川越耐久レース本番当日。
朝起きると、まず天気予報をチェック。
昨日の夜、雨から曇りに変わったのに、朝確認するとまた雨に変わっている。
こまった。
タイヤウエアをどうしようかまた迷ってしまう。
ゼッケンは、雨じゃないときのウエアにつけていますが、雨用のウエアに変えたほうがいいか?
外に出てみると、今は雨が降っていず、あまり寒くない。
朝食をとり、秘密兵器の「ウコンの力」を飲み、ドライ用のタイヤウエアでレインウエアをもって出発。
今回はピット駐車場が取れたので、ムーミンさんの車で川越耐久レーススタート地点の川越水城公園に向かいます。
行く途中で、小雨が降ってきます。
小雨の中、チャリや歩きで川越水城公園に向かう人を何人も見ました。
川越水城公園パドック駐車場に車を入れます。
参加賞ををもらい、雨が降っているので、スタート直前まで車の中で待機することとしました。
駐車場は、なかなか取れないのですが、今回はとれてよかった。
雨が強くなってきました。
これはだめだ。
レインタイヤウエアで行くことにし、ゼッケンをレインウエアに付け替えます。
しかしスタート時間が近づくと、また雨が弱くなってきます。
再びドライタイヤウエアにゼッケンを付け替えます。
覚悟を決めて、ドライで行くこととしました。
スタート場所に行きます。
タイムの早いF谷さんは、Aブロック。
私はEブロック。
Eブロックのスタート地点からは、スタートラインははるかかなたで見えません。
雨は小雨な状態。
コースは新しい道が開通したことにより、今年から変更になっています。
これによって、最後19km地点に大きな上り坂が一つ増え、私の場合、これで15秒程度タイムが落ちることになります。
ただ、昨年までは、10kmが先にスタートし、ハーフのスタート直後に10kmのトップランナーが帰ってくるのですが、私のスタート位置だと、ちょうどスタートラインを越えたころ10kmのランナーが帰ってくることで、道を急に半分にされ渋滞し、昨年はそこで20秒程度タイムロスをしましたが、今年はハーフが先にスタートなので、それがなくなりました。
さて、花火の音とともにスタート。
ゆっくり歩き始め、しばらく行くと小走りになります。
そしてスタートラインを切ります。
ペースノートをリストバンドに固定して、1kmごとにタイムを確認していきます。
ピンクのセルは上り坂あり、ブルーのセルは、給水所あり。
昨年から使用し、昨年はこれの効果もあり、1時間59分30秒の計画で、1時間59分28秒でゴールしました。
ただ、昨年は字が小さくて、走りながら読むのは大変だったので、今年は字を大きくしています。
WETのペースノートを入れてありますが、裏にはドライのペースノートが入っています。
今年も作戦は、ラインどり。
アウトインアウトではなく、インベタ最短距離。特に大きく緩やかなS字で、ほとんどの人が道なりに走っているところ、S字のインの頂点と頂点を結んだ最短距離のラインどりをします。
もう一つは、上り坂ではギアを2段落とし、回転数は変えずにゆっくり上る。下りは、ほんとはニュートラルにして惰性で下りたいところですが、それはできないので、ギアを2段上げ、脚の力を抜いて、引力に任せてスピードを上げます。
スタートして1kmまでは、周りにペースを合わせつつも、ガーミンのウォッチで所々でペースを確認し、速すぎたら抑える、遅すぎてもペースを上げずキープする。
1km地点で、5秒先行。
2km前には、一つ目の大きな上り坂。ペースを落とし、周りに抜かれてもそのペースをキープ。
2km地点では5秒先行のまま。
4km地点を越え、10秒先行程度で給水所。
給水所で、昨年までは歩きながら飲んでいましたが、今年は走りながら飲む練習をちょっとしたので、ペースを落として走りながら飲んでみました。
これで給水所のタイムロスが、5秒ほど減るはず。
5km地点を越えた、左コーナー立ち上がり付近では、
ちゃん
が今年も応援してくれてるはず。
雨が降っていたこともあり、
ちゃんは気づきませんでしたが、私が気が付いて声をかけると、「がんばってー」と応援してくれました。
7km地点。30秒ほど先行。
ウエットのペースノートから、ドライのペースノートに切り替えることも考えましたが、ペースノートより先行していると安心感があり、遅れていると焦りにつながるといけないと思い、そのままウエットのペースノートを見ながら走行しました。
靴下が雨で湿って、ちょっと気持ち悪い。
雨粒が眼鏡について、ペースノートの数字が読みにくい。
8kmを過ぎ、アップダウンが連続する区間に入ります。
9km前大きな登り。ペースを落とし、ゆっくり上っていきます。
この登りから、なんか脚が重くなってきたような。半分近く来たんだからそれもあるだろう。
しかし10km地点。あきらかに脚が重い。半分弱でここまで重くなるとは。
ここからペースが明らかに落ちてくる。
11km折り返し地点中学の前。折り返し前で、中学生が応援しながらハイタッチをしてくれる。
でも雨が降ってるから、いるかどうか?
