厄日③ー災厄が牙をむきはじめるー

今日は買いだめしていたマンガを読むと決めていたので 出歩かない
それに出歩くと何かとお金が飛んでいく
私が自由に使えるお金なんて………たかが知れているのだ！(ToT)


新潟煎餅と歌舞伎揚げを食べ
ダイソンの照明をつけ知覧茶を飲みつつ
暖房効きまくりの中マンガを読む



グフフフ………たまにはいいよなぁ〜
こういう無駄に過ごすのも
午前中は車洗いしたから無駄…ではないかな


しかし…


電話が鳴る
んあ？誰だね？？
固定電話だからな…最近は携帯によこすパターンが多いんだが
固定電話はヘンテコな勧誘とかばかりだしな…出ない………訳にもいかんか


すると…親戚からだった
うむ…アッシー君依頼である
はぁぁぁ………今日は引きこもってマンガ三昧だったのだがなぁ
まぁ仕方がないか 丁度車も綺麗にしたしな


ガソリンは半分より少し下位かしら？
電力も大丈夫
実家へと向かう そして電話をしてきた親戚を家へと送るのが私のミッションである


さて…
普段はあんまり使わないが…今日は高速道路を使うか
下道だと時間がかかり ぐうたら生活に支障が出る


だが………
財布を入れたバッグを実家に忘れてきたというではないか！
今 実家から電話がきて発覚
すぐに中国大返し！


気を取り直し高速道路に乗り込む
ガソリン代とかは受け取らないさ
何か恩を売っておくのは損ではないのだから
グフフフ………


無事に家に届けた
ひと休みして………帰ろうとしたが
ん？なんだ？
空の様子が…？
綿菓子のような雲が急速に近づく


遥か彼方には白い壁が見えるが………
あ………


風が吹き始め白いものが舞い散る
ま まさか…のセデス…………だと！？
一瞬にして吹雪のようになった


うそよぉ〜！嘘だと言ってぇ！！！
朝のあの時間…あの費用…返して！返してよぉぉ
我がマスィーンは一瞬にして白くなり濡れた
路面も当然ながら濡れた


くっ………こっちは雪雲の通り道だったか
あのまま自宅だったらかわせたのにぃ！
くああああ


まぁ仕方がない 親戚に挨拶し私は帰路につくが
ここで敢えて高速道路は使わない
なぜなら激しく水を巻き上げるからだ
車体が悲惨な事になるのは目に見える


一般道なら速度も低いからまだマシである


ううむ
腕が洗車で疲れているようだ…ハンドルが重く感じるぜ
すぐに筋肉痛になるのは体がまだ若いから！？
などとバカみたいな事を口走りながら走る