
バッタくんとその仲間たちと、富士スピードウェイで一緒に、570Sで全開ツーリングができるよう、FWSのライセンスを取りに行きました。
バッタくんの友人で、私もマクラーレントラックデイで知り合った720SスパイダーのOさいさんも一緒に取得します。
ライセンス取得後、午後にバッタくんとスポーツ走行をする計画をしていました。
FSWは今年の春に570Sで走ってますが、GRBで走るのは調べてみたら6年ぶり。
自分の走行動画を見て、どこを何速で走ってるか確認しなおします。
1週間ぐらい前から天気をチェックしてましたが、当日は晴れ、気温は10℃以下の様。
これは絶好の走行日より。
ところが朝起きるとOさいさんから「雪です」とLINEが届いている。
「えっ?!」
中央道で、FSWに向かうと、途中から雪が降り始めました。
だんだん強くなってくる。

Oさいさんが撮った動画の1コマ
これは4WDのインプレッサでも怖くなってくる。
ハイパワーミッドシップリア2輪駆動のマクラーレンがFSWまで来られるのだろうか?
何とかFSWに到着しました。
雪は強くなったり弱くなったりしていましたが、強くなるとこんな感じ。

吹雪だ!
雪はごく一部には積ってますが、基本的には積っておらず、路面はウエット状態。
こんな中、スポーツ走行している!
なんとシングルシーターオープンのレーシングカーVITAが走ってる。
マクラーレン570Sが走ってるのも見ました。
こんな雪の中、Oさいさんの720S到着。

この雪の中、このマシンで良く引き返さず来たと思いました。
Oさいさんの奥さんは、ゲレンデに来たみたいと言っていました。
ライセンス講習受講の申し込みをします。
申し込み後、講習開始まで時間があったので、外は寒いし車の中で待機していたらこんな状態に。

ピンぼけになってしまいました。
雪が積もったマクラーレンなんて、なかなか見ることはできないと思います。
講習会を行っている頃、気が付くと外が明るくなっていました。
講習会が終わり、外に出ると快晴。
さっきまでの雪は何だったんだ?という感じです。

真っ白な富士山がかっこいー!
車に戻るとバッタくんが到着していました。

3台のマクラーレン。
右からバッタくんの600LT、Oさいさんの720Sスパイダー、私の420SC(聖地巡礼キャンピングカー)
あっ私のはマクラーレンではなく、スバラーレンでした。
570Sは冷却水漏れの修理が、部品がまだ納品されいず、いまだに終わってないのです。
講習会の後、コースレイアウト確認走行があります。
これはゆっくり(ストレート120キロ、コーナー60キロぐらいと書いてありました)走るので、ヘルメットを装着せず、助手席に人を乗せて良いということでした。
Oさいさんは奥さんを乗せて、私は86BRZレース、シリーズチャンピオンの経験もあるバッタくんに乗ってもらい、縁石に乗るラインどりのレクチャーを受けました。
私は今まで、縁石に乗らないで(乗せることができずに)走っていましたが(ごくたまに乗ったこともありますが)、YouTubeを見ても、プロはみんな縁石に乗せて走ってる。
F1を見ていると、縁石に乗せるどころか、それを越えてトラックリミットを取られることがしょっちゅうあります。
それだけギリギリまでコース幅を使ってるってことですよね。
今回の走行は、縁石に乗って走る練習をしようと考えていました。
みんなで昼飯をレストランで食べます。
晴れてはいますが、まだコースは完全ドライでなく、レコードライン以外はウエット。
はやく完全ドライになってほしい。
晴れてはいるけど気温は低いからな―。
2時からの走行枠で走ろうということになり、昼食が終わったら急いでライセンスを受け取り、走行申し込み。
富士山がカッコいー!
バッタくんが確保しておいたピットに移動します。
まだ車の荷物も降ろしてないし、服装も普段着のまま。
2時まで30数分しかない。
2時までに準備を完璧にして落ち着き、サーキットを走行する精神状態にしなきゃ。
準備ができたと思ったら、ナンバープレート外すの忘れてたり、ESC OFFを忘れてたり。
準備はバタバタしたけど、なんとかスタート前に落ち着く時間ができました。
ピットレーンはVITAの行列。何台いるんだ?!
インタープロトもいます。
いつもの走行会とは違う景色。
走行会では、ナンバー付き車両が速さでクラスを分けて走るので、速さが近いマシンが一緒に走るのですが、こんなレーシングカー達と一緒に走るのかよ。
VITAは、コーナーは別次元の速さだけど、ストレートは遅いよう。
インタープロトは340psで1100kg。48秒ぐらいで走るそう。
コーナーは別次元で、ストレートも速そう。
バッタくんの600LT、Oさいさんの720S、私の420SCの順でコースに入ります。
インラップは、タイヤ等の温めと、縁石を踏むラインの確認走行で、720Sの後ろをゆっくり走ります。VITAたち早くからコースインしたマシンたちはすでに2周目。次々に抜いていきます。

ストレートではVITAを抜いていきます。
VITA、コーナーは速いんですけどストレートは遅いんですよねー。
2周目は、全力でないハイペースでタイヤ等の温めと、縁石を踏むラインの確認走行。

