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2020年02月26日 イイね!

網走へ流氷を見に行った話(後編)

※現段階で何かと騒がれている時期・場所への旅という事もあり、落ち着くまではお友達限定公開とさせて頂きます。 →2024/8公開範囲を変更しました

時々、正方形の写真が出てきますが…数年ぶりに持ち出したブロニカSQによるものです。





お天気のお陰で、網走到着日に砕氷船に乗っておくことができ、あとは網走とその周辺を気の向くまま動くだけ。


そんな訳で網走駅からこんな列車に乗ってみることに(帯が水色だと、JR四国のキハ54と間違えてしまいそう…)


臨時快速「流氷物語」号という列車で、網走から知床斜里までをシーズン中毎日2往復している列車。
以前はトロッコ列車で運行されていたのだが、現在では通常のディーゼルカー(キハ54系)で運行するようになり、全車自由席となっている。

但し通常のキハ54とは、塗装が変更され、上の写真の青基調のものに加え、もう1両白基調の車両もあり、2両編成で運行されている。


※下の写真は後刻別の駅で撮影したもの

しかしJR北海道の塗装がボロボロになった車両を散々見てきたので、「こんな綺麗にラッピングして大丈夫かな…そんな余裕あるのかな…」などと心配してしまうのも事実。


いざ乗車(整理券発行機などそのまま)



車内は転換クロスシート仕様


内装はシート地やヘッドレストカバーが「流氷物語」号独自のものに変更されているものの、ワンマン設備も含め、基本的にはキハ54そのままなので、通常の列車にも使える合理的で無理しない程度の変更に留まっている様子。


ちなみに普通列車仕様なのか、テーブルは固定され使用不可能



しかしこの転換クロスシート仕様のキハ54…窓と座席の位置が合っておらず、なおかつ流氷の見える進行方向左側の座席となると、意外とアタリ席が少ないのが残念なところ。まあ専用車両による観光列車ではないので、このあたりの細かな部分は致し方ないのだろう。
それゆえよく判っている人は早めに改札口に並んで、早々に良い席を押さえている様子。
私の場合は乗車時間の短さを考えて、そこまで座席には執着しておらず、とりあえず空いていた海側の座席を確保。

最後にツアーの団体が乗り込んでくる。団体客はバスツアーの合間にちょっとだけこの列車に乗って気分転換といったところなのだろうか。

そして車内の座席がさらりと埋まったところで出発。この列車には運転やドア開閉といった業務を担当するJRの乗務員の他に、法被を着た観光協会のスタッフが数人乗車し、車内アナウンスや車内販売などのサービスを担当する形になっている。
比較的若いスタッフが多く、車窓案内のアナウンスも元気よく、なおかつ観光案内等もクオリティが高く、なかなか充実したものになっている。(地方のこの手のイベントはクオリティ云々は気にせず「一応やりました」というアリバイだけで終わっているケースが多いので、こうしてきちんと運営されているのは凄い事だと思う。)
また英語アナウンスもJR東海のカタカナ棒読み英語アナウンスとは違って、ちゃんと英語になっているところが素晴らしい。


列車はほんの数分で網走市内を走り抜け、海沿いを走って行く


海が見えてくると、すぐに流氷が浮かんでおり、乗客も大盛り上がり。


車内では豆菓子の試供品が配られるなど、地元業者とのタイアップしたおもてなしも行われる


もちろんこの豆菓子は車内販売で大袋を購入可能。





網走駅を出発してわずか13分で流氷に一番近い駅として有名な北浜駅に到着


この下り列車はこの駅で10分停車時間が設けられており、乗客は一時下車してホームに設けられた展望台に昇って流氷の海を眺めたり、列車の写真を撮ったりと、それぞれ停車時間を楽しんでいる。
(ちなみに反対方向の上り列車は原生花園駅で停車時間が設けられており、往復で違った駅での途中下車を楽しむことが出来る趣向になっている。)

そしてバスツアーの一行はこの駅で下車し、先回りして待機していたバスへと乗り込んで次なる目的地へ向かう様子。また逆にここの駅から乗車するバスツアーの一行もいて、狭い駅前に何台もバスが出入りするなど、何かとバタバタしている。
(バスツアーの場合、全区間乗車せず、網走ー北浜、あるいは北浜−原生花園(あるいは斜里?)といった単区間だけ乗車するケースが多い様子)


