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2020年02月21日 イイね!

2007年夏「四国の旅」報告[再編集版] その2 更に讃岐うどんを食べてから今治へ

この記事は2007年9月にアップし、後に諸般の事情により公開中止していた『「四国の旅」報告』シリーズを再編集したものです。

地図など終了したサービスへのリンクの削除、個人情報保護への対応、一部の文の書き直し、補足事項の追加、フォトギャラリーを記事に統合、など行っています。
道の駅での車中泊など、時代の変化で何かと議論されるようになった内容も含まれますが、あくまで2007年当時の話として軽く聞き流してください。また今の基準から見るとかなり荒い画像も多いですがご容赦ください。



四国の旅2日目の報告です。1日目はこちら


仮眠していたネットカフェをパック料金の切れ目の時間(6時間)で退出。時間は早朝4時過ぎ。


しかし少し早すぎるので、朝の散歩に津嶋神社を見に行くことに。
但しこの神社…離島に位置しており、渡って参拝できるのは年に1回、8月の2日間行われる大祭の時だけ。(その2日間の為だけにJRの臨時駅まであるという由緒ある神社でもある。)
通常は島へ繋がる橋の橋板は外されており、対岸から眺めるだけという形になってしまう。

誰もいない気持ちの良い早朝、海岸から島の神社を遠く望む






そして朝食なのだが…昨日散々食べたにも関わらず、引き続き讃岐うどん店巡りをすることに。


先ずは豊中の上杉食品からスタートです。ちなみに既に3回目の訪問というお気に入りの店

(※この旅のあと、一時は玉売り専門になり店内では食べられなくなっていたとの情報もあったのだが、現在では再び店内で食べられるようになっているとのこと。)

ここは讃岐うどんの有名店の中の有名店…しかし基本的には町の何でも屋で、近所の人がゴボウとか普通に買いに来ているような雰囲気の店。
そんな何でも屋が早朝だけ店内でうどん出しているという不思議なお店。
うどんは早朝のみという事もあってか、落ち着いた雰囲気で食べられるのも嬉しいところ。(※当時の感想であって、今どのような雰囲気になっているのかは不明です。)


そして肝心のうどんは、中(2玉)の醤油に、納豆をトッピング


弾力のある麺にドロドロした納豆や醤油が絡みついてなかなか濃いお味。生卵があったらもっと美味しいかも。
麺は太めの弾力麺。個人的には弾力系の麺ではここが最高の店ではないかと。


そして次は観音寺市内へ移動し、早朝5時から営業している岩田屋へ(※ネット上で調べてみたところ、2008年頃を最後に営業しているとの報告は見当たらず)


こちらも初めての店では無く、二回目の訪店。しかし駐車場があるにはあるらしいのだが、それを探し当てられず仕舞い。

ここの店は基本的に製麺所で、その一角に机を置いてその場で食べられるようにした感じ。しかし座席数が全く足りておらず、製麺所の事務机や軒先のベンチなど様々なところにお客さんが座って食べている有様。


そしてここでも2玉を注文(朝から合計4玉)


ここは基本的に製麺所なのでトッピングの類は無く、選択肢はサイズのみ。(生姜はおろし金が置いてあって自由に食べられる。)

見ての通りの細麺なのだが、実際に食べてみると弾力が凄い。
先の上杉食品もかなり弾力のある麺なのだが、こちらは細麺にも関わらずこれだけの弾力を感じると言うことは、物理的には相当な弾力の麺かと。
それにしても、弾力系ばかり4玉も食べ続けていると顎が疲れてくる…





そんなわけで、顎もお腹も苦しくなってきたので、朝の散歩第二弾へ。

やはり観音寺といえば琴弾公園


個人的にはコレ、銭形平次のオープニングのイメージなのだが…実は江戸時代に作られた歴とした史跡。


駐車場で新型ノアを発見!(※この当時はまだ珍しかった)