雨が降ってるのに応援してくれてる。ここでハイタッチして元気をもらう。
と、気持ちは元気になっても脚は重い。ペースは落ちたまま戻らない。
12km手前、ペタンペタンという音がし始める。
タイヤトラブルか?いや、靴紐がほどけたか?
靴ひもがほどけている。12km地点に給水所があるので、そこで締め直すか。
でもこのまま走ってるのも危ない。ピットインし道路の横によけて靴の紐を締め直す。
ここで30秒ほどタイムロス。
12キロ地点給水所では、30秒遅れぐらいになっている。
その後もペースは上がらない。徐々にペースが落ちてくる。
序盤に30秒まで先行したのが失敗か?
雨が降っていると、もともとこのペースでは速すぎたのか?
本番4日前に21キロ走り、本番までの休憩日が3日というのが少なすぎたか?
14km手前、また大きな上り坂。
この辺から、登りでは歩いている人が出始めます。
初めてハーフに参加した時は、私のタイムも2時間26分台と今より20分以上遅く、周りを走る人は私に近いレベルの人。そのころは13km過ぎから歩いている人がかなり出始めました。しかし、おととしの2時間3分台のころからは、ゴールまで周りで歩いてる人は全く見なくなったのですが、今年は歩いている人を結構見ます。やっぱりこの雨できつくなってる人が多い様。
15kmを通過。もうすぐ2つ目の折り返し地点。
そのころF谷さんは・・・・
すでにゴール直前。ラストスパート!
16km手前の折り返し地点を折り返し。
当初は、ここからすこしペースアップできるのではないかと思っていましたが、ますますペースは落ちてゆき、キロ6分を切れなくなってくる。
上り坂で歩いていて抜かした人を、次の上り坂でも追い抜くという現象も出始めました。
上り坂で歩いているけど、平地のペースは私より速く、平地で知らぬ間に抜かされていたようです。
もう計画より3分ほど遅れている。
18kmを過ぎ、19kmに向かって最後の大きな上り坂。
ここもゆっくり上り、最後の下り坂。
ここでペースを上げる。
そのペースを維持したままゴールまで行く予定だったけど、下りが終わり、平地になると、またペースが落ちる。
でも最後の1km。ここはラストスパートでペースを上げる。しかし、ペースを上げてもキロ6分をやっと切るぐらい。
残り350mほどのところのセブンイレブン。ここでムーミンさんとカラカラさんが応援してくれてるはず。でも見当たらない。
残り250mほどのところで、「monster」と叫ぶ声が聞こえました。
ここでムーミンさんカラカラさんが応援してました。
残り100mはダッシュ。
そしてゴール。
タイムはウォッチ上で2時間04分51秒。
昨年どころか、おととしのタイムの2時間03分08秒にも負けてしまいました。
リザルトをもらいに行きました。
順位は2813位と半分以内には入ってました。
昨年の1時間59分28秒での約2700位には負けてるけど、
おととしの2時間03分08秒での約3000位には勝ってる。
やっぱり雨で全体的にペースが遅かったんだなー。
表彰式
F谷さん
私
ゴールドメダル!
サーキットトライアルでもらったJAFメダルです。
本当は、自己BESTを更新して、メダルをかける予定だったけど・・・・・
タイムは悪かったけど・・・・・メダル持ってきちゃったからまあいいや。