この記事は、前回アップした内容からの続きとなります。
福岡市内のホテルでゆっくりと朝を過ごし、チェックアウト後は地下鉄で再び福岡空港へと戻り、次の目的地への移動開始である。
しかし今回搭乗する便は、地下鉄福岡空港駅から直結していないターミナルからの出発なので、無料バスでターミナルを移動。
チェックインカウンターの場所を確認して進んでいくものの…大行列。
ここのターミナルは、昔ながらのチェックイン前に預入手荷物をX線に通す方式なので、行列がなかなか進まない様子。
しかし、よくよく見てみると、この行列はソウル行きアシアナ便の大行列。平均年齢の若い団体(修学旅行か?)がビックリするほどの行列を作っているのである。
しかし私はソウル便ではないので…
係員に尋ねてみると、別の検査機へ誘導され、そのままチェックインカウンターまで案内してくれる。
そう、今回は台湾のエバー航空で、福岡空港から台北へと出発するのである。
そしてエバー航空と言えば、キティーちゃん…搭乗券からしてこんな感じ。
更に手荷物のタグまで
そして飛行機はと言うと
今回はA330-300「ハローキティジェット・アップル」への搭乗。
今回はビジネスクラス利用なので、最優先で機内へと案内される。
日系の会社で見られるような、優先搭乗の行列などもなく、落ち着いた雰囲気の中、機内へと進む。
機内にもキティーちゃんがあちこち居るのだが、それでもごちゃごちゃした印象はなく、意外にスッキリしている印象。
シートそのものはまあ普通なのだが、枕カバーはしっかりキティーちゃん。
帰路に搭乗することになる全日空機が妙に安っぽいシートだったのに対し、こちらは落ち着きのあるなかなか良いシート。
ただヘッドホンの差し込み口が何処にあるのか解らず、かなり探し回ったのだが…何とこんなトコロに。
そしてキティーちゃん×新年バージョンのウェルカムムービーは、結構賑やかで派手。
そして安全のしおりや、エチケット袋、機内食メニューもキティーちゃん仕様
更にはお手洗いのアメニティやポプリケース、更にはペーパーまでキティちゃん仕様
まあ先述したように、キティちゃん尽くしでありながら、ごちゃごちゃした感じが無く、意外に落ち着きがあるというのが正直な感想。
そして客層も、某ゴーマンズクラブ会員に多い青筋立てたビジネス客は殆ど居らず、落ち着いた感じの人が多く、こうしたキティちゃん尽くしでも「あらあら面白いわねぇ~」と言った具合の反応。
そして飛行機は福岡空港を離陸し、九州上空を南下。
まあ福岡-台北は距離的にもそんなに遠くはないのだが…それでも立派な国際線。機内サービスはフルサービス。
キティーちゃん仕様のナプキンとコースターが出て来て
機内食に鼎泰豐とのタイアップメニューがあったので、そちらをチョイス。
まあ上空なので、牛肉麺の麺が多少ボサボサなのは仕方が無いとして…スープやその中に入っている肉、そして台湾式小菜(コールドでサーブ)はなかなか。
麺さえなんとかなれば、普通に店で出てくるものと遜色のないレベルの出来では無いだろうか。(特に牛肉麺のスープと肉は絶品)
そしてこれで終わりかと思っていると…デザートが出て来て、しかもこれまた鼎泰豐仕様
また飲み物の品揃えもナカナカで、定番のものはもちろん、シェリーやポートワインがあったり、日本酒が獺祭だったと、なかなか嬉しい品揃え。
更に台湾茶のラインナップも豊富で、例えば烏龍茶だけでも鉄観音・高山・包種と種類が選べるのが凄いところ。
但し、同じ台湾系のエアラインである中華航空と比べると、日本語を解するCAが少ない印象。(中華航空のCAなら8割方日本語が通じるのだが、エバーは2割程度しか通じない印象。)
それゆえ「てっかんのん」などとオーダーしても通じるはずが無く…かといって、中国語で何と言えばいいかなど知るわけもなく…
結局、無理矢理「あいろん・びゅー・さうんど・ウーロンティー」とか「らっぴんぐ・しーど・ウーロンティー」などと、無理矢理な英訳でオーダーする羽目に。
(結論から言うと、手のひらに漢字をなぞって書いて見せるのが一番手っ取り早いかと)
しかし福岡-台北間など、あっという間…
そうこうしているうちに、台湾島が見えてくる。
こうしてみると、台湾の山が険しいと言うことがよく解る。
こうして台湾へと到着。
前回の訪問から僅か2ヶ月での再訪である。
<中略>
この間の出来事は、また機会を改めて…ちょっと鉄系の滞在でした。
台湾で2泊のストップオーバー滞在を終え、早朝の桃園空港第2ターミナルで台湾以遠の便にチェックイン。
あるみん友さんがブログで紹介されていた、こんなチェックインコーナーもあったのだが…今回は利用せず。
どちらにせよ預入手荷物があるうえ、ビジネスクラスカウンターも使えるので、特に自動チェックイン機を使うメリットも無かったので…
そしてラウンジで待機。
朝、4時半起きでホテルを出て来たので…また朝食を食べて居らず、かといって機内食まで待てないので、ここで腹ごしらえ。
ここのラウンジは、食事メニューも豊富だったのが嬉しいところ。
そう言えば、桃園空港のプライオリティパスで入れるラウンジも食事メニューが豊富で、しかも個室休息室まで備えていたりと、意外にラウンジのレベルが高い空港なのではないだろうか。(なおかつラウンジの客層もそんなに悪くない)
食事メニューに多少の当たり外れはあったものの…
ちなみに上の写真は、お代わりなので…美味しかったモノだけ盛りつけているのだが。
そしてドーナツはミスド
更にアイスは明治だったりと、日本的なメニューも多い。
そして今回の飛行機はB777-300ER
同じビジネスクラスではあるのだが、こちらは長距離用機材なので、こんなシート。
個人的には、窓を向いたこのタイプのシートが一番好きかも。
(通路向きのシートだと、通路を歩くときに何だか見られている感じがして落ち着かないので…)
そして機内食は洋食・台湾風清粥・鼎泰豐牛肉麺の3種類からのチョイス。
しかしラウンジでお粥も食べていたので、鼎泰豐牛肉麺をチョイスすると…
予想通りで、全く同じ(笑
もちろん味も同じで…もしかすると福岡-台北便の機内食は、福岡では積み込まず、台北から運んできているのかも知れない。
しかしデザートは違っていて、こんな感じ
まあ4時半起きの疲れもあって、後はウトウトしたり、適当に映画を見たりして過ごす。
(エバー航空の場合、台北以遠でも日本語エンターテイメントシステムが使えるので、日本の映画を日本語で視聴することも可能)
こうして台北経由の空の旅(往路)は終了。無事に目的地へと到着。
で、お気づきの方もいらっしゃるかと思うのだが…実は今回の旅、往路は福岡・台北経由のエバー航空機、帰路は成田経由の全日空機という組み合わせ。
そして
旅の最後に起きた騒動がこの話だったという次第。
と言うわけで、台湾編や、メインの話はまだまだこれから…
<つづく>