と、そんな事をしているうちに、時刻は8時を過ぎたところ。
少しお腹も落ち着いてきたところで、今日最後の…いやこの旅最後の讃岐うどんを食べに行くことに。既に昨日から6件の店で合計9玉も食べていて、まだ食べるのかと我ながら呆れてしまいそうなのだが、やはりローカル色が強く店毎の個性の強い讃岐うどんだけに、少しでも色々な店へ足を運んでみたいという欲求に駆られてしまうのである。

そして本日3軒目は国道沿いの「かなくま餅」というお店(※現在でも変わらず営業されている様子です)


その名の通り、本業はお餅屋さんで、餅・大福・おはぎ・赤飯などを製造・販売・提供するお店。
そんな訳でセルフや製麺所系が多い讃岐うどん店とは毛色が異なり、関西に多い力餅食堂系のような一般店で、お店の方がテーブルまで注文を取りに来て、配膳もしてくれるタイプのお店。しかも国道沿いにあってお店も綺麗。(逆に讃岐うどん店巡りをしていると、こういう普通のお店に戸惑ってしまう…)


で、「折角、餅屋に来たのだから」…と力うどん(餅入りうどん)を注文


それにしても凄い炭水化物コンビ…。しかも朝8時過ぎにして既に3軒目・5玉目のうどん…

ここの麺もどちらかと言えば弾力系。しかし先の2軒と比べると少し柔らかめ。
それよりも、この店で特筆すべきは、うどんよりも出汁や具。
香り高く上品な出汁は、例えるなら料亭で出てくるお吸い物の様な香ばしさ。そして具の野菜やキノコも出汁が染みて良い感じに仕上がっている。そしてもちろん餅屋なので、言うまでも無くつきたて感のあるお餅もグッド。
かなりのボリュームにも関わらず、出汁が聞いていることもあってか、量を感じさせない食べやすさがある魔性のお店…(本日5玉目、昨日から10玉も食べているにも関わらず、こういう評価が出来るところが凄いお店の証拠かと)

そんなわけで、味も良く、店も綺麗で、店員さんも家庭的で親切、国道沿いで場所も良く、駐車場も広い…総合的に見てもかなりレベルの高いお店で、実はここも何度かリピートしているお気に入りのお店。
(結局、今朝から訪れた3件は全てリピートしているお店ばかりで新規開拓を全くしていない…)

そして帰りに「餅は餅屋」と、持ち帰り用の大福やら赤飯やらを昼食&おやつとして買い求めることに。しかしこんなに炭水化物ばかり本当に入るのか…(最終的には完食しましたよ!)


さすがにもう満腹で少しゆっくりして出発したいところだったのだが…実は9時までに高速道路に入り、通勤割引の恩恵に預かりたいという事情もあって、休憩もそこそこに車を出発させ、なんとか8時55分にインターを通過。
そのまま一気に石鎚のサービスエリアまで走ってから一休み。

晴れてたら景色も最高だっただろうに…






そして一気に今治まで走行。

今治でのお目当ては焼き肉のタレなどで有名な日本食研の食文化博物館。
早速、訪れて入場しようとしたものの…守衛さんに門前払いされてしまう。何でもこの博物館の見学は日本食研の工場見学との抱き合わせになっており、その工場見学のスケジュールの関係で1日1回11時からのみ(※これは当時の話。現在は2タイプの見学ルートがあり、合計3回のスタート時間が設定されているとの事)。しかも完全予約制とのこと。そんなわけで事前の情報収集不足もあり、無駄足となってしまう。


仕方が無いので、気を取り直して近場のスポット探し。朝倉のタオル美術館なるスポットが面白そうなのでそちらへ向かうことに。

外観


庭園


タオルに関する資料館的なものかと思いきや、そういう社会見学的要素は少なく、その名の通り美術館のテイストが強いスポット。そして直営ショップも充実している。
(※今でこそ「タオル美術館」ブランドで、今治タオルの製造・卸・販売として知られるようになっているが、当時はまだタオル業者としてのブランド力は弱く、純粋に美術館としての色合いが濃かった印象。逆に今では軸足が完全に製造・販売に移ってしまった印象。)