私もどうしようかちょっと悩んでいたのだが、この区間の流氷車窓はまだトロッコ列車(「流氷ノロッコ」号)で運行されていた当時に楽しんだこともあることと、早くも観光列車特有のざわざわ感に疲れてきたこともあって、ここ北浜駅で下車することに決定。
この「流氷物語」号が終点の知床斜里まで行って折り返してくるまでの1時間半ほどここの駅を満喫することにしたい。


列車が再び乗客を乗せて知床斜里へ向けて出発し、ツアーバスも走り去り、落ち着いてきたところで改めて探訪開始


駅舎横の展望台に昇り


北海道のローカル線の風情を楽しみ


流氷の海を眺め


しばし冬景色を満喫。しかし暖冬とはいえ冬の北海道。長時間屋外に居るのはちょっと辛い。

実はここ北浜駅は駅としては無人化されているものの、かつての駅事務室のスペースを改装し、喫茶店「停車場」がオープンしている。
それ故、冬場でも駅舎内で流氷の海を眺めながらコーヒーなど飲みながら列車を待つことが出来ることは判っており、安心して途中下車という選択肢を選ぶことが出来たのである。

実はここの駅は何度か訪れており、ブログでも紹介したことのある駅。(以前のブログでは夏場の写真を掲載しており、今回のブログと同じ角度から撮影した写真もあるので、是非見比べて頂きたいところ。)





そんな訳で駅舎内へ入っていき


名刺や切符で埋め尽くされた待合室を通り抜けて


喫茶店「停車場」のボックス席(実際の客車のパーツを利用して作られている)に落ち着く


何気に十数年前と全く同じ席に座って、全く同じ構図で写真を撮っている私…


こんな景色を眺めながら


ランチタイム


ここのお店はこのロケーションだけに胡座をかくこと無く、元駅事務室とは思えない本格的なキッチンスペースを設けて、本格的な喫茶店として…いやちょっとした洋食屋顔負けのフードメニューを出してくれるのが素晴らしいところ。
(但し「本格的な喫茶店、あるいはちょっとした洋食屋」ではあるのだが、観光客向けのメニューはほとんど無いので、物足りないと思う方も居るかも知れない。また缶のサッポロクラシックを置いているので「純喫茶」の定義には当てはまらない。)


そして食後は列車の時間までのんびりとコーヒータイム






しかし列車の時間が近づいてくると、ツアーバスが立て続けに3台も4台も到着し、ツアー客が駅に溢れてきてガヤガヤしはじめ、急に現実に引き戻されることに。

どうやら私が網走まで戻る折り返しの「流氷物語」号からは、大型バス1台分のツアー客が下車してバスに乗り換え、逆に大型バス2台+小型バス1台分のツアー客がこの駅から乗車する様子。
とは言えここまでの台数が一気に集結することはそうそう無いようで、添乗員は座れるかどうか心配する(というか詰め寄っている)ツアー客をなだめるのに大変な様子。


そうこうしているうちに列車が接近



しかし鉄道車両としてはこぢんまりとしたイメージのあるキハ54も、バスと比べれば相当な収容力。しかも2両編成なので、場所さえ選ばなければどこかには座れるくらいの乗車率。でもまあ網走駅までわずか12分の話なのだが…


そして帰路の列車でも観光協会スタッフによるアナウンスが行われており、ちょうど先日大学生写真を撮ろうとして流氷に乗ってそのまま流された件が話題になり、「絶対に!絶対に!流氷には乗らないでくださいね!」と念押ししている場面で…


この様子を見て、何故か車内で年配のツアー客が激怒しはじめ…しかしコレはちゃんとしたガイドと装備を伴った正規のネイチャーツアー。勝手に流氷に乗って遊んでいるという話では無い。

そんな訳で、この列車はJR北海道の投資を最低限に押さえつつも、観光協会のスタッフの工夫で盛り上げられてなかなか面白い趣向である反面、バスツアーに組み込みやすく、そのガヤガヤ感やドタバタに巻き込まれてしまうのが難点だろうか。
結局のところ、知床斜里まで往復乗り続けずに、北浜駅で下車してコーヒー片手に流氷を眺めるという趣向にして正解だったという事だろう。





流氷編はこれで終わりなのだが、今回もちょっとだけ網走散策編のオマケ

網走市内を見下ろす高台、桂ヶ岡公園へ足を運び

網走神社・網走護国神社に参拝し

(中判カメラを持ち出すと、こういう画を撮りたくなる…)


