10月3日、この日も朝5時に起床。朝食はホテル近くの24時間営業のマクドナルドのソーセージマフィンで済ませて、7時に待ち合わせのボートランプへ。Toddと落ち合い、早速出発。この日も風はなく、気持ちのいい天気でした。
まずはHerbert Riverの河口から、すぐ近くのクリークでストラクチャーを狙いながらのキャスティング。しかし、まったくバイトなし。
らちが明かないので移動して、Seymour Riverの河口へ。ここでもストラクチャーをネチネチ狙いましたが、ヒットしません。川の流れ込みと交わるところにミノーラップ(オレンジ)をキャストすると、ターポンがヒット。今度は流血なしでした。
同じ場所ですが、うっすら見える沈木の際を狙うと、マングローブジャックがヒット。まずまずのサイズでしたし、澄んだ水中の中で翻る魚体はなかなかきれいでした。
なぜこんなに魚の反応がないんだ?と首をかしげつつ、フラットエリアに移動して大物のバラマンディ狙い。かなりの浅場が広く続くエリアで、マングローブ林の中からチョロチョロと流れ出る濁った水がきれいな水と混じり合い、その濁りの中でバラマンディがベイトを狙って潜んでいるはず。しかし、去年のようにボイルも起きていないし、水の濁りも少なめです。キャストを続けても、反応がありません。しかしそんな中、黒さんがようやくバラマンディをヒット。慎重にフッキングさせたそうで、さすがの1匹でした。
今回、バラマンディにも効くと聞いたシステムミノーを使ってみたのですが、バイトすらなく、代わりに活躍したのがフラットミノーでした。なかなかヒットには持ち込めなかったものの、時折トレバリーが追いかけてくるようになり、岸沿いをトレースするとようやくフッキングして、キャッチできました。
ボイルが起きている反対側の岸際に移動すると、昨年大物のバラマンディを逃したポイントでした。しかしどうも反応がありません。周りでボイルはしているのに・・・
ここで、Toddがこれを使ってみてと貸してくれたのが、プローン(エビ)型のワームで、沈木の枝の中に打ち込んでみろと。指示通りやってみると、いきなり小型のバラマンディが追いかけてきましたが、ヒットには至らず。もう一度狙ってみると、再びバイトがあり、今度はピシッと合わせてフッキングさせると、上がってきたのはコッドで、がっくり。
この後はずっとバイトもなく、悶絶状態になってしまいますが、潮が引いた水深50cmもないような超シャローの場所で、周りじゅうでバシャ、バシャとバラマンディが捕食している音が聞こえているのに、ルアーには一向に反応せず、移動した先の、潮が急速に流れ込んで水が濁っている川の曲がり角でもバラマンディがばこばこやっているのに、バイトすらないというのがさらに心をボキボキ折ってくれました。
半分惰性で、沈木の際にマッドマレット(金)を通すと、グングンとバイトがあり、きたー!と思ってファイトすると、ボートのへりまで寄せたところで、フックオフ・・・その時にちらりと見えた尾びれからすると、何度かヒットはさせているものの、いまだにキャッチしたことのないスレッドフィンサーモンだったようです。Toddもなぐさめてくれましたが、今日は私の日じゃないとがっくりきてしまいました。
それでもサーモンなら1匹じゃなく、群れているはずともう一度同じ場所にキャストすると、ガツンとヒット。水面割ってジャンプした姿は、バラマンディでした。しかもいいサイズ。慎重にやり取りして、Toddにネットですくってもらって、ハイタッチ。黒さんが計測してくれましたが、76cmのきれいな銀ピカのバラマンディで、ルアーを丸飲みでした。
黒さんがキープして食べようと提案してくれて、Toddがホテルのレストランに電話し、料理してくれることになりました。Toddが血抜きをしてくれて、クーラーにキープしました。
その後は反応なく、この日の釣りは終了となり、魚はクーラーに入れたまま、ホテルに戻り、ホテルの人に午後7時に食べたいとお願いして、預けました。
7時になってホテルのレストランに降りて行き、ビールを飲みながら待つと、すぐに調理されたバラマンディが出てきました。特に料理方法は指定しなかったので、普通にフライになってでてくるんだろうと思っていたら、油を使わず、変なスパイスも使わずに、シンプルに蒸し上げた上品な調理をしてくれていました。さっそく一口食べると、おいしい!何度かレストランでバラマンディを食べていますが、これは本当においしかったです。黒さんも20年以上オーストラリアに住んでいるが、これまで食べた中で最もおいしいバラマンディだと言っていました。
この時の様子はホテルの人(後でオーナーだったとわかりました)が写真を撮ってくれて、ホテルのFacebookページにも載っていました。
バイトすらない反応の薄い日で苦しみましたが、最後に今回最大サイズのバラマンディが釣れて、なんとか恰好はつきました。でも、こんな釣れなかったのは初めてで、結局、この日は、ターポン、マングローブジャック、トレバリー、コッド、バラマンディが1匹づつの計5匹のみでした。
Posted at 2014/10/16 22:45:30 | |
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