家族連れやカップルにも人気の様子でかなり賑わっている。
美術館としても見応えのある施設なのだが、残念ながらほとんどのエリアで撮影禁止なので、写真で紹介できるのは撮影許可されていたタオル動物園だけ。(これだけ見ると子ども向けの施設かと思ってしまいそうなのだが、実際は大人でも楽しめるような施設になっている)









そしてタオル美術館を出たのは、夕暮れも近づく頃。温泉へ向かうことにして出発

途中、波方の波止浜で小休止&お散歩タイム。しばし時を忘れて瀬戸内海の夕暮れを満喫。

波止浜


大角鼻から瀬戸内海を望む(クリックで拡大)






そして温泉へ向かうことに。今日のターゲットは伊予三名湯に数えられる鈍川温泉。

とりあえず日帰り温泉施設の駐車場に到着したものの…駐車場から溢れて路駐している車があるほどの混雑ぶり。しかも山間の温泉地のイメージに似合わない近代的な建物で正直風情に欠ける。もう少し落ち着いて入浴したいと思い、温泉街方面へ車を進めてみることに。


鈍川温泉ホテルという昭和の香りのするホテルに「日帰り歓迎」の看板が出ていたので、こちらで入浴してみることに。



車を止め、玄関を入ろうとすると…


あまりに自由に闊歩しているので、一瞬野生かとも思ったのだが…
フロントの女性に尋ねると「うちで飼ってるんですよ。放し飼いですけど。」とのこと。
流石に天然のクジャクなんて、そう簡単に拝めるわけがないだろう…


館内には「大浴場」と「岩風呂」があり、大浴場には川を望む木造りの露天風呂が備えられており、ゆっくりと温泉に浸かる事が出来る。
但し「大浴場」と「岩風呂」相互間は一度着衣して移動せねばならず、ちょっと面倒。

しかし「岩風呂」がなかなか個性的で…(詳しくは写真右上に合成した由来を参照)


自然の渓谷を活かして作られた風情ある浴場で、しかも食事時に当たったせいか私一人の貸切。のんびりと温泉に浸かり、旅の疲れをすっかり癒やすことができた。大混雑の日帰り施設を避けてここのホテルでの入浴を選択して大正解。


温泉で疲れを癒やしたあとは、今治市内の宿に投宿。仕事の人がメインの食事(家庭料理的なもの)付きの安いビジネスホテルだったのだが、夕食に出てきたおいしい鰹のたたきを肴に地元の日本酒を満喫。温泉効果に加え、この旅唯一の地上泊で、良い旅の中休みとなったのだった。


<つづく>




オリジナルの記事に頂戴していたコメントを転載します。

モン吉 (≧∇≦) さん
2007/09/08 00:21:58
去年同じく訪れました(^^
前に川が望めて、なかなか良かったです☆

コメントへの返答
2007/09/08 20:54:35
モン吉 (≧∇≦)さんも訪問されていましたか!

そうですよね、川を眺めながらのんびり入れて…ホント良い感じでしたね。


妙延寺 さん
2007/09/08 03:42:40
(・。・)朝は納豆うどんですね?いいかも、この組み合わせ。

力持ちうどんは一見、正月の雑煮 地域版ってかんじですね。

鈍川温泉ホテルですか、このネオン管が怪しくて誘蛾灯のように引きつけられますね?

