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伏木悦郎のブログ一覧

2011年04月30日 イイね!

「スポーツカー? やりますよ、気持ちは変わっていない」

「スポーツカー? やりますよ、気持ちは変わっていない」中国のモーターショーは、すでに何度かリポートしているとおり広大なコンベンションセンターのそれぞれのホール毎に同時進行でプレスカンファレンスが行われる。いわゆるショットガン方式。オーガナイザーが、各国各社の利害を調整する労を厭い、混沌とした運営に任せている結果だが、もう一つの側面としては報道(プレス)に対する認識が自由よりも管理を前提としているお国柄とも相まって、一筋縄では行かない状況を許している。

プレスデイ初日の朝一、日本メーカーとしては最初のプレカンはホンダということで、まずはスケジュールを追うことにしてみた。伊東孝紳士社長の仕切りによるプレカン終了後、N広報部長と話をしてみるとこのあと10時からブース2階で伊東社長と倉石中国本部長の会見を行うという。タイミングとしてはトヨタのプレカンとカブるが、トヨタもホンダ同様とくに目玉の出展はない……ということで、入場に限りのある会見を選んだ(結果としては、トヨタは豊田章男社長が中国モーターショーデビューというニュースがあったわけですが)。

震災の影響で今後のクルマ作りや商品コンセプトに変更はないのだろうか? 素朴な質問を試みたが答えはちょっと一般論のようなもうひとつ食い足りないものだった。これを機に、世界をリードする画期的な先進性で勝負に出たらいいのに、という思いは"大きな力はゆっくり動く"というこれまでの価値観を切り崩すところには至らなかった。

新聞記者のやたら収益とか台数とかシェアなどといった数字にこだわり、クルマの未来を語るといった視点に立たないただ情報としてだけクルマを捉えようとする姿勢に苛立ち、年末に社長自ら表明したスポーツカー開発に対する思いは震災を経ても変わらないか……そのやる気を確認する質問をしてみたら、我が意を得たりといった身を乗り出す感じで改めて意欲は変わらずと断言した。これまでになかったスポーツカー、それが一体どんなものになるかという具体的な方向性は占められなかったが、やらからには……というホンダスピリットの再燃は信じてもよさそうだ。


ルノー本体のスキャンダルで下向き加減だった日産のC. ゴーンCEOも、中国市場こそが唯一の成長が期待できる正念場ということで、当初は予定されていなかったプレカンも"俺がやる"と急遽決まった模様。今年年末のTMS(東京モーターショー)はちゃんと機能するだろうか?

上海の各国各社ののめり込み具合を見ていると、時代の変わり目を意識しないわけに行かない。なんかね、中国市場はずっと万全という印象は回を追うごとに薄まっている感じがぼんやりと広まってきているように思えるのです。この手の皮膚感覚って案外外れないんですよね。
Posted at 2011/05/01 00:35:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月29日 イイね!

たった4年の様変わり

2007年から3回連続足掛け4年。上海国際オートショーの定点観測で何よりも印象に残っているのは、上海国際展覧中心(コンベンションセンター)に至る表通りたる龍陽路(ロンヤンルー:簡易体は写真の通り)と正面ゲート前の芳旬路(ファンディアンルー:同)の激変ぶり。




4年前はご覧のように↓ロンヤンとファンディアンの交差点は平面交差で横断歩道を歩いた。周囲の景観も、どこか鄙びた発展途上を感じさせるムードが濃厚に漂っていた。



前回2009年は、翌年の上海万博に間に合わせるべく、空港からもアクセスできる高架の高速道路の建設が急ピッチで行われていた。これで本当に間に合うの?2年前の眺めはちょっと心配になる突貫工事ぶりだった。



それがどうなったか?プレスデイの前日、やはり出来上がったばかりのコンベンションセンターに隣接するカリーホテルで行われたGMのレセプションに出席した後、プレスカードを受け取りに行くついでにあの交差点の出来上がり具合を見に行った。思わず息を飲んだね。

