aero-centuryのブログ一覧

朝 いつも通りシャドー&ディープ㈱に向かう……が
この日は日曜日


普段いる車たちのほとんどがいない
代わりに普段いない車たちが走っている


さすがに高級外車とかはいないさ


定番の軽自動車 コンパクト 山車 ミニバン たまにスポーツ系やワゴン系がチラホラだな


おや
後ろには稲妻グリルのクラウンが
これが出てきた当初は また凄い派手なグリルで来たなぁ


なんて思ったが 台数が増えるとすぐに見慣れた
そんなもんなんだろう


奇抜なものは意外と見慣れたりするもんだわよ
もちろんハンターの車じゃあないぜ


おや
その真後ろには……先代のクラウン
後ろは黒でその後ろはシルバー


む？まさかハンターか？
いやハンターがあんなに詰めて走らんだろ
まるで煽っているみたいな走り方だしな


私はまた前に視線を戻す


ごぉぉぉぉぉぉ！


ん！？
なんとシルバークラウン まさかの黄金伝説ばりの2枚抜きならぬ2台抜きをかましたぜ！


お……おおおお……
いやぁそんな遅かったかしら？
60㎞/hは出ていましてよ？
それを2台抜くっすか……


そうっすか……


ここはまだ郊外の広い道……まぁ
どんなヘタクソでもアクセル踏んづけりゃあスピードは出ますわよ


グフフフフ……


私はこの先の道はもう走り尽くしている
カーブの箇所や広さや カーブのRも大体把握しておりますのよ


まぁ我がマスィーンより重心が低いクラウンハイブリッド……
見せてみよクラウンの走りを！


さて……敢えて増速せずに十分に距離を離したぜ
もうクラウンは見えない
ふぅ……いくぜ！我がマスィーンの力を今！！


シフトを2速に固定する
モーター駆動のみならば100㎞/hまではこの段で行ける
(だからと100㎞/h出す訳じゃないぜ)


いくぞオルァ！


はるか彼方に行ったクラウンハイブリッド……
追い付くには結構走らねばならない
駆動力をモーターで増強した分 速度低下させないまま軽やかに上りの山道を駆け抜けているだろう


