あっいや、私が買ったのはマセラッティ ボーラではありません。
私が買ったのはカンパニョーロ ボーラです。
Campagnoro BORA ONE AC3 クリンチャー
ロードバイク用カーボン製ホイールです。
エンジンパワーがないのです。
そこでまずはギア比を軽くしようと検討していました。
そんな中、BORA ONE装着のロードバイクを見てしまいました。これがかっこよかったんです。バネ下重量の軽量化はばね上の4倍の効果がある、と車の世界では言われていますが、調べてみると、ロードバイクの世界でもバネ下・・・・というより、ホイールの軽量化は、慣性モーメントの低減により、ロードバイク本体の軽量化の数倍の効果があるとのこと。特に漕ぎ出しや上りが軽くなるとのこと。カーボンホイールも欲しくなってしまいました。また、リムがディープになることにより、空気抵抗が減り、巡航速度も速くなるとのこと。まあ私の場合、エンジンパワーが低いので、平地巡航で25km/h~27km/h、速い時でも30km/hをやっと超えるぐらいなので、空力の恩恵はあまりないと思い、空力より軽さ重視で50mmのディープリムではなく、35mmのセミディープリムを選びました。
先に発注したのはスプロケット(ギア)ですが、先に納入、取付をしたのはホイールなので、ホイールのレポートから。
ホイール本体購入は、2週間ぐらい海外通販、ヤフオク、メルカリ等を探しまくりました。クリンチャーで、リムハイトが35mmで、AC3で、中古だとしたら美品で、値段が納得できるもの。結果ヤフオクで、中古ではありますが、超美品というものを見つけました。送られてきた実物見たけど確かにかなりきれい。ただ、私のロードバイクはカンパニョーロのコンポが装着されていますが、現在はシマノのコンポが主流。中古で売ってるホイールは、スプロケットを装着するフリーホイールがほぼすべてシマノ用。したがって、カンパ用のフリーボディも購入する必要がありました。

上の白いのがシマノ用、下のブロンズ色がカンパ用。
スプロケットを引っ掛ける突起の形状が異なっています。
これは新品ホイールから外した未使用品というものをメルカリで購入しました。

ホイールから、シマノのフリーボディを外したところ。
古いグリスをふき取って、新しいグリスを塗ります。

カンパ用フリーボディを取り付けた状態。
グリスの量が適切だったか、走ってみるとラチェット音が旧ホイールよりかなり静かになりました。
次に、ブレーキシューが、アルミホイール用とカーボンホイール用では異なっています。
アルミホイール用のブレーキシューをカーボンホイールで使用すると、熱でホイールを壊してしまうそうです。
カーボンホイールはアルミホイールに比べ、ブレーキの効きが弱い、特に雨だと全然効かないとのことです。
ブレーキはきちんと効いてくれないと危ない。
そこでまずホイールを選ぶとき、ブレーキが当たる面にスリットが切ってあり、ウエットでのブレーキの効きの低下をあるていど抑えるAC3というのを選びました。
ブレーキシューは、ENDLESSのブレーキパッド・・・・じゃなく、NET上で一番評判が良い、特に雨での効きが良いという評判のSWISS STOP製ブレーキシューを購入しました。
SWISS STOP RACE PRO BLACK PRINE
ブレーキシューなので、これは新品とします。ヤフオクで購入しました。

ホルダーにブレーキシューを取り付けたところ。
ボルト部が少々さびていたので、錆びとりもしました。
ブレーキシューをキャリパーに取り付けますが、今までのアルミホイールより、新しいカーボンホイールのほうがリム幅が広い。ブレーキの幅の調整が必要でした。
また、ブレーキシューの取付は、上下角だけでなく、「トーイン」が調整できます。びみょーにトーインをつけておくと、ブレーキ鳴きが減るそうです。YouTubeで、ブレーキをかけた時、爆音がするのを、トーイン調整で正常な音になったというのがありました。

びみょーにトーインつけて取り付けたところ、ブレーキをかけた時の、カーボンホイール独特の「ヒュー」という音はしますが、異常な音は出ず、ドライで走った限りでは、ブレーキの効きも、鈍感な私の感覚では、アルミホイールに遜色なくちゃんと効きました。
でもブレーキのトーイン調整は、そのうちプロにやってもらおうと思います。
ホイールが納入されてから気づいたのが、チューブも交換しなければならない。
今までのホイールが、リムハイトが20mm。今度のホイールが35mm。チューブのバルブ長が足りなくなるのです。

左が今まで使っていたバルブ長35mmのチューブ、右が新しいバルブ長50mmのチューブ。
もともと1本だけ、間違ってバルブ長50mmのチューブを買っていたので、スペアを含め2本購入しました。
といった感じで、ホイール交換に伴い、フリーボディ、ブレーキシュー、チューブも交換の必要がありました。
カーボンホイールを装着した状態。
ホイール重量を実測したところ、
旧ホイール Fulcrum Racing 5 F:879g R:1,088g 計1,967g
新ホイール Campagnoro BORA ONE 35 F:687g R:859g 計:1,546g
(クイックリリース付き、Rはフリーボディ付き、スプロケット無し)
421gの軽量化となりました。
これでロードバイクのNET重量は7.08kg
いやー、かっこよくなった!
早速、よく走りに行く、入間川沿いのサイクリングロード往復20kmを走ってきました。
走り始めると、おっ踏み出し軽い、いつもよりスピード乗る。いつもは27km/hぐらいのところで、30km/h以上をかなりキープできる。
短い登りで、いつもは24km/hぐらいまで落ちるところで27km/h出てる。
このホイールすごいかも。
あっいや、BORAを付けたことでうれしくてオーバーペースになってるだけかも。だとしたら帰りにペースが落ちるからまだわからない。行きのAVEが27.7km/h。今までの最高。すっごーい。
帰りになると・・・・・・・・
なんだこの強い向かい風は!全然スピードでない。行きのハイペースは強い追い風だったからか
。
なーんだ。
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ROADBIKE | スポーツ
Posted at
2021/04/02 18:11:08