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2008年12月21日

年の瀬

年の瀬 今年もあと10日になりました。

この数年間は、時代の大きな変わり目であると考えていました。それに対応する意識はあったのですが、具体的な手立てを見つけることができず、要するに本業を地道にやる以外にサバイバルする方法はない。あまり面白みのない結論に至りました。

化石燃料を基本に置きながら、無限の成長を信じる。近代西欧が産み出した20世紀型のコンセプトは行き詰まりの段階を過ぎ、終焉を迎えたようです。

石油エネルギーの多消費によって得られるスピードを高性能の基本に据えて、そのピークを競う価値観も、目前に迫った問題の解決のために改める必要がありそうです。

商業マスコミのスタイルを取らざるを得ないメディアも、本質を語らないと存在が危ぶまれるところに来たような気がします。

従来価値観の延命は、そのまま次代への転換を遅らせる。なんだかとても面倒くさいけれど、革命的に物事を変化させないと、間に合わない。そんな気分があります。

9月のリーマンショックによって顕在化した金融バブルの崩壊に伴う混乱は、問題点が明確になったという意味で心落ち着かせることができました。

とてつもなく大きい地殻変動のようですが、原因が分らない状態よりは、ずっと対処しやすい。要するにこれ以上豊かになることを考えることよりも、すでに獲得している豊かさをいかに実感することができる社会にするか。個別の格差の話をするとややこしくなるので、あくまでも社会ですね。

クルマのあり方、価値観、商品性……あらゆるものが、急速に変化変質して行くような予感があります。まだまだ隠された事実があって、それが急浮上することで急転回が訪れる。

こういう気分で生きていると、なかなか現実的な成功は覚束ないですね。おかげで、今年一年はサバイバルに自信を失いかけるほど低調のまま過ぎました。もう随分前に底を打ったので、あとはシコシコ前進あるのみです。
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Posted at 2008/12/22 02:50:39

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この記事へのコメント

2008年12月22日 4:19
社会全体の意識として 急激な右肩上がりの成長は所詮バブルだと
認識を徹底して 堅実・汗して労働の対価・プロ意識を持つことだと思います。

誰かの負けの上に成り立つ利益ではなく
お金がお金を産むスキルでもなく
基本は身の丈の労働と報酬・・それに見合う幸せ。

コメントへの返答
2008年12月24日 12:36
事態は相当深刻なのに、"まだ"身の回りに切羽詰まった緊張感が張りつめていない。

皆分かっているんだけど、言葉にするのが怖くて言い出せない。それとも、対応策が見つからないで思考停止に陥っている?

メディアが直面している危機は深刻だと思います。数字を取らなくても評価され、続けられる仕組みが必要です。
2008年12月22日 6:32
今年の後半、自動車業界は猛烈な下方修正でしたね
地元の有名な部品メーカー「リ○ン」がありますが
そこも非正規の契約打ち切りと減産になってます
去年は地震で工場を復旧させるのに日本の6メーカーから
200人の方々が応援に来てたのが夢のようです

トヨタの去年までの黒字は何処に消えちゃったんでしょうね
コメントへの返答
2008年12月24日 13:08
為替差益が差損に化けた。基本は円が主要通貨に対して全面高になったからということですが、世界でもっとも特殊なアメリカという国に全面的に乗っかっちゃった結果であるようです。

私もアメリカ依存が原因だという理屈はすぐに呑み込めましたが、何故アメリカがあれほど繁栄を謳歌できて、大きなピックアップトラック、SUV、ミニバンに乗れて、京都議定書から離脱できたのか。ずっと謎でした。

デトロイト3の現実が明らかになってようやく納得できたように思います。

UAWの存在、公的保険/年金制度がなく、自動車メーカーが丸抱えになっていた事実。

アメリカの豊かさ、世界のクルマのトレンドセッターになり得た理由がここにあった。

本質をきっちり捉えられないと、やはり駄目ですね。

政治が関与すると内政干渉になってしまうことでも、メディアなら『おかしいでしょ?』と指摘できたはず。

まだまだ何も分かっていない。募るのは自省の念ばかりです。
2008年12月22日 12:55
今ぐらいの景気が普通なのかもしれませんね~
戦中派の親の話を聞いてると別に何とかなるや~という気になります。
楽を知るとなかなか後戻りは出来ませんが創意工夫で何とか・・・

次の世代が夢見れるような世界にしなければいけないと思います。
何が出来るか??
日々に追われて後回しな今日この頃です・・・(反省)
コメントへの返答
2008年12月24日 13:40
今の自分に何ができるか?始まりはいつもここからなのかもしれません。
2008年12月22日 21:47
昨年、2兆円以上の儲けを出したトヨタが、今年は一転赤字…。確かに時代は動いているようですが、ここ数ヶ月の動きはちょっと異常ですね。私もとても自信がありませんが、こういう時ほど短絡的な捕らえ方しかしないメディアに惑わされず、社会全体を見渡して、今何をすべきかを感じとる必要があると思うのですが…。
コメントへの返答
2008年12月24日 14:10
ある時、某社某役員に「損益分岐点を半減させるイメージって持てますか?」問うと「いや、クルマはやはり台数だよ」自動車産業の経営陣に共通する即答でした。

ブランド化などの方策によって、利益率を倍増すれば、台数は半分でよく、雇用を保ったまま、設備も半分で済む。

完全なる素人の意見ですが、コストダウンよりもバリューアップでバランスを取る方が、ゼロサムベースの状況には適っている。

価格競争力は重要だけど、それだけではやがて工業化による豊かさの追求を急ぐ途上国に破れる。

多少高くても勝ってもらえる商品作りにシフトしたら?…そんな貧弱な発想は、実務者にはありませんでした。

上手く行っている時になかなか逆の発想は持てない。人間の難しさです。
2008年12月22日 22:48
悩んだときは原点回帰。
「そもそもなんでこんなことしてるんだっけ?」
・・・ってみんな個々が考える時期に来たんでしょうね。

社会的な価値観も個々の価値観の集合でしかないですから。

みんなクルマの向こうに何を見ていたんでしょうかね。
なりたい自分の姿があったはずなのに。
コメントへの返答
2008年12月24日 14:24
自国に500万台ほどの消費能力しかないのに、国内で1000万台、海外ではそれ以上の1000万台超を生産していた。

凄いけど、それをさらに伸ばすなんてねえ。

自動車メーカーは生産者であると同時に、広い分野から部品などを購入し、労働コストを支払う消費者でもあります。

回らなくなった時のことって、誰も考えなかった。結果論って怖いね。


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