東京オリンピックまであと1年ですが、それを目指して様々な競技のテストイベントが開かれます。
今回、ロードレースのテストイベントを見に行きました。
オリンピック本番のコースは以下の通りですが、
今回のテストイベントでは、富士山南東の富士山麓当たりの周回路が省略され、以下の通りです。
スタートは府中市の武蔵の森公園。
ゴールは富士スピードウェイ。
これは今回も本番も変わりません。
変わるのは、本番ではスタート、ゴールがオリンピック観戦チケットが必要なのに対し、今回は、スタート地点は無料、ゴールは一般人は全く入れないとなっています。
今回、スティングレーで視察に行ったとき同様、ロードレースコースの道志街道を走り、山中湖に出、籠坂峠を越え、道の駅すばしりへ。ここから富士スピードウェイの前を通り、三国峠を越え、山中湖へ。山中湖から再び籠坂峠を越え道の駅すばしりに行き、ここで観戦しました。
さて、圏央道相模原ICを下り、道志を走っていきます。圏央道が八王子ジャンクションで渋滞しない時間を選んだので、6時40分ごろ相模原ICを下りました。
道志街道のアップダウンのワインディングを走っていきます。
今回も道の駅どうしに寄っていきました。
道志街道の標高最高地点である山伏トンネルを抜けます。
道志街道を下り、山中湖に出ます。
5月にスティングレーで行った時と違い、富士山は登山解禁。雪はほとんどありません。
山中湖周辺の駐車場は、規制の準備がされています。
籠坂峠を登っていきます。
さすがスーパーマルチパーパスビークルのインプレッサ。スティングレーではアクセル全開にしないと登っていきませんでしたが、インプレッサならアクセルを軽く踏んだだけで、グイグイ登っていきます。
道の駅すばしりに到着。
山中湖ではきれいに見えていた富士山が全く見えません。
湿度は高いけど、曇っていて気温は高くないので、選手には良いコンディションと思われます。
道の駅すばしりにも東京オリンピックロードレースコースの表示が。
さて、ここから富士スピードウェイを目指します。
富士スピードウェイ入り口。
入り口前の道路から一般車進入禁止になっています。
今回、富士スピードウェイで観戦できないか事前に調べたのですが、一般の人は、観戦のためでも富士スピードウェイに入ることはできなくなっていました。
道路を規制するパイロンが、数多く準備されています。
さていよいよ最難関の三国峠。
一番きついところは、スティングレーではアクセル全開でも50km/hしか出なかったところです。
おー、ロードバイクで登ってる人がいます。
登り切れず、押して歩いてる人もいます。
東京オリンピックテストイベントの日に、実際のロードレースと同じコースを走ろうという人ですから、かなりレベルの高い人だと思われますが、そんな人でも登り切れない。
なにー、登り勾配16%!こんな急坂ロードバイクで走ったことないかも。
こりゃあスティングレーじゃアクセル全開じゃないと登れない。
でもインプレッサなら余裕だぜ!