早起きすると沢山回れますからいいですね、実生活では逆なんですが

(´▽`;アセアセ

コメントへの返答
2007/09/08 20:53:05
ここのおばちゃんがやたら納豆を勧めてくるので…
でもこの組み合わせ、かなり美味しかったです。

正月の雑煮…まさにそんな感じでしたね。ここのうどんは本当に美味しかったです。

実は私も朝は苦手な方で…よく車中泊で寝過ごして蒸し風呂地獄になってようやく目が覚めるというパターンが…(´▽`;
Posted at 2020/02/22 19:37:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年02月19日 イイね!

2007年夏「四国の旅」報告[再編集版] その1 ひたすら讃岐うどんを食べた話

この記事は2007年9月にアップし、後に諸般の事情により公開中止していた『「四国の旅」報告』シリーズを再編集したものです。

地図など終了したサービスへのリンクの削除、個人情報保護への対応、一部の文の書き直し、補足事項の追加、フォトギャラリーを記事に統合、など行っています。
道の駅での車中泊など、時代の変化で何かと議論されるようになった内容も含まれますが、あくまで2007年当時の話として軽く聞き流してください。また今の基準から見るとかなり荒い画像も多いですがご容赦ください。



夏休みの前半、車中泊で四国を旅することに。(※ちなみに当時の愛車は初代T30型エクストレイル)

朝3時起きで自宅(※当時は関西圏在住)を出発し、神戸6時発のジャンボフェリーに車を積んで高松へ向かうことに。

神戸港からの出港


かなり早起きしての出発だったため、船内で仮眠を取る予定だったのだが、目が冴えてしまい、瀬戸内の景色を眺めて過ごすことに。


明石海峡大橋の下を通り抜け(逆光ご容赦)


心配だったお天気もだんだん晴れてきて一安心


3時間40分の航海を終え、9時40分高松港到着。





四国上陸後最初のアクティビティーは…せっかく讃岐国へ来たのだからと、早速うどん店巡り。なお今回は高松市内のお店を中心に巡ることに。


まず一軒目は高松市の「なかにしうどん」(※現在は有名店になり新しい店舗に移転しているとのこと)
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セルフ店で、ちょうど昼前という事もあってか、店内は地元の人で賑わっている。そして駐車場完備なのが嬉しいところ。(小さなうどん店って意外に駐車場が無かったりするので…)

うどんは適度に弾力ある美味しい麺。
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そして2軒目へ移動…したものの、お目当ての「中北」は当面休業とのことで残念(※ネット上で確認した範囲では2008年以降の営業を確認できず)
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しかしこの店、住宅街の狭路の奥にあるので、大きな車だと辛いかも。


気を取り直して、次は「マルタニ製麺」へ(※現在も変わらず営業中とのこと)
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ここは通り沿いに駐車場もありアクセスは良好。
店内に行列が出来ていてビックリするも、これは玉売りの行列。店内で食べる人は直接オーダーすれば良いとの事で一安心。(※当時の讃岐うどん店は今ほど行列だらけではなかったので)


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弾力性だけで言えば先の「なかにしうどん」の方が圧勝なのだが…ここのうどんは弾力性よりもツルツル感で勝負しており、これはこれで最高のうどん。

但し、ここの天ぷら類…衣が甘口で、しかもしっとり系なので結構お腹にたまる…


そして高松市内から空港方面へどんどん南下し、3食目は「はったんじ」へ(※ネット上の情報では、この旅の直後に廃業したとの情報あり)
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市街中心部から外れてきたこともあってか、広大な駐車場を備えており…逆に店舗がどこかわからない有様。(写真の「」の建物が店舗)




高級感のある店構えにも関わらず、システムは普通のセルフ店。
ここでは「肉ぶっかけ」を頂くことに。ここもの麺も美味しいので三杯目の昼食にも関わらずスルスルと入ってしまい、しかも鰯の天ぷらもなかなかの美味。


そして食後のコーヒーor紅茶と「うどんかりんとう」なるもののサービスも


うどんの端を揚げたもののようで、ぼんち揚げのような食感で、最初はドーナツのような甘さが、その後はうどんの塩味が一気に効いてきて、これまたなかなか美味。
(※今では「うどんぴっぴ」として有名?になっていますが、当時はまだ珍しかったのかも。)





