
コンクラーベ 1回目の投票で教皇決まらず 2回目投票は8日に
2025年5月8日 5時06分
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新しいローマ教皇を決める選挙、コンクラーベが、7日、バチカンで始まり、初日に行われた1回目の投票で教皇は決まりませんでした。2回目の投票は日本時間の8日午後、行われる予定です。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が先月亡くなったことを受け、バチカンでは7日、教皇に次ぐ地位にある枢機卿133人が参加して、新しい教皇を決める選挙、コンクラーベが始まりました。
枢機卿たちは、会場のシスティーナ礼拝堂に入って、投票に関する秘密を守ることなどを宣誓したあと、日本時間の8日未明、礼拝堂の扉が閉められました。
コンクラーベでは、投票総数の少なくとも3分の2を誰かが得るまで投票を行いますが、初日は扉が閉められてから3時間余りがたった日本時間の8日午前4時ごろ、教皇が決まらなかったことを示す黒い煙が礼拝堂の煙突から上がりました。
サンピエトロ広場に集まった大勢の信者や観光客は落胆した様子で帰路についていました。
これを受けて2回目の投票が8日午前、日本時間の8日午後4時すぎから行われる予定です。8日は最大で午前2回、午後2回の投票が行われ、それでも決まらない場合は9日も投票が続けられます。
今回のコンクラーベでは、フランシスコ教皇の改革路線が引き継がれるのかや、枢機卿の出身地が多様化するなかでアジアやアフリカなどヨーロッパ以外から選出されるのかも焦点となっています。
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Posted at
2025/05/08 10:09:16