恒例となっている雑多な内容をまとめた近況報告です。
今回は怪我から回復し、旅や展覧会巡りなどを再開できた12月頃からの約3ヶ月分の内容となります。
但し、時系列など相当にグチャグチャな順不同で、特に東京編など複数回上京した話をミックスして書いているので、それぞれのネタの間には関係性は無いモノと思ってお読み頂ければ幸いです。
まず最初に…
少しご挨拶が遅くなりましたが、この2月16日を持ちまして、みんカラデビューから11周年を迎えることが出来ました。
相変わらずマイペース&車ネタが皆無に近いブログではありますが、12年目も宜しくお付き合い頂ければ嬉しいです。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
そして何シテル? でも呟いたのですが…今まで画像置き場として使っていたNikonImageSpaceがリニューアルしてSNS色が濃くなってしまい、従来のシンプルなブログリンク機能が消えてしまった様子。
そこで今回のブログは、いつの間にか「画像の一括アップロード」機能など、以前と比べて充実してきたみんカラ本体の機能を使ってみたものの…
画像のソート機能が無いなど、画像置き場としての使い勝手は今ひとつというのが正直な感想で、作業効率的にも今ひとつ。
それに画像置き場まで含めてみんカラ本体で完結しているというのも、データ消失などのリスクが高いので…当面は使い勝手の良い画像置き場を探すというのが課題かも。
先ずは関西編から。
某私鉄系リゾートの会員権を持つ友人から、「怪我の療養と気分転換に」と利用券を頂戴したので(感謝)、有馬温泉の施設を利用した話。
有馬までの交通手段は個人的にはなじみ深い神戸電鉄
有馬の温泉街
温泉街の外れにあるリゾートへと到着
近代的かつ落ち着いた雰囲気の施設に加え、会員制リゾートゆえ客層も落ち着いているのが魅力かも。(今流行のインバウンド観光客ともほぼ無縁)
一人利用にはオーバースペックすぎる程の客室
アメニティの数から考えると最大4人対応の部屋なのだろうか
丘の上にあるため、客室や浴室から有馬温泉の市街地を一望できる
夕食は館内のイタリアンレストランで頂いたのだが…照明を抑え、静かな落ち着いた空間で、なおかつスタッフが常に利用者から目を離さない(良い意味で)など、かなり上質な空間。
そんな訳で、写真撮影などしにくいので、料理の紹介はウェブサイトのキャプチャーで…
味の方は…かなりの絶品。そして一品一品に手が込んでいて感動もののクオリティ。
ちなみに利用券をくれた友人によると「ここの宿は絶対にイタリアン。と言うかイタリアン以外はオススメしない」と言い切っていたのだが、なるほどと納得。
但し、どうしても利用客の平均年齢が高いこともあって、ボリューム的は抑え気味で腹八分に届かず“腹七分”と言ったところ。
しかし私の年齢と体型からそんな事はお見通しのようで…かなりの頻度でパンのお代わりを持ってきてくれる気遣いが流石。
ちなみにこのパンもパスタ用のデュラムセモリナ小麦を使ったという逸品で、しっとりもっちりの感動もののお味。更に添えられているオリーブオイルも絶品というおまけ付き。
そして朝食のほうは写真も撮れるような雰囲気なので画像で紹介
ちょっと上質なバイキングといった感じ。
前夜が軽めだったことと、料理の置かれている場所と案内された座席が遠かったこともあって…はしたないと思いつつも、一気にまとめて運んできてこの有様。
そして帰路、神戸三宮でちょっと寄り道
昼間のルミナリエ会場を横目に(ちなみに事故が起きたのはこの数日後の話)
神戸市立博物館を訪れ
こんな特別展を鑑賞
※展示室内は撮影不可で、ロビーの記念撮影コーナーの写真だけ
まあ大英博物館の幅広い収蔵物から、広く浅くピックアップして一同に並べた感じなので…
展示そのもののテーマ性は薄く、大英博物館がスネ夫的に「色々有るんだぜ~」とPRしている感じだろうか(汗
そして別の日には
大阪市内を歩き
こんな展覧会も見学
※展示室内は撮影不可で、ロビーの記念撮影コーナーの写真だけ
まあ「クレオパトラ」と言えば有名ではあるのだが、この展覧会のメインは「エジプトの王妃」であり、クレオパトラはまあオマケ程度。
そうなってくると、「エジプトの王妃」というややマイナーなテーマになってしまうので、ボリュームある展示であるにも関わらず、やや飽きが来てしまうのが難点だろうか。
あと展示室内に休憩スペースが少なく、大阪のおばちゃんが大声で「疲れた~」「あっ、あそこ(のベンチが)空いた!」等と、椅子取りゲームを展開し、なんとも落ち着かない感じになってしまっていたのが残念至極。
そして関西からは少し離れて、今年の初詣ネタ。ちょっと趣向を変えて、熊野三山巡りに出かけたのだが、時期が時期だけに…
松阪駅から特急「南紀」で移動