そして、このうどん店巡りは朝食+昼食の位置づけだったのだが…さすがに3軒も巡るとお腹が…
更に今朝は3時起きでの出発だったこともあり、疲れを感じ始めていたので、まだまだ日は高いものの、温泉で一休みすることに。

そこで向かった先は香南町にある道の駅にもなっている「香南楽湯」。
温泉はデザイナーズ銭湯といった雰囲気でとても綺麗で良い感じ。(写真は無し)
そして広い畳敷きの休憩室があり、座布団も使えてゆっくり一眠り。(さすがに午後の時間帯に車中での仮眠は辛いですからね…)


そのまま夕方前までのんびりと過ごして、再度入浴してから再度出発(少し長居しすぎたかも…)






そして丸亀まで行って夕食をとることに。(何ともまあ…凄まじい食っちゃ寝の旅…)
香南→丸亀は遠いように思えるものの、実際の距離は短いので、あっという間に着いてしまう感覚。


そして閉店間際の「家康」というお店に入店(※googleマップによると現在は閉店している様子)


感じの良いご夫婦が切り盛りされている、社食や学食のテイストを含んだ大衆食堂といった雰囲気のお店で。


大衆食堂という要素が強いこともあってか、定食メニューなども充実していたのだが…折角讃岐に来ているのだからと…


名物の「かえしうどん」といなり寿司、おでんを頂くことに。

ここの麺は昼間食べ続けた弾力系の麺ではなく、素朴な柔らかいうどん。そして素朴で地味ながらうどんの評価は弾力だけで無いということを感じさせる実力派。
定食等もやっているだけあってサイドメニューもなかなか美味しい。

本日4杯目なのにスルスルと入ってしまう恐ろしい店…
(もうこのお店は営業していないようなので書いてしまいますが、)しかも閉店間際だったこともあって、「残り物だけど…」と替え玉(?)までサービスしていただいて、気がつけばお腹いっぱい。


そして市内のネットカフェに移動してみんカラを徘徊しつつ仮眠。

結局、今日はひたすら讃岐うどんを食べ続けただけで1日を終えてしまったような…
しかもこれだけうどんを食べたにも関わらず…明日も朝から早起きうどん店巡りに出かけたいと思います。(呆)

それにしても13年も前の話とはいえ、訪問した5軒(休業の1軒も含む)のうち、現在も営業している事が確認できたのが2軒(しかもうち1軒は移転済)だけ…個人店の多い讃岐うどん店はやはり変化が激しいのだと感じさせられた次第。


<つづく>




オリジナルの記事に頂戴していたコメントを転載します。

妙延寺 さん
2007/09/08 03:26:24
(^0^)ほーい。

潮風にたなびきながら 旅は出発されたんですねえ、よかとね。

船の先端で十文字になると 映画のワンシーンですな?

( ・ω・)?

いやあ、うどんって食べられるんですね、3杯も。あまり汁がないからかなあ。

でも、食べ比べしないと寸評できないしね!

こうして旅は続くのであった…(^^)

コメントへの返答
2007/09/08 20:59:02
丁度そんな感じですよね~

やっぱり船旅から旅が始まると何というか旅する意欲というかが高まりますね。

讃岐のうどん屋さんってサイドメニューの天ぷらとかが豊富で…色々食べてしまうので、はしごしていると段々きつくなりますね。
…っていうか気をつけないと始めに食べたうどんほど良い評価になりそうです。(^^;)



ぷーある茶 さん
2007/09/08 19:54:26
まさしくうどん地。。じゃなくてうどん天国♪

うどんって消化の良い食事の代表みたいなもんですけど、これがラーメンの旅だったら胃がもたれて、かなりキツかったんじゃないでしょうか(=゚ω゚)?