もうね、前回のトンテンカンの雑然とした雰囲気などどこにもなく、もう何年も前からこうやって近代的な道路システムでやってきたのウチは……みたいな、板についた感じで周囲の景観を含めちゃんとしている。たった4年でこれか。この国の勢いは、まさにここに表れていると思った。



コンベンションセンターを背に、浦東の高層ビルやタワーが聳える黄浦江東岸に向かう左にリニアモーターカーと地下鉄の龍陽路駅のある景観の変貌ぶりは、白黒の銀鉛フィルムと最新のデジタルカメラのカラー写真ほどの落差を覚えるものがあった。



高級ホテルとショー会場を往復しているだけでは絶対に実感できない現実がそこにある。裏道に入るとモータリゼーションはまだまだ先という暮らしぶりがひっそり埋もれていたりもする。それも含めて現在の中国という国が持つダイナミズムということなのだろう。まだ、僕は中国の欠片(かけら)しか知らない。先があるから面白いのだ。




Posted at 2011/04/30 01:16:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月29日 イイね!

マーチを酷評した人たちへ

マーチを酷評した人たちへ第14回上海国際オートショーに出展した日本勢でもっとも積極姿勢を示したのが日産。昨年12月の広州ショー(サニーをワールドプレミア)に続いて、今回はBセグメントの国際戦略車TIIDA(ティーダ)を世界初公開。何かと話題のC.ゴーンCEOが登壇し、最大の成長市場でのトップセールスに余念がないところを見せていた。

もっとも、ワールドカーのティーダではあるけれど、日本市場への導入は今のところ未定とか。国内市場において積極的な販売推進を目指すLEAFとの兼ね合いもあるとかで、日産のグローバル化を象徴する存在がまたひとつ…という感もなくはない。

そんな中、日産ブースステージの右側に控えめだが強い輝きを放つ一台を発見!Conpact Sport conceptと銘打ったそれは、それはそれは魅力的なルックスで仕立てられたマーチのデリバティブ(派生系)。いまカタログモデルにラインアップされていたとしても何の違和感もない"完成度"だが、もちろんこれは特別仕立ての一品モノ。なんてったって現時点ではこの世に存在しない3ドアハッチバックである。

製作は、北京にある日産のデザイン部門が行った。現地にはVP(副社長)とCD(チーフデザイナー)級の日本人がそれぞれ一人ずついるが、あとはすべて中国人スタッフで占められているという。ということは、ほぼ中国オリジナル(?)。

ワンオフモデルなので、随所にFRPが使用されていて即量産化は難しいようだが、デザイン的には十分現実的。中村史郎CCO(チーフクリエイティブオフィサー)も「応援してください」マーケットの反応次第では市販に踏み切る可能性ありという含みのある発言をしていた。

数多くのワールドプレミアが登場したAUTO CHINA SHANGHAI♯14だが、僕の"star of the show"は、断然これ。ボンネットが開けられることはなかったが、3気筒のままでかまわないから、かつてのスーパーターボで試みられたツインチャージ(turbo+super charger)に考えられるecoデバイスや軽量化技術を合わせて、狂った速さと驚きの燃費の両立を図ってもらいたいもの。

この中国オリジナルデザインを忠実に再現して、コスト的な圧縮が見込める中国のラインで生産し、破格のプライスで日本市場に送り込んだらどう? 可能性は皆さんの腹積もり次第。反響をお寄せいただければ、CEOへの直談判を含めフィードバックさせていただきます。マジです。

追伸:このコンセプト、厚木のNTCのデザイン部門も埒外だったとかで、現場に居合わせたスタッフも初めて見るのだとか。面白くなってきましたね。
Posted at 2011/04/29 12:05:06 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月28日 イイね!

