
ムーミンさんがフレアワゴンからルノールーテシアに乗り換え。
慣らしもかねてドライブに行きました。
向かったのは那須 茶臼岳。
茶臼岳にロープウェイで9合目まで登り、そこから徒歩で頂上まで登る計画でした。
前日に天気予報を調べると曇。あまり遠くまでは景色が見えないかな?
さて、当日朝、ムーミンさんが新車のルーテシアで登場。
前乗ってたフレアワゴン
軽ノンターボなので、登りが登れない。
富士山5合目に向かうときなど、アクセル全開でも40km/hぐらいしか出ない。
マツダフレアワゴンって、名前がなかなか覚えられなかった。
そこからぐっとグレードアップ。
何とフランス車。
ルノールーテシア
1.3L 4気筒DOHC16バルブ、インタークーラーターボ。
131ps/240N・m
最大トルクはなんと1600rpm
ハイパワーではないけど、トランスミッションは、なんとパドルシフト、デュアルクラッチ7速!ATモード付。
生意気だなー。
ナンバープレートが下に飛び出ているので、それが当たってしまうのが悩みの種とのこと。
ナンバープレートを上にずらすと、何らかのセンサーにかぶってしまい、エラーが出てしまうので、上にずらすことができないそう。
インプレッサと2ショット
サイズは想像より大きく、インプレッサに近い大きさ。
さて、那須に向かってスタートします。
エンジン音が全く聞こえない。静かなロードノイズしか聞こえない。
高速に入るとロードノイズに風切り音がプラスされるけど、エンジン音は聞こえない。
強めに加速すると、タービン音が軽くヒュイーンというけど、エンジン音はそれだけしか聞こえない。
せっかくのパドルシフト、7速DCT(ルノーでは、EDCと言います)なのに、ムーミンさんはATモードでパドルシフトを全く使わない。もったいないなー。シフトショックは全くなく、エンジン音が聞こえないこともあり、シフトチェンジしたのが全く分からない。
100km/hで、エンジン回転数は2000rpm。7速いいなー。
乗り心地はすごくいい。
想像よりサスペンションがフワフワしてなくて、しまりがある。ボディはドイツ車のようにカチッとしてないけど、剛性が低く頼りないという感じはなく、かるくしなることによって、乗り心地が良くなっている感じ。シートの形状も悪くなく、腰に悪くない形状。そのため私も長時間乗っていられました。
ヘッドライトとか、ワイパーとか、色々自動になっていて、ムーミンさんは使い方がまだつかめていないらしい。
センターディスプレイは、スマホと接続して、Android AUTO/Apple CAR Playが可能なのですが、接続の仕方、使い方がまだよくわかっておらず、GoogleMAPは出すことができたけどNAVIとして使用することができず、音楽の再生は、勝手に止まってしまったり、勝手にランダム再生になってしまったり。
乗り心地が良く静かで、乗っていて疲れない。休憩も取らずにあっという間に那須インター。
那須茶臼岳をめざします。
だんだん登り坂になっていくけど、フレアワゴンと違って、十分なトルクがあるし、エンジン音が聞こえないので高回転になっているのかどうかがわからない。とにかく快適。
と言っている間に雨が降ってきました。天気予報では夜に雨が降ってくるけど、昼間は曇りだったのに。ワイパーの使い方がわからないムーミンさん。間欠ワイパーにしたいのにできない。マニュアルで定期的にワイパーを動かして走行。
茶臼岳に行く前に、殺生石に行きます。
殺生石に近づくと、硫黄の臭いにおいが車の中にも入ってきます。

駐車場は結構いっぱいで、何とか停められた感じ。
車から下りると硫黄のにおいがすごい。
雨がしとしと降ってる中、殺生石をめざします。
そういえば、最近殺生石が割れたというニュースをやっていたのを思い出しました。
殺生石が割れています。ひもで縛ってあるのは、これ以上離れないようにしてるのかな?
殺生石は、奥の細道で松尾芭蕉も訪れた場所。
それを追って、私も41年前、
ロードバイクで殺生石に来ました。
このころはもちろん殺生石は割れていません。
この辺の空は灰色なのですが、山から離れたほうは、雲が白く、若干青空も見えます。
駐車場に戻ると、隣にはアルファロメオ・ジュリアが。