あの勢いだからな まぁ多分追い付けないだろうな
ハイブリッドは燃費ばかり注目されがちだが 低速域のトルク増強による走りの良さもある


ただし！システムによる重量増加の弊害はあるのは間違いない
ワインディングとかは苦手かもしれない


上りでモーターの恩恵をいかに上手く使えるか 不用意なブレーキやアクセルOFFを出来る限り減らすか……


まぁ 行こう！
クラウンハイブリッドの姿をどの辺りで見つけられるか！













ん？


あれ？


うそ……


もう！？
あっさり追い付いた


マジ……か……多分500mは差を付けたはず
なのに……なんだこいつ 峠道になった途端この体たらく！


2台ぶち抜きで多分瞬間的には100㎞/h近く出ていたであろう先代クラウンハイブリッド……



つまんねー奴だ
いや何も峠道で80㎞/hだの100㎞/hだの出せというつもりはないさ
危ないもの


だけれど30㎞/hとか…………
あの勢いは……
野性動物を警戒しているか 対向を気をつけているか……


なんて
はははは……まだ仕事に行く途中なんだがな……疲れたらいかん
私はシフトをDに戻しゆるゆるとクラウンの後ろをついていく


普段ここ走らない人なんだろうな
やはり日曜日だから……


たはは……

私はシャドー&ディープ㈱のボローニャ軽自動車に乗り快調に走っていた


…………


と……思いたい……
現実から逃避したいからそんな出任せを言った


シャドー&ディープ㈱のボローニャ軽自動車
真夏は大敵である
なぜなら……さっぱり走らなくなるからだ！


エアコンを効かせて走るにはコンプレッサーを回す必要がある
コンプレッサーを回すのがエンジンである


ましてや軽自動車……
ただでさえトルク馬力ともに小さいのだ
コンプレッサーに結構駆動力を剥ぎ取られているのは理解する


理解するけれどさ！！
もうちょっとした坂道でも……トップギアがダメなのはわかるけれど


2速でも登らなくなるのはちょっと閉口しちまうぜ！


すでに18万㎞から22万㎞というボローニャ軽自動車たち……
さすがに新車の頃のパフォーマンスを求めるのは酷というもの


ついにはさらにキックダウンしてローまでいっちまう
さすがにローになれば駆動力は復活するけれど


うるさいし当然速度はない


あぁもどかしい！！だからと2速にすれば静かにはなるが速度が落ちて強制的に1速になり少しスピードが出てまた2速に戻り またスピードが落ちてきて1速……の繰り返し


経年とは残酷であるよ
震災後から働いているボローニャ軽自動車ではあるが


働く車の宿命である
会社側が整備とか外注するけれど
最低限だから
余計な事はしない 予防整備なんて逆立ちしたってやらせない！


壊れたら不具合が起きたら初めて修理になる
まぁ当然ちゃあ当然なんだよな
個人の車じゃないんだから コスト管理も求められるんだから


……


もうすぐ秋になる そうなれば多少はエアコンもフル稼働しなくても良くなる エンジンも駆動力側に回せるだろう


ボローニャ軽自動車よ
頑張るんだ！

40℃







車載外気温計が表示した
私が車載温度計のある車に乗り出してから初めて40℃という数字を見た


この日は台風が東北太平洋側を掠めるように通過した
幸い暴風圏はなく強風圏のみで
さらに極端に強い風の影響を受ける事もなかった


台風がすぐ近くにいるのに風があんまり吹かなかったのは幸いである


だが
暑い空気の権化たる台風が近くにやってくれば……当然気温も上がる
さらに台風は低気圧の化け物である


低気圧は空気を吸い寄せる性質を持つ


山を挟んだ日本海側からも空気を吸い寄せる
冬と似た現象を引き起こした


冬の太平洋側は乾燥した風が吹き下ろす 今回もそれになった
暑い乾いた風が山地を吹き下ろしてきた


ただでさえ台風の暑さに乾いた暑い空気


地獄よ……
あの40℃は幹線道路上で観測した
しばらく走っていても下がらなかった
路面付近は50℃近かったんじゃね？


私はそんな中 魔境にやってきていた
何か古本でも……と思ったが
残念ながらなかった



私は魔境に見切りをつけ別の古本屋に行くために駐車場から動き出す
歩いている人もいる
暑いだろうなぁ 私はエアコン効かせた車内だからなぁ


通行人が左にいる 私は駐車場の道を出口に向かってしずしずと行く
アクセルは踏まないクリープ現象というやつな


まぁ我がマスィーンの場合低速はモーター駆動なので モーターがクリープっぽい速さを演出しているに過ぎないんだがね


右には軽バンがいる
バックランプが点灯


その瞬間私の妖怪アンテナ📡が何かを察知した
軽バンは躊躇なく下がった！


おおおおおおおおおお！


ガツンとブレーキ！わざと大げさにノーズダイブ！
左の歩いている人も飛び退いた！
よもや自分の歩く方向に躊躇なく車が下がってくるなんて！


歩いていた人は目を丸くして軽自動車を見る
私の存在には気がついたらしい
軽自動車の人はバツが悪そうにペコッと頭を下げる


しかし歩行者には最後まで気がついていないみたいな感じだった
駐車場の事故ってこういうパターンが大半なんではないだろうか？


頭から突っ込む駐車はこういうリスクもあるんだわよ
狭いスペースならなおさら


うむ まぁ……
暑いからな 多分仕事中ひと息つけていたのかもしれない
あの軽自動車は個人所有というより会社の……って感じだったからね


これは他人事ではないのだ
自分だってやっつまうかもしれない
運転中は周りに注意しながら運転せねばならないが
