VR209の修理が難航しております。
終段トランジスタが到着して、入れ替え作業をしようとするも何かおかしい
何度も基盤をケースに付けはずししたおかげで、トランジスタの足に負担が掛かり、はんだが外れるのではなく足がチップ内で折れてしまっていたようです。
死角になる位置だったので発見するまで3日ほど掛かりました。
上からは見えないんですよねヒートシンクも邪魔してるので。
手掛かりは終段トランジスタを外した状態で起動して、テスターであちこち電圧をチェックしていると右の励起トランジスタの出力だけ低く、ここから辿って1つ前のプレ励起トランジスタを外して判明した次第です。
で、終段をトランジスタを付けて起動するも・・うーんまだおかしい。
裸状態で起動して各部電圧測定・・あれ端っこのMOSFETだけ熱いなぁ・・
ん、6個のうち3個への制御電圧が低すぎる・・動いてない?
コントローラーのSG3525がやられてる?
正常なVR209の制御電圧と比較してもおかしいのでジャンクからSG3525を剥がして入れ替えてみると・・SG3525が発振!
そのままテスターでSG3525の16本の足の電圧チェックしてて、
やらかしてしまいました。
14番と15番、このピン間にテスターが振れてしまい、14番のコントロール出力に15番の+13.4Vが掛かってしまい、コントローラーのSG3525を壊してしまったようです。
内部ショート状態になり、外部安定化電源の保護機能が働いて電流供給が止まりました。
まぁ壊したのは仕方ないとして、ややこしいところが壊れてるなぁ
発振原因を絞るために、純正のMOSFET、STP36N06と壊したSG3525を注文
その間にコントローラー周辺の抵抗、ダイオードを外してチェックしてますが、
今のところ出力系は問題なし、制御系の抵抗値、コンデンサ等もチェックしてますが今の所問題なし・・・
付けてた東芝のMOSFETが低抵抗なのでコントローラーからのオンオフ信号電流が過剰に流れたのが発振の原因ではと思っています。
なんか部品全部入れ替わりそうな勢いです・・
ま、もう後へは引けません。
RSからの部品が着くまで休憩して頭を冷やしておきます。
Posted at 2024/06/15 21:24:34 | |
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