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aero-centuryのブログ一覧

2024年09月30日 イイね!

斜陽のそのあとに

かつて人気を欲しいままにしたモデルがあった
マークII/チェイサー/クレスタ


車に多少なりと興味があるならば必ず耳にした事はあるだろう
コロナとクラウンの間を埋めるモデルであり
コロナは前輪駆動だがマークII系は後輪駆動だ


そしてコロナは最高グレードであっても2.0リッターであり横置き4気筒エンジン
マークII系はトップにはクラウンにも搭載された縦置き直列6気筒エンジン
またスポーツドライビングがしたい人には
直列6気筒2.0リッターツインターボが奢られ


後に2.5リッターツインターボにまで拡大
そして可変バルブタイミング機構を取り入れ
トルクが増強
また燃費性能も改善された
可変バルブタイミング導入により滑らかなフィーリングになった反面


ターボはシングル化しツインターボの荒々しさが消えたため
ガッツリ系が好きだった人は残念がっていた


この車はあくまでセダンであるので
車格にあった改良であると言えるがね


この時点でマークII系とコロナやカムリなどとは明確な違いを見せつけられたのだ
それだけ人気であり人気があれば商品力は維持されるのだよ!


マークII三姉妹であるため基本ディメンションは似たものになっている
マークIIとチェイサーはハードトップで
クレスタはプレスドアを採用


確かにクレスタはほんのちょびっとだけ
誤差の範囲で室内空間が広めだった…みたいだが………まず違いなどわからんさ


人気はマークIIがダントツ
チェイサーとクレスタは影に隠れちまう
しかし………最終型チェイサーは違った
大トヨタも何故か急に本腰を入れて
マークIIと明確な違いを打ち出した


ヘッドライトの造形も違い 全長まで切り詰め アグレッシブさを前面に出し
スポーツドライビングを楽しめるように仕立て上げた


マークIIがモデルチェンジしても継続生産され
本来ならば同時にモデルチェンジするはずだが………
セダン斜陽の時代に突入して幾星霜………
人気をマークIIから奪ったチェイサーもついに去り


高級路線を進んだはずだったクレスタも消え去ってしまった
ところが何を思ったかヴェロッサという隠し子が現れた
イタリアに染まった第4の姉妹が現れ度肝を抜いた
いやぁヴェロッサ………
なかなか強烈なデザインだった


エンジンなどはマークII系をそのまま踏襲
チェイサーよりスポーツ色強めだな


より個性を前面に出して地味なイメージを取り払おうとしたのかな
でもセダン斜陽の流れは止められずヴェロッサ自体も人気にはならなかった


あんなに世の中にあふれていたマークII系も
その系譜は途絶えた
安泰だと思われたクラウンすらモデル存続の危機がつい最近まであったなんて
信じられないだろう


今は4つに分裂して命脈を保ってはいるが…
セダンは正統派の後輪駆動を採用しているが
他は基本前輪駆動カムリベースだ


煽りをくってカムリが消えたようなもんか?


今はモデルを減らしコストダウンする流れ
セダンはどうしてもメインストリームになれないから開発もままならない


日産なんてセダンはスカイラインしか日本で販売していない!!
あのシーマやらセドリックやらサニーやらローレルやらティーダやら沢山あったのに………


セダン斜陽…あとは日没するだけ………
なのか………


Posted at 2024/09/30 07:57:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年09月29日 イイね!

物品税のそのあとに

物品税が撤廃され消費税が施行されると
今まで余計な税金を払っていた分
多少車がお安くなった


特に3ナンバーは贅沢中の贅沢となり税率も驚異の23%!
ちょっとした所得がある人の払う所得税並である


それが一律3%になったのだからな


三菱がうまい具合にディアマンテを3ナンバーボディで送り出した
例えエンジンがV6の2.0リッターだとしても幅が1700㎜に到達すれば3ナンバーである


このディアマンテ…某独車メーカーのセダンに似てはいたが…
あくまでパッと見だけであり 良く見れば雰囲気は違ったのだよ


3ナンバーの壁が低くなると各メーカーはこぞって3ナンバーボディの車を送り出す
特にセダン系とスポーツカー系は顕著だった


セダン系ではマークII三姉妹
それまでは頑なに5ナンバーボディを死守していたが 90系と呼ばれる世代からは完全3ナンバー


車体が拡大され堂々たる体躯になった
メーカー的には基準排気量を2.5リッターに引き上げたかったようだが…
庶民的にはマークIIは直6の2.0リッターのイメージが強かった………のか


単にバブルが弾けみんな貧乏になってしまったからか 2.0リッターの発売が声高に叫ばれ
メーカー側も2.0リッターを出して
順調に販売が増えたという皮肉………
まぁあの大トヨタがこの位予測しないなんてあり得ない


