2塁ベースに向かってヘッドスライディングして2盗。
変化球を狙ったのではなく、ストレートでの盗塁なので、確信犯。
その勢いのまま、圧巻の3盗。
流石の炭谷選手も、まさか連続して走ってくると思っていなかったのか、3塁へ送球することもできず、1死3塁のチャンス。
モンテロ選手の「外野フライ1発で追加点!」と期待していたのですが、ファーストフライで2死。
7番佐々木選手が打席に立ち、初のタイムリーヒットを期待するしかないと思っていたといころへ、炭谷選手が捕逸。
その間に、羽月選手が一気にホームへ生還。
ヒットを打っていないのに、まさに、足で勝ち取った1点。
このときばかりは、カープの羽月選手がソフバンの周東選手に見えました(笑)
9回表は森下投手からハーン投手へ継投し、3者連続三振で試合終了。
昨日、100本本塁打を達成した阪神の佐藤選手のように打つ方での派手さはないカープですが、泥臭い試合にもつれ込めば、勝機はある!
毎回、こんなことは起こらないと思いますし、そんなに走らせてくれるワケがありません。
それでもカープの連敗を止め、4連敗中だった森下投手にも久しぶりの勝ち星がついたのは、良かったと思います。
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Posted at
2025/06/06 22:36:30