先週乾燥が続いたせいか、喉を痛めてしまい、この週末には完全に風邪と化し、3連休にもかかわらずほとんど外出せずにおとなしくしていました。本日少しましになりましたが、外は大雪で、外出もままならず、結局閉じこもって、しょうがないので、昨年10月のオーストラリア釣行のことをちゃんと書いていなかったとまとめてみました。
10月7日釣り初日。7時にガイドのAlとホテル前で待ち合わせて、15分ほど走ったハーバートリバーのボートランプから出発。天気は快晴でほぼ無風状態。



Alがここには魚が一杯いるはずだと言うハーバートリバーの岸沿いのポイントで、最初は実績のあるミノーラップのオレンジを使ってキャスト開始。水の透明度が高く、沈木の際をルアーが通る時に横からバラマンディが食いつくのが見え、最初のヒット。少し離れたところでは、マングローブジャックもヒットしました。
続いて、ゴールドのシャッドラップでヒットしましたが、重いだけなのでいやな予感がすると、やはりゴールドスポットコッドでした。最初のバイトはいいのですが、あとは重さを感じるだけというあまりおもしろみのない魚ですが、よくヒットします。
その後立木周りを狙うとバイトが何度もあるのですが、ヒットまで持ち込めず、ここでティーブレイク。
今回、Alの勧めによってシャッドタイプのワームをいくつか持ち込んだので、それらを試してみました。黄色のノリーズシャッドをマングローブの際にキャストして、少し沈めるとすぐにヒット。小さめのマングローブジャックでした。
同じように攻めると、また小さめのマングローブジャックがヒットし、ゆっくり寄せてくると、突然巨大な水しぶきがあがり、ヒットしたマングローブジャックが暴れたのに引き寄せられたのか、サメが食いつきてきました。しかしそれも一瞬のことで50lbのリーダーがあっという間に切られていました。70cmくらいの小さなサメでしたが、汽水域とはいえサメがでてくるとはびっくりでした。今までの釣行でエイやイカはよく見かけていたのですが、サメは初めてです。

ポイントを移動して、ノリーズシャッドをマングローブの際に落とし込んで、ゆっくり引いてくるとバラマンディがチェイスしてきます。反転しかけましたが、落とし込んでチョンチョンと誘ってやるとヒット。小さめのバラマンディでしたが、満足の一匹でした。
キャストを続けても反応がなくなってきたので、Alがトローリングをしてみようと提案。正直あんまり好きではありませんが、トローリングを開始。ロングAのディープダイバーで岸沿いを引いていると、ジーとラインが引き出されていきます。最初、根掛かりと思いましたが、しばらくすると魚が暴れる感触が。慎重にラインを巻いていくと、ラインが沈木にからまっており、その先のルアーには80cmオーバーの大きなフラットヘッドが食いついていました。しかし、ラインは木にからまっており、結局取り込めず、ラインブレイクとなってしまいました。
この後はコッドが釣れたのみで、4時に終了。
10月8日釣行2日目。昨日と同様に7時にAlと待ち合わせてボートランプから出発。


今日も雲一つ無い快晴。まずはヒンチンブルック島の海岸沿いのシャローへ。ゴールドのロングAでジャベリンフィッシュがヒットしました。その後はコッドが釣れるばかりで芳しくありません。マングローブに囲まれたチャネルに移動しても、反応がほとんどなく、立木周りでマングローブジャックがヒットしましたがばらしてしまいました。昨日割と反応のあったシャッドワームも反応なし。細いクリークに入り込んで、マングローブが水中に没したポイントで、オレンジのミノーラップを繰り返しキャストすると、突然がつんとバラマンディがヒット。木のすれすれのところに潜んでいたようで、木のそばにタイトに攻め込んでようやく反応してくれたようでした。明日、もう一度このポイントを攻めることにして引き上げました。

夕食はホテル近くのレストランでバラマンディをいただきました。
10月9日釣行3日目最終日。7時にAlと落ち合い、出発。今日は今までで一番潮回りがいい日だとのこと。

出発して早々対岸でボイルですごい水しぶきがあがっているので、その場所に向かいキャスト。流れが速くポイントを狙うのに苦戦しましたが、リップライザーを岸際にキャストすると魚がヒット。初めて見る魚でジョンヘリングという名前とのことでしたが、1mを超える大きな魚になり、めったに釣れない魚らしいです。次に向かったのは、マングローブ林内のチャネルで、いいサイズのマングローブジャックが立て続けにロングAにヒット。さらにサイズは小さめでしたが、バラマンディがミノーラップの黄色で2匹ヒットしました。



いつものティーブレイクの後、ヒンチンブルック島の海岸へ移動。かなりのシャローでマングローブもなにもなく、本当にここにいるの?と思いつつも、Alがバラマンディが捕食をしにこのエリアに集まっているから、キャストしろというので、ベントミノーで波打ち際を狙うと、いきなりひったくるようなヒット。しかしかかりが浅くばらし。今度は慎重に狙うもののバイトがあるのですが、やはりばらし。ルアーをロングAのゴールドに代え、近くで起きたボイルに向かってキャストして、ひいてくると下から突き上げるようにヒット。ようやくキャッチできたバラマンディの口からはベイトがこぼれてきました。このバラマンディは55cmありましたが、Alがまだもっといいサイズがいるから狙えというので、キャストを続けました。風と潮に流されながら、遠目にボイルが起きていた場所に近づき、確かこのあたりで何度もボイルが起きていたはずだと狙った場所にキャストすると、突然下からバラマンディがルアーを襲い、ラインがゆるんだのでてっきりばらしたと思ったのですが、バラはちゃんと食いついており、大急ぎでラインのたるみをとってやりとりしたのですが、いいサイズのバラで寄せてはラインを引き出されることを繰り返し、ようやくネットインしたバラは、72m、3.2kgでした。
さらに続けて、バラがヒットしましたが、今度はかなりサイズダウンしていたので、気がゆるんでしまい、ボート近くでばらしてしまいました。ランチの後、昨日のポイントに入って、キャストを続けましたが、小さなマングローブジャックがヒットしただけでした。そのまま4時になり終了となりました。
結局、3日間の釣果は以下の通りでした。
バラマンディ 7匹
マングローブジャック 6匹
コッド 5匹
ジャベリン1匹
ジョンヘリング1匹
数も魚の種類も多くはありませんでしたが、今回ヒットしたバラマンディは満足のいくものでした。フィッシングガイドのAlとは長いつきあいですが、やはりポイントを知り抜いているなと感心します。久しぶりのヒンチンブルック島での釣行でしたが、天候にも恵まれ、いい釣行でした。
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2013/01/14 19:36:24