ちゃんと2.0リッターの販売も視野に入れていただろうさ


2.5リッターに見せかける見栄っ張りも居て
エンブレムだけ2.5リッターに
2.0リッターは無印なのでね
ただし2.5リッターにはマフラーカッターが付いたが無印の2.0リッターにマフラーカッターは付かない点は注意せねばならない


もちろんメーカー純正パーツでマフラーカッターはあるからそれを装着すればわからないぜ


前系までは薄い車体だったが
全車3ナンバー化になったマークIIを見た時たるや
衝撃がハンパなかった
リアの分厚さが


ウェッジシェイプのスタイリングは今でこそ当たり前のデザインのひとつだけれど
ここまでトランクが厚くリアコンビランプが薄いデザインは驚いたものだ


ヘッドライトもフォグランプと一体化した今までに無いデザイン
果たしてフォグランプとしての用をなしていたかは疑問だったがね


三菱ディアマンテ以降5ナンバーの呪縛から解放され 日本車たちは伸び伸びとしたデザインになった
デザインが良いか悪いかはまた別の話さ


ただ際限無くデカくなる流れにもなった出来事とも言えた
Posted at 2024/09/29 07:51:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年09月28日 イイね!

物品税

かつて物品税という税金があった
いわゆる贅沢税であるな
車も当然贅沢品だから課税対象になるのは当たり前だ


3ナンバーは軽く20%超(23%)
5ナンバーも20%弱(約18%)
軽自動車にもかかる(約15%)


国中を激論の渦に巻き込んだ消費税が当時3%
現在は10%だがまだ低いっすね


車だけに関したら消費税のおかげで3ナンバーの車が手にしやすくなった訳だ
物品税は消滅したが 名前を変えて地下に潜って課税されていたりする


嗜好品になどな…


物品税が表舞台から去り消費税となったため
車がお求めやすくなった
今まで無理矢理5ナンバーにしていたハイソサエティな車たちも
ようやく本来の姿を出せるようになった訳さ


クラウン辺りなんかもさ デザイン的にやたらと細長いものになっていた
セルシオに搭載させるためトヨタが全身全霊をかけて開発した最新鋭V8


クラウンに最初に搭載させる栄誉を与えた
セルシオ開発側からしたら面白くなかっただろうが
シーマっつう敵が強敵だったからな


クラウン ロイヤルサルーンV8の車体デザインこそ本来のクラウンのデザインだったんではないか?と私は思う
横幅も流さに対してだいぶ合うようになったし
堂々とした体躯を与えられ


静粛性や走行性能も引き上げられ
まさに王者たる姿であると


のちにすぐセルシオが現れたためその天下は短かったが
リアに輝くV8の書体はクラウンのフラッグシップにふさわしいものだった


まぁクラウンV8専用じゃないんだがね
汎用なんだけれど………



もし物品税が生きていたなら きっと日本車の形は違っていただろう
2.0リッターターボがかなり増えていたかなぁ
でも燃費規制や排ガス規制とかもあるから
なかなかそうもいかないか


ハイブリッドは環境対策上有用だから優遇されて 税率が半分とかになっていたかも?


もちろん車幅は1695㎜以下
長さも4695㎜以下
高さも1995㎜以下に抑えた車たちが闊歩していたかも


まぁ世界と戦うのに古い規格では無理だから
物品税があっても5ナンバーのエリアが上方に拡大されていただろうし


たとえば車幅1845㎜以下
全長4695㎜以下
全高1995㎜以下
排気量3.0リッター未満
までは5ナンバーとかね


いずれ物品税は別の税金に変わっていただろうねぇ
消費税が無くても


ちなみに我がマスィーンだと車幅が1855㎜あるので3ナンバー指定
ハイブリッドなので税率が半分とかだったかも??


まぁメーカー側も5ナンバーに収めるようにするだろうけどな



Posted at 2024/09/28 10:44:21 | コメント(1) | トラックバック(0)
2024年09月27日 イイね!

貫く言葉

シャドー&ディープ㈱の倉庫に
昼休みに喫煙組が来る
灰皿が唯一存在する場所である


自家用車に行けば車内で一服できるだろうが
わざわざ離れた所まで行くのも時間が勿体ないし 喫煙組でも自家用車は禁煙という人もいるからな


喫煙車は査定が日本海溝並に落ちるから仕方がない


そんな倉庫には私を今のマスィーンに踏み出す助言をくれたおやんつぁんがいる
電子タバコをスパーッと吸う


そしてため息も
なぜだ?