コメントへの返答
2007/09/08 20:56:06
天国なのか地獄なのか…正直、ここでしか食べられない!っていう思いが無理矢理胃袋を活動させて…

ラーメンだったら…とても無理ですね(^^)

Posted at 2020/02/20 22:32:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅(~2008年) | 日記
2020年02月18日 イイね!

旧・奈良監獄 最後の一般公開

かなり回想モードのブログです。

明治五大監獄の一つに数えられる奈良監獄(明治41年竣工・重要文化財)であるが、戦後に奈良少年刑務所となった後、平成29年に廃止となった。
その歴史ある建物を生かし、星野リゾートによる高級ホテルとして生まれ変わることとなったのだが、その工事を前に刑務所として使われていた当時のままの姿で期間限定で一般公開される機会があり、足を運んでみることに。しかも敢えて夜の時間に…


近鉄高の原駅から奈良交通のシャトルバスで刑務官官舎内のバス停へ護送輸送される。



ちょっと歩いて、表門へ到着



ロマネスク様式の立派な門である



敷地内へと入り、尖塔を備えた庁舎内へと進む



ホテルへ改装される前の貴重な一般公開ということもあって、かなりの混雑




先ずは講堂で資料展示を見学



そして網走監獄などでも有名なハビランド・システムと呼ばれる放射状に配置された収容棟へ


中央の扇の要に当たる部分に監視所が設けられており、少ない人数で多くの収容棟を一度に監視できるという効率的な造り。

この造りそのものは網走監獄などでも有名なのだが、ここ奈良監獄では足下を網状にして、更に下層階まで含めて一気に監視できるという、更に効率的な造り。



ちなみに後刻同じ場所を下から見上げた様子



そしてこの監視所でプロジェクションマッピングの上映が行われる




実はこのプロジェクションマッピングが入れ替え制になっており、しかも順路内に組み込まれているため…これがボトルネックになってしまい、ココまでのエリアが大混雑していた理由。

なのでここを過ぎれば、後は比較的のんびりと見学することが出来る。


収容棟を見学し



下層階へと降りる



下層階はまた違った雰囲気で賑わっているのだが…



こんな感じで監獄内ビールフェスが行われているため


もちろん屋台街にも飲食スペースはあるのだが…


独居房を借り切って飲食スペースとして利用することも可能


ちなみに1部屋あたり¥800の清掃協力金(オリジナルビニールシート付き)を支払えば45分間利用できるシステム。
中にはグループでやってきて、盛大に酒盛りをしているグループも。


しかし一人だとちょっと殺風景過ぎて…





時間ギリギリまで飲んだくれてから、引き続き見学を再開



重屏禁房という懲罰房



2重に厳重に仕切られており、本来は灯は全くなく、しかも寝具もない状態でここに屏居させていたのだとか。(但し近年は非人道的とのことで使用されていなかったとのこと。)


そして見学を終え、建物外へ(かなり露出を上げた写真…現地はもっと暗い)



最後に敷地外の隔離病舎(右)と奈良奉行所時代の牢舎(中央)を見学して



これで一通りの見学を終了。

それにしても網走など旧監獄を見学出来る所はあれど、夜に、しかもお酒片手になどという機会はそう簡単には無さそうで、 なかなか貴重な体験だったといえるだろう。
しかしこの建物がホテルとして保存・活用されるのは嬉しいことなのだが、内部など刑務所当時の姿が失われてしまうのはやはり残念でならない。


※なおこの一般公開は最後最後と言いながら、なぜか2年連続で行われていたものです。これからホテルへの改装工事も進むものと思われ、今後の一般公開は期待薄かもしれません。
Posted at 2020/02/18 19:24:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅(2019年) | 日記

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「みんカラ20年目に突入・・・そりゃあ歳も取るわけだ・・・」
何シテル?   02/16 23:07
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