※失敗写真を無理矢理引き伸ばしたもの
路線バスを駆使して熊野三山めぐり
但し熊野三山に関しては、以前にも訪問しブログで紹介しているので、今回は大幅に割愛。
熊野本宮大社
速玉大社(熊野新宮)
そして那智大社
そしてその合間に…
急な石段を登る神倉神社(
前回は真夏だったので大変だったのだが、冬なら凍結さえしていなければ余裕)
那智の滝
そして今回初めて訪問したスポットもあって…
冬場限定の“日本最大の露天風呂”とされる川湯温泉「仙人風呂」
しかもほぼ貸切状態
但し思っていたよりも小規模だったというのが正直な感想。
そして川湯温泉の宿で出てきた夕食がコレ
地元産和牛(但し「熊野牛」とは言っていない)のステーキなのだが…霜降りは結構なのだが、ここまでくると脂っぽくて少し気持ちが悪くなってしまう。
そして中部編。某新年会にて…
今年はダメだと言われている鰤なのだが、そんな前評判も吹き飛ばす絶品。
まあこういう場所なので、それなりに吟味された食材を仕入れているのだろうか
…と、中部編はここまで。
お次は関東編
先ずは東京の玄関口、羽田空港での話。
自分が国際線に乗った訳では無いのだが、ちょっとした用事で羽田空港国際線ターミナルへ
国際線乗り継ぎで利用しているときはいつもバタバタなのでじっくりと見学していなかったのだが…よく見てみると、なかなか「和」な演出が面白いターミナル
で、用事を済ませてから空港内で食事をしようかと歩いていると…(飛行機に乗るときは時間を気にしたくないので、サッサとエアサイドへ入ってしまう派なので、空港ランドサイドのレストランにはかなり疎い)
ちょっと高級風な回転寿司が目に付いたので入店してみることに。
中途半端な時間帯だったので、回転ベルトは停止しており、カウンター越しにオーダーする事に
先ずは北海道産の盛り合わせ
「所善は空港内の回転寿司」だと思ってナメて掛かっていたこともあって、思わぬ高クオリティの寿司に感動。
金目鯛やトロ、エンガワなど追加オーダーし…
“廻らないお寿司屋さん”と互角に勝負できる味も大満足だったのだが、最終的なお勘定も“廻らないお寿司屋さん”と遜色ないものになってしまったというオチ。
とは言え、“廻らないお寿司屋さん”と違って、何より敷居が高くなく、気軽に利用出来るというメリットは大かも。
そして東京のもう一つの玄関口、東京駅
※パノラマ写真のクオリティについてはご容赦を
中途半端に時間があったので、以前から気になっていた赤煉瓦駅舎の一角にある「東京ステーションギャラリー」を訪問。
まあ基本的にはアートギャラリーで、今回の展示もリトグラフに関するもの。(写真撮影不可のため、写真では紹介できない。)
とは言え、リトグラフの表現力の高さに目から鱗だったのだが…(と言うか、リトグラフを「版画の一種」程度にしか認識していなかった私の勉強不足が露呈しただけなのだが)
で、ここのギャラリーの特徴の一つはやはり赤煉瓦駅舎の一角にあって、その雰囲気を満喫できること
※パノラマ写真のクオリティについてはご容赦を
そして次は一気に浦和まで飛んで…
大雪のあと
こんな美術館を訪問
コインロッカーにさり気なくアートが仕込まれていたりも
で、今回はこんな特別展を鑑賞
並んでいるのは絵画が多く、しかも歴史に名を残す世界的に有名な画家によって書かれた作品が多いのだが、やはり旅という切り口で作品が集められており、また描かれている地域毎に作品を展示するなど、芸術に疎い私でも往時の旅について思いを馳せながら満喫できる内容。
但し、この帰りに近く食べた家系ラーメンが凄すぎて…
先ず茹で方に難のあるボソボソの麺、脂っこいだけで旨みの無いスープ…と、味だけでも最強クラス。
更に店員は全く客席を意識しておらず、日本語では無い言語でぺちゃくちゃ話し込んでおり、大声で呼ばないとオーダーすら取りに来ない。テーブルの拭き方が甘く、清潔感が無い。そして後で気が付いたのだが、お会計まで間違っている(意図的なのかミスなのかは不明)という最悪な店。ここ数年で最悪のハズレ…いや今までの人生で指折りのワースト記録と言って過言では無いだろう。
そして再び都内編
先ずは東京国立近代美術館
丸の内や眺める都心の一等地ながら、皇居脇の何とも心和むロケーション
作品だけでなく、展示室の構成までアートを感じさせる施設
それにしても、通路に段ボールを山積みにしておくとは、何ともいい加減な…
…と、思っていたら、この段ボールそのものがアートという仕掛け(笑
そして今回のお目当てはこの展示
1920~30年代の日本観光のポスターや記録映像などを中心とした展覧会。
往時の旅の光景だけでなく、「旅」という視点で当時の情勢を紐解くと、日本の国際連盟脱退後に円安が引き起こされて、本格的に大戦へと進んでいく前の一時期、インバウンド旅行者が増加した時期があったことなども触れられ、なかなか興味深い内容。