すると…


「従兄弟のやろっこや…また仕事辞めだどがでやぁ」


親戚の子どもが仕事をまたやめた…と
まぁ今は終身雇用制が事実上崩れ去っり
正社員になりたくてもなれない時代


また職業選択の自由もあるから 合わない仕事なら見切りをつけて次の一歩を………となるのは別に変ではない


だからとおやんつぁんが時代錯誤の年寄りである!
なんて断ずるのは違う
身内の心配をするのは至極当然


聞けばこのやろっこ…
かなり転職を繰り返しているようだ
アルバイトを転々としている 当然社員なんて…


だからとミュージシャンやアートなど芸術の分野で秀でているかと言えば…そんなスキルは無いようだ
愚痴が自然とこぼれてくるのも仕方がないと思える


仕事が考えていたのと違った
職場の先輩が厳しい
残業が多い
とかなんだろうか?
辞める理由なんていくらでもある


私もシャドー&ディープ㈱に入って半年から1年は辞めたくて仕方なかった
何で自分はこんな仕事をしてんだ?と


まぁ幸い周りが良い人に恵まれたからか
今もなお続いている


おやんつぁんも今はシャドー&ディープ㈱のアルバイト扱いだが
定年まではきっちり社員として別の会社で勤め上げた


高齢者再雇用の一環で我がシャドー&ディープ㈱にやってきたのだ


そういう人たがら親戚のやろっこの行動に心配が重なるのだな
やろっこの親はどうしているんだろうか?
聞くと…もはや諦めの境地なんだそうな


何度言って聞かせても聞く耳持たず!
である
もう成人してそれなりに経つから…
自分の人生は自分で行かせるとなったんかな


おやんつぁんはタバコを消して言う


自由とはその行動に責任を負うのだべ
この先 お金に困ってもそれは自分の行動の先にあった結末がらや


実力がある奴なら自分の能力を最大限引き出せる仕事を自らの意思で探す
そしてその能力を発揮すりゃあいい
だが実力の無い奴に限って技能も無いクセにすぐに諦め職を転々とする


技能を得たいなら時間と労力がかかるんだがらや…
楽して技術なんか手にでぎるわげねーよ…
こんなはずずじゃなかったなんて言うのは
それは自分の目が節穴なんだっつーの


もちろん実際にやってなけりゃわがんねーのもあっがら全部が全部じゃねーげどなぁ
でもやろっこのは…キツイとかつまんねーとかみでーだな…はぁ………


おやんつぁんの言葉
私はまるで貫かれたかのような感覚になった
私は人に恵まれたが…もし周りがアレだったなら私はシャドー&ディープ㈱にずっと居られただろうか…


運が良かったのかもしれない

Posted at 2024/09/27 10:05:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年09月26日 イイね!

永遠の戦い


シャドー&ディープ㈱
この日は普通に平日であるから アルバイトの皆さんも勢揃いしている


私に今のマスィーンを買うよう背中を押してくれた バイク好きのおやんつぁんも元気に来ている


昼休み
いつものように倉庫にいる
私はタバコを吸わないから倉庫に来る必要はないのだが


喫煙組はここでしか また休憩時間しかタバコを吸えないのだ
私は別に何とも思わないが 他の所でタバコ吸うたびにちょこちょこ抜ける人がいて


吸わない人がついに怒りの告発を敢行したらしい
ふむ…積算したら結構休憩している!と


凄いな…時間計ったのか…
それでシャドー&ディープ㈱側もよりタバコ休憩に厳格になっつまった訳さな


ううむ…勤務時間8時間 休憩時間1時間と決められているのに
タバコを吸うたび抜ける時間が許せないという訳だな


まぁ…うん わかるっちゃあ分かるが…


ただでさえ禁煙分煙が義務付けられていて
喫煙組は肩身の狹い思いをしているからなぁ
双方の言い分もわかるわよ…


タバコは100%嗜好品だ
市町村税でタバコ税があるが 確かに税に寄与はしているな
億単位で税になるからバカには出来ない


ただタバコには健康を害するという最大最凶の部分があるからな
確かに税に寄与するが
健康を損ない医療費を膨らませる遠因にもなってしまっている


さらに煙が他人にまで影響を与える


現在は電子タバコが増え 副流煙による害は減った
でも自分の体に打撃を与えているのは間違いない


これは永遠の戦いなんだよ


おやんつぁんも頭ではわかっている
でも なかなかやめられない
また自分はもう年だから…今さらもういいかな
なんて言っている


健康を害しない そして喫煙者にも旨いタバコってないんだろうかな
ニコチン タールに代わる無害な物質が開発され
味わいも変わらないタバコ…


見事発売できたら開発した人やメーカーは大儲けできそうだし
F1の車体に入れて貰えるかも?
Posted at 2024/09/26 07:38:45 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「あぁ…道理で
コンビニに立ち寄り急いでとった画像なんで
お見苦しい埃があるのは勘弁願いたく…
本当は42℃だったんだが画像を残す段階で41℃にさがったんだな

北国の宮城でこれだ 関東関西なんて47℃位いや50℃も視野に入るんではないか!?」
何シテル?   07/23 14:51
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