すくーぷ!!(笑)

すくーぷ!!(笑)いろいろ思うところがあって、長々と潜っている状態が続いてしまいました。誰もが感じているように、3.11大震災は時代の変化を浮き彫りにし、具体的な対応を各自に迫るという事態をもたらしました。



それでも地球は回っていて、海外に出れば日本人が直面している問題は他国の人々にはほとんど関係なく、それが日常的な話題として語られることもない。日本国内での煮詰まり感を、上海ではまったく意識することもなかった。情報発信力のなさは今に始まったことではありませんが、あらためて乏しい語学力のままでは未来はない。我が身の至らなさを痛感しました。あきらめるのはまだ早いので、少しでも言葉の壁をなくして前進しようと思っています。

しかし、今回で3回連続となる上海国際オートショーは、その盛況ぶりとはも裏腹に内容的に深みを欠いた、漠然としたものに感じられました。出展メーカー数は世界最大級だし、詰めかけたプレスの数も半端じゃない。ワールドプレミアもそれなりにあって、成長市場であることは間違いない。

でも、周辺の景観の激変ぶりとは対照的に上海国際展覧中心の雰囲気はむしろ奇妙な落ち着きに満ちていた。賑わいはたしかに世界でも稀なほどですが、日中欧米亜各国各メーカーの取り組みは、最大の成長市場で21世紀のモビリティを問うといったビジョンのあるものではなくて、単に覇を競うだけのビジネスの場になっている。クルマの未来を語るというよりも、鉄火場に前のめりになっているような印象が強まった。市場や顧客の熱気にどう答えたらいいのか分からなくなっている、そんな感じもする。

理想主義に燃えた提案があるわけでも、現実を真正面から直視した新興国のモータリゼーションに応える具体例が提示されたわけでもない。要するにサバイバルのための金儲け?なんかすっきりしなかったわけである。

呆然とだだっ広いコンベンションセンターを彷徨っていると、足が棒になったわりに実りは限られた。そんな中で、小ネタをひとつ。トヨタは今回とくに目新しい出展はなかったが、豊田章男社長が足を運び中国市場の重要性をアピールすることは忘れなかった。そのトヨタブースの右最奥にジュネーブで見たFT86ⅡコンセプトがAE86と一緒に並んで展示されていた。基本的にはジュネーブのままだが、たまたま顔を合わせた多田哲也CEは「タイヤをチェックするよーに。スクープですよ」

何のことやら…と見に行くと、サイドウォールにPOTENZA RE86のロゴが。1980年代前半、ブリヂストン初のスポーツラジアルRE47に次ぐブランド名を発見して、なるほどね。FT86の開発陣は、たとえばエンジンのディスプレースメントにも同じような洒落を入れ込んでいるが、86という数字にとことんこだわろうとしているように見える。今年末に予定される正式発表までに様々なティザーを考えているという話も風の便りに聞いている。09年のTMSでデビューしたFT86コンセプトにはもう一つ乗れなかったが、FT86Ⅱコンセプトになって何か面白そうなことをやっている気配が漂ってきた。

今回展示ブース下のモニターに映し出された動画を見て、僕の妄想はさらに加速したわけですが、これを見てあなたは何を思うだろう? ヴァーチャルとリアルを行き来するツールとしてのクルマ。そんな新しいスポーツカーの提案がなされたら面白いだろうなあ。ポリフォニー・ディジタルのグランツーリスモⅤで迫真のドリフト走行を見せるその姿を見て、むむむっとなった。FT86のフルスペック情報はすでにポリフォニーに渡っていたりしてね。
Posted at 2011/04/28 23:49:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月21日 イイね!

上海某所

上海某所才能のある人に接すると、その吸引力でエネルギーが掻き立てられる気分を味わう。上海で画廊を経営するその人は、日中韓英仏の5ヶ国語を操り、世界中を相手に夢に向かって邁進している。狭い日本のさらに狭い業界のしがらみに汲々としているのが本当に阿呆らしくなるダイナミズム。相当影響されちゃいました。通い始めるかも。M50という観光地の少ない上海で知る人ぞ知る画廊やスタジオが軒を連ねるSOHOのようなところ。あるんだね、こういうところが上海にも。
Posted at 2011/04/22 10:01:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
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