地図上ではすぐ隣(実際はちょっと遠回りさせられる)の網走郷土博物館へ


赤いドームが印象的な本館建物は田上義也による設計で、昭和11年竣工の味わい深い建造物。郷土の誇りとしてこの博物館を建てた先人の心意気が伝わってきそうである。
そして本館と並んでいると霞んでしまいそうなのだが、右隣の新館(同じ田上による設計で昭和36年竣工)もデザイン性に富んだなかなか小洒落た佇まいである。


そんな訳で展示よりも建物に心奪われてしまい…






ちなみに常設展は考古関係が多く、他にアイヌ関係、生物関係、郷土史・生活史関係なども充実



コンパクトながら地域密着で押さえるべき点はしっかり押さえている印象。
但し展示室が昭和11年当時の設計のままと思われ、展示室内は人工照明ではなく、外光による採光となっており、紫外線のダメージを受けていないかちょっと気にはなるのだが…


そして新館側で行われていた特別展示「網走の街並み展」もなかなか面白い

ノスタルジックな昭和展かと思いきや…


確かに室内中央部はそういう趣向なのだが、外周部のパネル展示は徹底した地域密着型で、町並みや諸施設、商業施設などの変化を細かく取材し、写真や資料による新旧比較を徹底的に紹介しており、地元の人には懐かしく、私のような旅行者でもわかりやすく楽しめる展示となっている。

例えば拓銀やラルズといった一つ一つの施設の新旧を、地図や写真などの資料を示すだけで無く、関連するモノを持ってくることで観覧者の記憶や体験を呼び起こしつつ楽しめる展示構成になっているのがニクいところ。

例えば拓銀に関係するモノとしては…



幅広い層の地元の人(年配の方はもちろん、子供連れの若いお母さんまで)が引っ切りなしに訪れ、食い入るように展示に見入っていることが、この特別展の評価を示しているのではないだろうか。


そして網走の酒事情に関する展示もあり…


網走の地酒「君が袖」も紹介されていたのだが…残念ながら今は網走市内では醸造を行っておらず、新十津川の酒蔵に製造委託されているとのこと。





そんな地酒「君が袖」を片手に、網走の食も満喫



たまたま入った店が大当たりで、美味しい食べ物はもちろん、カウンター席で地元の方と語り合い…結局、開店直後から閉店時間まで居座ってしまうことに…


そんな網走の旅を終え、帰路は女満別空港からひとっ飛び


往路は特急「オホーツク」利用で距離感を味わい、帰路は飛行機で気楽に…やはり味わいがあっても距離感ばかりを感じてしまうと再訪の意欲も失せてしまうので、程々に気軽なくらいの行程が良いのかな、と感じるところ。


<おわり>
Posted at 2020/02/26 06:14:47 | コメント(2) | 旅(2020年) | 日記
2020年02月23日 イイね!

網走へ流氷を見に行った話(前編)

※現段階で何かと騒がれている時期・場所への旅という事もあり、落ち着くまではお友達限定公開とさせて頂きます。 →2024/8公開範囲を変更しました

過去の旅行記の再公開作業は一休みして、今回は新作。

時々、正方形の写真が出てきますが…実は数年ぶりにブロニカSQを持ち出してみた次第。
ちなみに現像&スキャンは某みん友さんにもお勧めした某S店。現像所出身の方が丁寧かつ良心的に対応してくれる大変有り難いお店なのですが…人に勧めておきながら、自分が利用するのは数年ぶり(大汗
まあそれだけフィルムカメラの稼働率が下がっていたのだが…久しぶりにフィルムを買いに行って種類の少なさに驚き(逆に迷わない?)、その価格の高騰ぶりに愕然とする羽目に(120が1本千円を軽く超える)。
更に現像に関しても、ポジのコダックの純正現像はもはや存在しない(全て富士処理)…と何から何まで衝撃の連続。
しかし最大の衝撃は、某S店のお値段や納期が昔と大して変わっていなかった事かも知れない…






札幌で前泊し、早朝のオホーツク1号で出発



今回は長時間の乗車ということもあって、こんな車両を利用


※下の写真は後刻遠軽停車中に撮影したもの

それにしても塗装が痛々しく…JR北海道の抱える事情はわかるのだが、これではあまりにも…
(そう考えると、低コストでもしっかり塗装を維持しているJR西日本の末期色シリーズはまだマシだったのかも。)


