355のエンジン、バラバラになりました。

1月16日ごろから、秘密工場のチーフメカニック、ガッキーさんが、エンジンをばらす作業の状況を、Googleフォトに掲載し始めてくれたので、どこまでばらしているかの状況が把握できるようになりました。
かなりエンジンをばらす作業が進んできています。


実際にばらされた状況を見るため、1月21日、秘密工場に行ってきました。


ばらされているエンジンは、日本車でもほんの数回しか見たこと無い中、フェラーリのエンジンがばらされているのを見るのは貴重です。

これがまた、カッコいいんです。

ヘッドカバーが外され、カムが見えるようになりました。



 ン？奥にもヘッドカバーが外されたエンジンが。ドカベンさんの355のエンジンです。

ヘッドが外され、ピストンが見えるようになりました。

ピストンが真っ黒に汚れてます。

ヘッドから、カムシャフトが取外されました。


外したヘッドを上から見たとこ。ラッシュアジャスターが1気等当たり5個あるのが見えます。

 
ヘッドを下から見たとこ。355の特徴の5バルブ。

インテーク側のバルブが真っ黒で、エキゾースト側のバルブが真っ白。
 
オイルパンが外され、クランクシャフトにコンロッドが固定されているところが見えます。

V8なんだなーと感じられるところですが、コンパクト。

ピストンが外されました。

マーレー製鍛造ピストン、チタンコンロッド。高そー。
1気等当たり約473cc。1気等当たり、約500ccのインプレッサのピストンより、ちょっと小さいです。
家に飾ってあるインプレッサのピストン

左右には、1/18のディーノ246GT、F355、JOTA

8つのピストンが外されました。ピストンが8つも並んでると豪華～

これもひとつ家に飾りたいなー。

ピストンが外されたクランクシャフト

ぱっと見、4気筒っぽくも見えます。

クランクシャフトも外されました
 

クランクシャフトが外された、シリンダーブロック

上下に、各4個、シリンダーの穴が見えます。V8だー。
この複雑な形のシリンダーブロックの型はどうなっているのだろう。

シリンダライナーが抜き取られました

シリンダライナーを抜いたり、圧入するのが大変だそうです。

抜き取ったシリンダライナー  



これら一つ一つの部品が、それぞれカッコイイ。
フェラーリのこれらの部品が自分の目で見られるとは、貴重な体験です。
それはそれでうれしいけど、早く直ってほしいなー。


そうそう、今日もエッヂさんとアンアンさんも来ました。