いつも気を張り続けている訳ではない


必ず気が抜ける瞬間がある
24時間張りつめたまま生きている人間など存在しない


その一瞬 フッと抜けた瞬間が危ないのだ


さて行くか
気をつけて行かねばな
明日は我が身という事だ


私は走り出す

最近チラホラと新型セレナを見掛けるようになった


あのグリルとヘッドライトが一体化したかのような風貌はかなり異質である
夜になると上下二段にLEDのヘッドライト光が輝き


またグリルに内蔵された照明が華やかさを演出する


新しいノア/ヴォクシーも沢山見る訳ではないが
今から目につくようになるのだろう


新しいアルファード/ヴェルファイアはまだ見ない


意外と沢山みかけるように感じるのがマツダの山車たち
なにしろデザインテイストが同じだから……


もちろん最新型の山車たちはデザインが変わってきてはいるが……やはり基本ロジックは似ている


わざと似たデザインにして沢山走っているように見せる効果もあるんだろう
昔 トヨタがトヨタエンブレムを付ける車と付けない車とあった


一部の車には専用のエンブレム
クラウンやカローラ 我がマスィーンだったハリアーもだ
ヴェルファイアとかはネッツ系列の専用エンブレムだったりしたな


噂ではトヨタが多く走りすぎているイメージを避けるため……なんて言われたが 真相はしらん


今はクラウンはもちろんハリアーもカローラも専用エンブレムはなくなった
もうそんなのを気にする必要がないのかもね？


単にコストの問題かもしれんが


意外と見ないのがZR-Vだな
多分片手で済む程度しかみていない
あのフロントなら見たら絶対に覚えている


二代目ヴェゼルが初代の大
爆発を見ていたから期待したんだが……決して少なくはない 少なくはないがもうちょいイケると思ったんだがなぁ


うーん ZR-V……ヴェゼルよりもクセが強いと判断されたか……


ヤバいんじゃないか？
いずれ近い内にN-BOXがフルモデルチェンジする
そうなるとセールスもこちらを重点的に売るだろう


CR-Vよりは価格が安いが 決して安い！訳じゃない
ヴェゼルより排気量も上がり
ハイブリッドはモーターの出力もあがっているから


食い合いはないと思う
ヤリスクロスとカローラクロスの間柄エクストレイルとキックスの間柄
と思えば良い


私的にはZR-Vはいいかも！
と思ったんだが……ダメなのか…………
何がダメなんかねぇ
走行性能や室内の質感なんかはかなりいいはずなんだが


やっぱあのフロントデザインか？
二代目ヴェゼルも賛否あったからな
デザインて難しい


どんなに高性能でもデザインをしくじると なかなか見てもらえない
見てさえ貰えばきっと気に入ってくれるはず


そういう車たちあるんじゃないだろうかねぇ
盲目的にみんな買っているからぁ


それもアリではあるだろうが
せっかく高い買い物だしさ
ひとつのお店やひとつのメーカーに拘らずに見て回って


もすかすると意外な発見があるかもしれないっすよ！

よく聞く話


基本日本の道路は50～60㎞/h規制
なのに3.0リッターだの5.0リッターだの
300馬力だの500馬力だの
無駄じゃね？


サーキット走る訳でもないのに
スポーツカーに乗って しかも300馬力だの500馬力だの
無駄じゃね？


いつも1人でしか乗らないのに
6～8人乗りミニバンなんて
無駄じゃね？


道なき道を走る訳でもないのに
デカイ山車を舗装された道を走る
無駄じゃね？燃費も悪いし


近所を走る程度なのに高いハイブリッドに乗るなんて差額ペイできないでしょう？
無駄じゃね？


せっかくPHEV買ったのに全くエンジンを回さない事喜んでいるなんて……なら最初からEV買えばいいのに
無駄じゃね？


膨大な時間と莫大な金かけて遅い車を速くする なら最初からそのお金で速い車買えばいいのに
無駄じゃね？


インターネットで囁かれているのを記憶の中からサルベージしたのを再構築した


まぁ それを言っちゃいオシマイよ
的なものばかりだな


アルトがあれば4人まで目的地まで運べるし 燃費もいいからハイブリッドも要らないしな！
どうせ50～60㎞/hしか出せない
高速だって100㎞/hまでだし


アルトでも今は100㎞/hなんて簡単に出せる


スイフトスポーツやアルトワークスでも性能を出しきれる腕があるなら楽しめるだろうし
出しきれなくても楽しいぜ
それにスイフトスポーツはかなり速い


道なき道を行きたいならジムニー/ジムニーシエラがあれば大抵事足りるわな


人を快適に4人まで乗せるならスペーシアがあるからOK
どうしても7人が……ならばランディがある
荷物やら沢山積みたいならエブリイがあるし


ピックアップを手軽に感じたいならキャリーがあるしな！


サーキットで極限までスリルを味わいたいならGSX1300ハヤブサに乗って限界までスピードを堪能すればよい


スズキのハイブリッドはイマイチ！というならば
PHEVのアクロスを逆輸入でもすれば良い
ただし中身は我がマスィーンRAV4PHVであるが……


残念ながらEVはまだだ


遅い車を速くするなら……最初から速い車を
まぁ理解できない人はどこまでも理解不能だから


考えない方がよろしい


日本ではスズキさえあれば電動系高級系以外ならば大抵はカバーできるのよ
でも 違うっしょ？


そう単純じゃないんだわよ
まさに多様性を具現化したのが車たち
だから車は面白いのよ？


……すんません
意味不明っすね…………疲れてんのかも
今日もシャドー&ディープ㈱に行くぜ！