しかし座席は古き良き時代を思い起こさせる豪華仕様(JR東日本の走るんですグリーン車と比べると格段に豪華)



車内もかなりレトロな味わい




普通席は丹頂柄シートの時代を比べ、格段にグレードアップされている



美唄までは通勤・通学需要があるようで、自由席も賑わっていた様子。
一息ついたかと思えば、旭川からまた大量のお客さんが乗ってきて、車内はほぼ満席状態。

石北線に入ったあたりで、札幌駅で買い込んできた駅弁で朝昼兼用のお食事


遠軽駅で方向転換のため、停車時間が設けられており、愛煙家向けにホーム喫煙所の案内があるなど、ゆとりあるのんびり感を感じさせる列車の旅。(ちなみに私はタバコは吸いません)

但し残念なのは、以前紹介した遠軽駅弁おかむらの「かにめし」が、せっかく火災から復活を遂げたにも関わらず、今度はJR北海道の車内販売の廃止が引き金となって廃業を余儀なくされてしまったことだろうか。個人的にかなりお気に入りの駅弁だっただけに残念でならない。
(逆に言うと、事前注文制の車内販売への卸だけで経営が成り立つほどの売り上げがあった人気の駅弁だったという事でもあるのだが。)

それに5時間を超える長距離列車にも関わらず、車内販売はおろか自販機すら無いというのは考え物だと思うのだが…
(ちなみに停車時間のある駅では、ホームの自販機を利用するようにとの車内放送が入る)


そしてオホーツク地方の雄大な景色を眺めて、網走までもう一息






そして5時間半近くの旅を終え、12時18分定刻通り網走駅に到着


幸いお天気も良くなってきたので、流氷見学砕氷船に乗車することにし、空席状況を問い合わせ14時の便を予約。(中国人の団体旅行が中止されている情勢なので、空席状況は大丈夫かとは思うのだが、一応念のため)

砕氷船乗り場までは駅から2km程で、観光地を結ぶ路線バスも毎時2本程度は走っているのだが、時間に余裕があるので、のんびりと歩いて行くことに



30分程で、道の駅を兼ねた砕氷船乗り場へと到着

※後刻、下船後に撮影した写真

とりあえず切符を買いにカウンターへと並んだのだが、前の人が「砕氷船は混んでいるのか?」「外国人旅行者か?」「中国人か?」などと受付嬢を問い詰めているのだが、「旅行会社経由なので、国籍までは判りかねまして…」との返事。まあ何を心配しているのかはよく理解できるのだが、受付嬢を責めたところで…


そして乗船開始まで時間があったので、観光情報収集もかねてターミナル(=道の駅)内を見学




出港30分前から改札との事だったのだが、45分前には行列ができはじめたので、列に並んでおくことに。

比較的空いているとの案内があったものの、列は見る見るうちに伸びていき、クラブ○ーリズムやト○ピクスなどの団体も到着し、大混雑の様相。コレでも「比較的」空いているという事らしい。
しかし聞こえてくる言葉は日本語が中心で、日本語が中心。つまり昨年あたりはこの混雑に更に中国人団体が加わっていたということで、下手をすると通勤電車並の混雑だったのではなかったのだろうか。
また中国人っぽい団体客も列に加わって来たのだが、よく見るとわざわざ首から「私たちは台湾から来ました」と日本語で書かれた名札をぶら下げて台湾からであることを強調している。やはりこのご時世、中国人と間違われると何かと不利益を被ってしまうのだろうか。


そして乗船開始となり、「オーロラ2」に乗船

※後刻、下船後に撮影した写真

どうやら例年は「オーロラ」と「オーロラ2」の2隻同時運行で乗客を捌いていたところ、今年は交互にどちらか1隻だけ運行するだけで間に合ってしまっているという事らしい。しかもその1隻も比較的余裕のある乗船率なのだとか。

とは言え、早めに並んでいたので、階上デッキの外側を確保することが出来たのだが、後から乗船してきた人は内側に二重三重に重なって人の頭越しに流氷を眺める事になってしまう。とは言え、外側以外は身動きが取れないほどの混雑では無く、やはり「比較的」空いているのだろう。


「オーロラ2」の階上デッキにて(まだこの段階では団体客の乗船が終わっておらず人が少ない)



