この記事は2007年9月にアップし、後に諸般の事情により公開中止していた『「四国の旅」報告』シリーズを再編集したものです。
地図など終了したサービスへのリンクの削除、個人情報保護への対応、一部の文の書き直し、補足事項の追加、フォトギャラリーを記事に統合、など行っています。
道の駅での車中泊など、時代の変化で何かと議論されるようになった内容も含まれますが、あくまで2007年当時の話として軽く聞き流してください。また今の基準から見るとかなり荒い画像も多いですがご容赦ください。
夏休みの前半、車中泊で四国を旅することに。
(※ちなみに当時の愛車は初代T30型エクストレイル)
朝3時起きで自宅
(※当時は関西圏在住)を出発し、神戸6時発のジャンボフェリーに車を積んで高松へ向かうことに。
神戸港からの出港
かなり早起きしての出発だったため、船内で仮眠を取る予定だったのだが、目が冴えてしまい、瀬戸内の景色を眺めて過ごすことに。
明石海峡大橋の下を通り抜け(逆光ご容赦)
心配だったお天気もだんだん晴れてきて一安心
3時間40分の航海を終え、9時40分高松港到着。
四国上陸後最初のアクティビティーは…せっかく讃岐国へ来たのだからと、早速うどん店巡り。なお今回は高松市内のお店を中心に巡ることに。
まず一軒目は高松市の「なかにしうどん」
(※現在は有名店になり新しい店舗に移転しているとのこと)
セルフ店で、ちょうど昼前という事もあってか、店内は地元の人で賑わっている。そして駐車場完備なのが嬉しいところ。(小さなうどん店って意外に駐車場が無かったりするので…)
うどんは適度に弾力ある美味しい麺。
そして2軒目へ移動…したものの、お目当ての「中北」は当面休業とのことで残念
(※ネット上で確認した範囲では2008年以降の営業を確認できず)
しかしこの店、住宅街の狭路の奥にあるので、大きな車だと辛いかも。
気を取り直して、次は「マルタニ製麺」へ
(※現在も変わらず営業中とのこと)
ここは通り沿いに駐車場もありアクセスは良好。
店内に行列が出来ていてビックリするも、これは玉売りの行列。店内で食べる人は直接オーダーすれば良いとの事で一安心。
(※当時の讃岐うどん店は今ほど行列だらけではなかったので)
弾力性だけで言えば先の「なかにしうどん」の方が圧勝なのだが…ここのうどんは弾力性よりもツルツル感で勝負しており、これはこれで最高のうどん。
但し、ここの天ぷら類…衣が甘口で、しかもしっとり系なので結構お腹にたまる…
そして高松市内から空港方面へどんどん南下し、3食目は「はったんじ」へ
(※ネット上の情報では、この旅の直後に廃業したとの情報あり)
市街中心部から外れてきたこともあってか、広大な駐車場を備えており…逆に店舗がどこかわからない有様。(写真の「
↓」の建物が店舗)
高級感のある店構えにも関わらず、システムは普通のセルフ店。
ここでは「肉ぶっかけ」を頂くことに。ここもの麺も美味しいので三杯目の昼食にも関わらずスルスルと入ってしまい、しかも鰯の天ぷらもなかなかの美味。
そして食後のコーヒーor紅茶と「うどんかりんとう」なるもののサービスも
うどんの端を揚げたもののようで、ぼんち揚げのような食感で、最初はドーナツのような甘さが、その後はうどんの塩味が一気に効いてきて、これまたなかなか美味。
(※今では「うどんぴっぴ」として有名?になっていますが、当時はまだ珍しかったのかも。)
そして、このうどん店巡りは朝食+昼食の位置づけだったのだが…さすがに3軒も巡るとお腹が…
更に今朝は3時起きでの出発だったこともあり、疲れを感じ始めていたので、まだまだ日は高いものの、温泉で一休みすることに。
そこで向かった先は香南町にある道の駅にもなっている「香南楽湯」。
温泉はデザイナーズ銭湯といった雰囲気でとても綺麗で良い感じ。(写真は無し)
そして広い畳敷きの休憩室があり、座布団も使えてゆっくり一眠り。(さすがに午後の時間帯に車中での仮眠は辛いですからね…)
そのまま夕方前までのんびりと過ごして、再度入浴してから再度出発(少し長居しすぎたかも…)
そして丸亀まで行って夕食をとることに。(何ともまあ…凄まじい食っちゃ寝の旅…)
香南→丸亀は遠いように思えるものの、実際の距離は短いので、あっという間に着いてしまう感覚。
そして閉店間際の「家康」というお店に入店
(※googleマップによると現在は閉店している様子)
感じの良いご夫婦が切り盛りされている、社食や学食のテイストを含んだ大衆食堂といった雰囲気のお店で。
大衆食堂という要素が強いこともあってか、定食メニューなども充実していたのだが…折角讃岐に来ているのだからと…
名物の「かえしうどん」といなり寿司、おでんを頂くことに。
ここの麺は昼間食べ続けた弾力系の麺ではなく、素朴な柔らかいうどん。そして素朴で地味ながらうどんの評価は弾力だけで無いということを感じさせる実力派。
定食等もやっているだけあってサイドメニューもなかなか美味しい。
本日4杯目なのにスルスルと入ってしまう恐ろしい店…
(もうこのお店は営業していないようなので書いてしまいますが、)しかも閉店間際だったこともあって、「残り物だけど…」と替え玉(?)までサービスしていただいて、気がつけばお腹いっぱい。
そして市内のネットカフェに移動してみんカラを徘徊しつつ仮眠。
結局、今日はひたすら讃岐うどんを食べ続けただけで1日を終えてしまったような…
しかもこれだけうどんを食べたにも関わらず…明日も朝から早起きうどん店巡りに出かけたいと思います。(呆)
それにしても13年も前の話とはいえ、訪問した5軒(休業の1軒も含む)のうち、現在も営業している事が確認できたのが2軒(しかもうち1軒は移転済)だけ…個人店の多い讃岐うどん店はやはり変化が激しいのだと感じさせられた次第。
<つづく>
オリジナルの記事に頂戴していたコメントを転載します。
妙延寺 さん
2007/09/08 03:26:24
(^0^)ほーい。
潮風にたなびきながら 旅は出発されたんですねえ、よかとね。
船の先端で十文字になると 映画のワンシーンですな?
( ・ω・)?
いやあ、うどんって食べられるんですね、3杯も。あまり汁がないからかなあ。
でも、食べ比べしないと寸評できないしね!
こうして旅は続くのであった…(^^)
コメントへの返答
2007/09/08 20:59:02
丁度そんな感じですよね~
やっぱり船旅から旅が始まると何というか旅する意欲というかが高まりますね。
讃岐のうどん屋さんってサイドメニューの天ぷらとかが豊富で…色々食べてしまうので、はしごしていると段々きつくなりますね。
…っていうか気をつけないと始めに食べたうどんほど良い評価になりそうです。(^^;)
ぷーある茶 さん
2007/09/08 19:54:26
まさしくうどん地。。じゃなくてうどん天国♪
うどんって消化の良い食事の代表みたいなもんですけど、これがラーメンの旅だったら胃がもたれて、かなりキツかったんじゃないでしょうか(=゚ω゚)?
コメントへの返答
2007/09/08 20:56:06
天国なのか地獄なのか…正直、ここでしか食べられない!っていう思いが無理矢理胃袋を活動させて…
ラーメンだったら…とても無理ですね(^^)
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旅(~2008年) | 日記
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2020/02/20 22:32:00