おっ、またロードバイクで走ってる人が!さっき押して歩いてる人と同じユニフォーム。同じチームの選手の様。
あとで、道の駅すばしりで、自分もロードバイクで走っている時、このユニフォームを着た集団が走っていくのを見ました。
三国峠を越え、坂を下っていくと山中湖が見えてきました。
山中湖に出、再び籠坂峠を越え、道の駅すばしりに戻ってきました。
時間は10時半ごろ。
ロードレーススタートは12時。
道の駅すばしり近辺の道路が封鎖されるのが12時50分。
選手が道の駅すばしりに到着する時間は15時ごろと予想。
時間が余りすぎているので、ここで自分もロードバイクを出動させます。
道の駅すばしりの前の道路
ここは富士山登山ルートの一つ、須走ルートの起点。
平地が全くない。
道の駅すばしりの前の道路も、峠のような急な坂ではないものの、緩やかな坂。
ここを自分もロードバイクで走ってみます。
まずはロードレースのコースの方向に下っていきます。
下りなので初めに加速したらペダルをこがなくても進んでいきます。
だんだん心配になっていきます。坂を下ったということは登らなければ戻れません。
ある程度走ったところで方向を反転し登っていきます。
緩い坂とはいえ、私のエンジンパワーではけっこう軽いギアに落とさないと登れません。
道の駅すばしりの前を通り抜け、籠坂峠の方向へ登っていきます。
峠道が始まり、少し坂がきつくなったところで、フロントのギアもインナーに落とさないと登れなくなりました。コーナー3つほど登りましたが・・・・・
今日は観戦が目的。走るのは目的じゃないからこの辺で勘弁してやろうと終わりにしました。
まだ山の中に入る全然前です。
ここでさっき三国峠でみたユニフォームの団体が下っていくのに会いました。
下りなので、急いでそのあとを追ってみましたが・・・・・・
やっぱり姿を見ることはできませんでした。
さて、だいぶ時間をつぶす必要がありましたが、とうとう道路が封鎖されます。
道路が封鎖されてからもまだまだ時間がありましたが、15時近くなると・・・
まずは先行の西部警察大門軍団・・・じゃない、白バイ軍団、パトカー軍団が通過。
みんなスピード違反だ。
そして15時5分ごろ、とうとう先頭集団が来た!
すごいスピード。80km/hぐらいかな?
ロードバイクより、そのあとをサポートで走ってる車のほうが多い感じ。
しばらくして2nd集団
2nd集団のほうが先頭集団より台数が多いけど、イメージしてたよりは台数が少ない。
ロードレースは、テレビでツールドフランスを見たことはあるけど、実際のロードレースを見るのは初めて。オリンピックだと、ツールドフランスより参加者が少ない様。
3rd集団、遅れた人たちが通過し、救急車が3台通過。全車通過した様。
ここで道の駅にまた戻ります。
もう今日はロードバイクに乗らないので、車に積んでおきます。
ロードバイクをポンと積めちゃうところが、マルチパーパスビークル。
ここはもう1回通過。多分1時間半ぐらいあと。
1回目は道の駅すばしり前のストレートを見たけど、この先にクランクがあるので、2回目はクランク一つ目で、コーナーリングを見てみよう。
一つ目の左コーナーのところにはローソンがあるので、ローソンまで歩いて移動。
1回目の1時間45分後、トップの選手が来た!
このクランクの前は緩い左コーナーになってて先が見えないけど、緩い左コーナーのところにいるオフィシャルが、選手が来ると合図、ローソンのところのオフィシャルが笛をピーピー吹くので、選手が来たのがわかりやすい。
トップは単独でぶっちぎり!
あとでHPで調べたところ、イタリアのディエゴ・ウリッシ選手。
その数分後、2位の選手も単独で。
イタリアのダビデ・フォルモロ選手。
そして3位の選手。
フランスのナンス・ペテルス選手。
4位は4台の集団で来ました。
やっぱりみなアウトインアウトのラインどりをしています。
コーナーリング速度も結構速い。
サポートの車は一生懸命ついていってる感じ。
私がロードバイク走らせても、コーナーでこれだけバンクさせたことはない。
いやー車と違って静かですが、これはこれで迫力あったー。
エントリー 96人
完走 49人
DNF(リタイヤ) 42人
OOT 4人
OOTの意味が分かりませんが、調べてみたところ「許容差外れ」という意味があったので、ゴールにはたどり着いたけど、トップの選手の100何パーセント以上のタイムの人は完走扱いにならないってことかなー?と想像しています。
東京オリンピックのコースは過酷すぎるという事前の評判でしたが、一部コースを省略したテストイベントでも完走約半分。オリンピックに出るような選手が半分しか完走できないような過酷なコースでいいのか私は疑問です。
15位!
これはすごい!