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aero-centuryのブログ一覧

2020年11月23日 イイね!

歴史に埋もれしエンジン

コンビニで待ち合わせまでの時間を調整していた


1台の白いセダンがやってくる


かつて大トヨタが販売していた
スプリンターである
カローラと外板だけが違う姉妹車だ


しかも私がかつて駆ったトレノと同年代のものである!


すげー…まだ乗っているのか!
趣味性の高いスカイラインGT-Rとか
初代セルシオとかユーノスロードスターとかならわかるが


スプリンターである
カローラと同じファミリーカー
特段強い個性を持つ車じゃない


エンブレムを見ると SE saloon Gとある
これは…あまりお目にかからないタイプの奴ではないか!


当時
マイナーチェンジされたスプリンターに於いて エンジンも強化された
従来のキャブレター方式は1.3リッターにのみ残され


一部グレードに試験的に採用していた
EFIシステムを搭載した新型を一気に拡大


レーザーαエンジンと銘うって
高級車からコンパクトまで一気にツインカム化した時代…



ただし ツインカムといってもハイパワー高回転ではない実用志向の
現在にも通ずるスタイルのもの


大トヨタが言うハイメカツイカムというやつさ
その標準の1.5リッターの上位版に 隠しキャラのエンジンが存在する


EFI-Sというものだ
標準の1.5リッターより10馬以上力上乗せされ排気口もデュアルタイプに変更されたもので
マフラーカッターを手巻き寿司型の楕円形にしたもの


エンジンの形式名も微妙に違う


高速カムを採用したとかあるが
私はメカニズムには疎いから詳しくは知らん


当時は今のように安全装備などほぼ無いから 軽い車体だ
キビキビ走る事が可能だった


しかし…のちに標準版が出力アップしたので EFI-Sはほとんど活躍する事はなく
大トヨタの膨大なエンジンの歴史の中に埋もれてしまった…


以降大トヨタのコンパクトから片側2本出しの車は出なくなった
そんな悲しき歴史を背負ったエンジンのスプリンター…


残念ながら車体は年式相応のヤレ具合
艶はなくて フェンダーの一部には錆びもある…
デュアルエキゾーストシステムと言われた排気口にあるマフラーカッターは
奇跡的に2つともついている


このマフラーカッターはネジの部品が脱落しやすくて
我がトレノも片方脱落して行方不明になったんだよね


白い車体だと 今はまず採用されないマルーン色の内装


懐かしいな…と思っていたら
もう約束の時間に近い 出発せねば
白い我がトレノと同時期に販売されていたスプリンター…


後ろ髪を引かれる思いで私はコンビニから出発したのだった



Posted at 2020/11/23 08:06:32 | コメント(2) | トラックバック(0)

プロフィール

「あぁ…道理で
コンビニに立ち寄り急いでとった画像なんで
お見苦しい埃があるのは勘弁願いたく…
本当は42℃だったんだが画像を残す段階で41℃にさがったんだな

北国の宮城でこれだ 関東関西なんて47℃位いや50℃も視野に入るんではないか!?」
何シテル?   07/23 14:51
aero-centuryです。 車弄りは全くしません…つーか絶望的に手が不器用ですので やりたくても出来ないのです 色々知ってる風な感じですが!!実は...
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