ダンロップで、GT3CUPカーがインをついて抜いていく。
3周目から全力走行。
全力走行すると、縁石に乗れなかったり、イン側の縁石に乗ったら立ち上がりではらみすぎたり。
100Rでマクラーレン2台とVITA2台の4ワイド。

100RでスローダウンしてるVITAと600LTが並んで同じ速度で走っているので行き場がない。
間に入っていく勇気はないし。

100Rで600LTを抜けないでいたら、インタープロトにアウトから2台まとめて抜かれた。

Oさいさんピットイン。後で聞いたらエンジンチェックランプがついたそうです。

ダンロップ侵入ででVITAに追いついたところ、VITAがインに切り込んでこない。
あっ譲る気なんだと思い、インに入りました。
VITAってウインカー無いから譲る気なのがすぐにわかりませんでした。
こんな感じの走行でクリアラップが取れないでいます。

クーリングしていらら、ヘアピンでVITAその他のマシンが集団で抜いていった。
集団で来ていたので、いつ加速していいのかわからず。
VITAからしたら、ストレートで抜いていったのに、コーナーでじゃまな運転しやがってーと感じてるでしょうね。
クーリングの後のアタック。
これがこの日のBEST TIMEとなりました。
2’01”17
タイムが良くないだけでなく、
縁石に乗せる練習をしてたのに、あまり乗せられてないですね。
ダンロップではオーバースピードの上にシフトミスしてるし。
あとステアリングの回し方が、サーキット走行の回し方になってないのに戻っちゃってる。
縁石に乗る走り方は、もっと練習しないとできるようにならないな。
前を走ってるウラカンGT3?が何をしようとしてるのかわからない。
全開にしては、ダンロップで私に追いつかれてるし、
クーリングにしては速いし、GRスープラコーナーでコースアウトしてるし。
最後のストレートではぶっちぎられたけど、そのあとダンロップでかなり迫り、そのあとの立ち上がりでは左によって減速してたし。
この2周後に、ガス欠症状が出てしまい、そのまま走行終了としました。
走行終了後のピット風景
私はガス欠症状、Oさいさんはエンジンチェックランプ点灯、ということで、これで走行は終了としました。
帰りは3台で東名で帰りましたが、私だけ圏央道でお別れ。
お別れ前最後のPAで休憩。
圏央道で別れましたが、圏央道が事故で大渋滞。
行きは雪が降ってるにもかかわらず、2時間かからなかったところ、帰りは4時間を超えてしまいました。
GRBのFSWを走ったデジスパイスのDATAはすべて消えてしまっていたため、今回のGRBのDATAを570Sと比較してみました。
どちらもタイヤはRE71REです。
赤:GRB 青:570S
比較の前に、今回のGRBのトップスピードが低い。
ホームストレート最高速が232km/hしか出ていない。
今までの最高は空気抵抗を減らす加工をこまごまとやって、Sタイヤをはいた時の242km/h。
ラジアルで初めてFSWを走った時でも238km/h。
6速へ入った場所はSタイヤの時と同じぐらいなので、エンジンの調子は悪くないのに。
ディフューザーをつけてなかったからかな~?
570Sと比較すると、意外と570SのボトムスピードがGRBに負けてない。
1コーナー
全く同じ速度で回ってる。
あと、このラインを見ると、100km/hぐらいまでの加速は、GRBも570Sに負けてないけど、そこから
570Sと差が広がってる様。
コカコーラ
ここは縁石に乗せたGRBの方がボトムスピードは高かったけど、たちあがりでの全開が遅い。
100Rからヘアピン
100Rは若干GRBの方が速い。(だんだん速度が下がってるのは良くないかな?)
でも100Rからの立ち上がりからヘアピンたちあがりまではかなり近い。
ヘアピンのボトムは570Sの方が速いけど、立ち上がりはGRBの方が速い。
300R
300RはGRBが踏みっぱなしなのに対し、570Sは踏みっぱなしていけなくてアクセル緩めてる。
でもGRBより速い速度で回ってるんだな―。
第3セクター
第3セクターは、走り方のばらつきが大きく、コーナーの形がVになってないし、要修行過ぎて何とも言えないかな?
ストレート
570Sはっやーい!
Gのグラフ
ブレーキングの最大Gが570Sの方が高い。
車重は同じぐらいなのになんでだろ?ブレーキがでかいからかな?
570Sは左足でブレーキングしてるので、右足に負けてると思ってたけど、ちゃんと踏めてるかな。
あと減速しながらの横Gは570Sの方が高く、加速しながらの横GはGRBの方が高い傾向があるかな。
コーナーからの脱出は4WDのGRBが、横Gがかかっていてもいきなりアクセル全開にできるのに対し、2WDの570Sは徐々にアクセルを踏みこまなければならないからかな?
減速時は分からん。
やっとGRBと570Sの比較ができ、かなり一生懸命走ってるGRBに対し、若干安全方向に振っていて一生懸命度が低い570Sのコーナーのスピードがほとんど負けてないことがわかりました。