ジュリアは良くわからないけど、カーセンサーで軽く調べてみたら、少なくても200psモデルから、510psモデルまで。これがどのモデルかはわからないけど、ルーテシアに格の違いを見せつけられてる。
雨がしとしと降る中ですが、茶臼岳ロープウェイ乗り場に向かいます。
登りのワインディングですが、パワー不足を感じることもなく、快適に登っていきます。でもだんだん雲が濃くなっていく感じ。
茶臼岳ロープウェイ乗り場に到着。
山の方を見るとこんな感じ。

ロープウェイが雲の中に消えてゆく。
これは茶臼岳に登っても全く景色が見えなさそう。
茶臼岳頂上で食う予定でコンビニで買った昼飯をここで食べます。
しばらく待っても、雲の状態は変わらないので、茶臼岳には登らず、山の下の方で、どこかほかに行くところがないか調べます。
すると、「
那須クラシックカー博物館」というのがあることを発見。しかもそこにはマッハ号があるというじゃないですか。よし、そこに行こう。
ウエットのワインディングを下って行くと、だんだん天気が改善してゆきます。
そして那須クラシックカー博物館へ。
中はこんな感じ。
まずはマッハ号のところへ。
アニメ、マッハGoGoGoが、アメリカでSPEED RACERというタイトルで放映されました。
仕事でアメリカに行った際に、そのビデオを見つけて買ってきたことがあります。
それを実写版の映画にして、そのプロモーション用の車両の一台だそうです。
ボディ半分から下が、原作では紫なのですが、下まで真っ白ですね。
ヘッドライトが黄色でなく、シルバーになってます。
アニメ原作のマッハ号
私は、サーキットの狼を読んで、スーパーカーが好きになったと何回か書いてますが、実はサーキットの狼の前に、マッハGoGoGoを見て、スポーツカーにあこがれるようになりました。マッハGoGoGoのアニメの再放送が終わった後、コミックがないか、何年も探していた時見つけたのがサーキットの狼です。
マッハGoGoGoは、純粋なレースという話がほとんどなく、事件の話ばかりです。その中の数少ないレースの話で、アクロバット族とのレースの話が最高傑作だと思っています。サーキットの狼の公道グランプリにも、似た感じのところがあります。

リアウイングの形状が違いますね。
これは、全く動かず、形だけのものですが、ボンネット、フェンダーの形状とか、良く作ったと思います。
ステアリングに、A~Gのボタンがない。
本物のマッハ号のステアリング。
このA~Gの秘密兵器がいいのに。
形だけでもこのボタンをつけてほしかった。
2階から見たマッハ号

フロント周りの造形は見事。リアフェンダーのエアインテークも、良く実車化出来たと思います。
何年前か忘れましたが、マッハ号の実車があることを知って、ぜひ見てみたいと思ってましたが、やっと夢がかないました。
さて、マッハ号以外の展示車は?
クラシックカー博物館というだけあって、私には古すぎる車がほとんどでしたが、何台か私の興味を引く車もありました。
Dino308GT4
ジャガーEタイプ
ポルシェ356
ランボルギーニ イオタ
ランボルギーニ カウンタック
Dino 246GT

ポルシェ917
あっ、イオタ以降は絵ですが。
フォーミュラーフォード1600があって、座っていいという事だったので、座ってみました。
体はちゃんと入りました。(昔、F2000かなんかに座った時、体が入らないことがありました)
アクセル等ペダル類がありませんでした。
ステアリングを握ると、完全なストレートアーム。
視界は、カウンタック並みに、近くは見えず、遠くだけが見える感じ。
乗るのはそんなに大変じゃなかったのですが、下りるのは大変でした。
ポケットに入っていたスマホが引っかかって、なかなか体を持ち上げられませんでした。
コックピット
ムーミンさんも、乗ってみました。

ムーミンさんも、下りるのに苦労していました。
クラシックカー博物館を後にして、家に向かいます。
幸い渋滞はありませんでした。
茶臼岳頂上の、火口の周りを一周することはできませんでしたが、思わぬところで実車マッハ号を見ることができてラッキーでした。