どうやら列の先頭付近に並んでいた人たちは、毎年のように訪れる常連さんのようで、立派なカメラを抱えて真っ先に船に乗り込み、一等地を確実に確保している様子。そしてその人たちのお目当ては…


そして出航。この日は湾内まで流氷は入ってきておらず、少し沖の流氷帯まではこんな感じの景色を眺めて航行



流氷帯と知床連山



そして流氷の中へと進んでいく


先ほど「少し沖の流氷帯」と書いたのだが、この日はコレでもかなりアタリの日。
温暖化の影響もあり、流氷が更に沖にある日も多く、そういった日の航海は流氷帯までたどり着いてそのまま戻ってくるだけというケースも多々あるとのこと。流氷の中をじっくり航海できるだけで、相当なアタリなのだとか。

ちなみにここ網走の砕氷船は、紋別のガリガリ号のようにスクリューで氷を砕くといった趣向は一切無く、ただ単に船の舳先で流氷を押し分けて航行しているようなイメージ。


そして景色は一面こんな感じ


…とは言え、こんな画像だけ並べても飽きてしまいそう。

そしてこんな画像を撮るために、毎年立派なカメラを抱えて訪れる常連さんが居るわけでは無く…常連さんのお目当てはコレ


そう、こうした常連さんはオオワシやオジロワシなど、鳥撮る人たちなのである。

しかし私は…単純に流氷を見に来ただけのつもりで、双眼鏡やまともな望遠レンズなど持ってきておらず…

標準ズームのテレ端+トリミングでそれっぽく誤魔化した写真でお茶を濁しておきたい






そして約1時間の航海を終え、道の駅(=乗船場)の名物アイスで一休み(某みん友さんを意識した構図?)


実は乗船前から気にはなっていたのだが、流石に乗船前に体を冷やすのは自殺行為だと思いとどまり、下船後のお楽しみにとっておいた次第。

それにしても真冬なのにアイスを食べてしまうあたり…元・北海道民の性なのかも(汗





そしてまた別の場所へも流氷を眺めに行くのだが…その話は次回に回して、あとはちょっとオマケ

網走といえば刑務所…しかし観光地として知られているのは「博物館網走監獄」という昔の刑務所の建築物を移築したところ。

そして網走刑務所そのものは、現役の刑務所として網走市内の別の場所に存在

正門(オリジナル)


正門だけ見ると「博物館網走監獄」にも見えてしまうのだが…

角度を変えると


鉄格子の門扉がしっかり閉ざされており、内部に新しい刑務所の建物(庁舎)が見えている。
※現役の刑務所外観の写真に関しては、職員の方に「受刑者が写っていなければ撮影しても構わない」との確認を得ています。

決して観光地という訳ではないものの、来訪者があることを想定し、刑務所の説明の看板や簡単な展示、更には刑務作業製品の展示・即売所も設けられており、一定の範囲まで立ち入ることが出来るようになっている。

ちなみに展示・即売所はこんな感じ


刑務所内で貼られた封筒などの文具、小物、陶器、衣類などから、本格的な家具まで幅広く展示・即売されており、私の印象ではニ○リより安い価格で、クオリティは1〜2ランク上といった感じだろうか。
なおここの展示・即売所では網走刑務所に限らず、全国の刑務所で作られた製品を取り扱っている。





ちなみに翌日「博物館網走監獄」へも足を運んだので、写真を見比べて頂きたいところ

正門(再現)


内部の建物(旧庁舎)(移築)


博物館の正門がかなり忠実に再現されていることが判り、逆に現・網走刑務所庁舎の意匠も今は博物館に移された旧庁舎を意識して作られていることが判る。


そしてオマケのオマケ(@博物館網走監獄)







<後編につづく> …後編は鉄分&カロリー多めです。
Posted at 2020/02/23 20:50:06 | コメント(2) | 旅(2020年) | 日記

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「データ整理は間に合わず。結局普段使用していない電話番号で新規登録する形でID連携。個人情報は特に不要。但しログインの度に普段使っていないスマホを引っ張り出して、電源を入れて・・・という状況なので、ログイン回数は激減の見込み。今後は過去データの管理用のサブとしての運用になるかと。」
何シテル?   05/24 16:23
タイトルの通り、旅と温泉と酒などを愛するNEOCAといいます。気がつけば、みんカラも20年目になってしまいました。 今年から仕事上で大きな変化が起きて、少し余...
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