また当時日本領であった台湾や朝鮮の旅事情、更には満州経由でのユーラシア方面との鉄道交通、また太平洋航路についての話題など、かなり濃い展覧会。
惜しむらくは、記録映像の上映が長時間にわたるため、隙間の時間での訪問ではホンの一部しか見られなかったことだろうか。
そして今度は上野で訪れた展覧会を2つ程
先ずは東京国立博物館
訪れたのは「大兵馬俑展」
まあ大阪で待っていればいずれ廻ってくる巡回展ではあるのだが…
展覧会の前半部分では兵馬俑そのものから少し離れ、秦が中国統一を果たしていく過程に触れており、兵馬俑は後半で登場。
兵馬俑の実物は、ほんの限られた数のみの展示なのだが、特徴有る俑が選ばれており、数は少なくともその特徴を的確に体感させるところは流石。
そして実物は少ないものの、兵馬俑の複製品は多数並べられている
的確な特徴を持つ本物と、会場内で兵馬俑の雰囲気を感じさせる複製品を巧みに配置し、兵馬俑の世界を感じさせる展示構成は実にお見事。
そして向かいの国立科学博物館
特別展「ワイン展」
当然、テーマはワインなのだが…よくある「ワイン造りの紹介」に終わらせず、ブドウの品種や分布、更にワインボトルやグラスの形に多様性があるのか、そんな科博らしい科学的な切り口の展示でなかなか面白く見学。
そして関東編の最後は…やはり食べ物ネタ
最近はインバウンド旅行者の増加の影響で、予算と立地の双方を満たせるホテルが少なく、今まであまり馴染みの無かった場所に泊まる機会も増える今日この頃。(いい加減、いつまでこの状況が続くのか腹立たしいところ…)
で、ある時、田町に宿泊。
夕食を食べようと街へ出て、「うどん酒場」という謎な取り合わせの店を発見
饂飩屋なのに酒場で、しかも肉系(特にホルモン系)が充実がしていたりと、何でもありな感じ
マグロフライからスタートし
ホルモンたっぷりのアヒージョ
そして〆にはもちろん饂飩(もちろん饂飩もしっかり美味しい)
そんな東京滞在だったのだが、ある時の帰り道、ちょっと大回りをして帰ろうと思い…
スカイライナーで成田へ出て
関西を素通りして
機内食のカレーを食べながら
こんな所まで“大廻り”してしまいましたとさ
とは言え、この話は長くなりそうなので、また機会があれば…
また別の機会には…
こんな飛行機に乗り
※写真は帰路の機体@BKK
幸運なことにこんな座席が用意されていて
※写真は別の機会に撮影した別の機体でエコノミー解放時のもの@TPE
インドから逆輸入された忍者ハットリ君の新作を楽しみ
現地では、こんな鉄分の濃いレストランを利用したり
前回のブログで既に紹介したような、図書館を訪問したりしたのだが…
皆さんあまりタイネタには興味が無さそうなので、旅行記としては打ち切りとさせて頂きますが、1点建てTip的な事柄だけ…
(本当はブログ上でこの手の生々しい話は原則として取り扱わない事にしているのですが、某みん友さんとちょっと話題になっていた件なので、今回だけ報告としてアップします。)
タイのATMを利用したときに徴収される、悪名高きオーナーチャージ(ATM利用1回につき180B/約600円)。
しかしネット上の情報で「JCBカードを利用」かつ「バンコク銀行かカシコン銀行のATMを利用」という場合に限り、このオーナーチャージが加算されないという事を耳に挟み…
たまたまスワンナプーム空港の手荷物引渡ベルトの横にカシコン銀行のATMがあったので、手荷物が出てくるまでの時間で試してみることに
確かにオーナーチャージは無料。序でに言うとJCBカードはカード会社側のATM利用手数料も無料なので、コレは覚えておくと便利なTipかも。
(まあ私の経験上、JCBの為替レートはマスターカードのそれよりやや高めではあるものの、短期旅行者の少額引き出しの場合、オーナーチャージ無しの方が有利だと思うところ。)
※なおここで言う「JCBカード」とは「企業としてのJCBが直接発行している純正“JCBカード”」の話であり、「他社が発行する“JCBブランド”のカード」の場合どのような取り扱いになるのかは不明です。
※またこの話は2016年1月現在の私個人の体験談に過ぎないことをご承知おき下さい。またこの件についての責任は一切持ちません。
そして2月。春節の雰囲気を味わうべくこんな飛行機に搭乗
機内食もキティだらけ
ただ予想外だったのは…前予想では「ビジネスクラスよりも、エコノミークラスの方がキティちゃん度が濃いのでは?」と思っていたのだが、実際のところ体感的にはビジネスクラスの方がサービスメニューが多い事もあってかキティちゃん度が濃厚だったことだろうか。(ちなみに以前に利用した
キティジェットのビジネスクラスに関するエントリーはこちら)
で、春節真っ盛りの台湾の話は…これまた「機会があれば」と言うことで。