
570Sで、TC1000、ジムカーナ場と走りましたが、次に今回はTC2000を走ってきました。
コロナ前最後の年に、GRBでエントリーしていた東関東サーキットトライアルです。
TC2000を走るのは、コロナが始まった2020年2月以来、3年半ぶり。
この日は、よりレベルの高い、JAF筑波サ-キットトライアル選手権も同時開催されました。
筑波サーキットに到着。パドックに車を置きます。
コントロールタワー周りのパドックでなく、1コーナー外のパドック。
この場所だと外にいる感があり、テンションが上がりにくいですね。
570S左のGVBは、東関東サーキットトライアルにGRBで参加してた時一緒に参加していたスーさん。今はレベルが上がってJAF選手権にエントリーしています。
右のGVBは、JAF選手権優勝候補の一人、ZERO MAXのシーさん。
ゼッケンを貼り付けると、レーシングカー感が出てきてかっこいい。
この場所だとテンションが上がらないので、コントロールタワーの方を見に行きました。
トンネルをくぐって、1コーナーの中に入るとオイルの焼けるにおい。
これだよ!この感じ。ワクワクしてきます。
あっいや、テンションが上がっても、私はタイムアタックをするのではない。
公道では全開走行ができないので、サーキットで全開走行ドライブするのだ。
本気でタイムアタックして、ミスってクラッシュしたりしたら大変なので、全開ドライブという気持ちで。ドライブなので、コーナーでは頑張らないで安全走行。
テンションを上げすぎないようにしないと。
JAF選手権参加車両がスタート準備で、中側のパドックに向かおうとしています。
その20分後、JAF選手権低排気量クラスの車両と、私たち東関東戦参加車両もコントロールタワーそばのパドックに移動。
そのころはJAF戦参加マシンがアタック中。アナウンスが聞こえますが、なんと1秒台が何台も。
私がGRBで東関東シリーズに参加してた頃は、JAF戦で速い人で2秒台でしから、その頃より1秒速くなってる。
さて私たちの走行開始。
私は最終ゼッケンだったので、一番後ろからのスタート。
JAF選手権低排気量クラスの車両と一緒に走るので、いかに前につっかからずにクリアラップを取るか。
インラップで、タイヤを温めつつも、前の車両との間隔を開けていきます。すると、バックストレートに入ったところで早くも一番前からスタートしたマシンが迫ってくるじゃないですか。迫ってきたマシン2台に抜かさせ、その2台との間隔を開けてアタックラップに入ろうとすると黄旗。
最終コーナー立ち上がりでアウト側にクラッシュしているマシンが。
次のコントロールタワーでは赤旗。
ピットに入ります。
結構激しいクラッシュっぽかったけど、ドライバーは大丈夫だろうか。後ろから刺さってたから大丈夫かな?
クラッシュ車両撤去を行っているけど、これ1本目、タイムアタック1回もできずに終わっちゃうのではないか?
もんもんとしながら待っていると、撤去作業完了で走行再開。
これはほとんどタイムアタックができずに終わってしまいそう。
幸いピットに入ったのが、前から4番目ぐらい。
インラップバックストレッチで前の3台を抜いて、クリアな状態でアタック開始。
あっいやタイムアタックじゃなく、車を壊さない様全開ドライブにしないと。
GRBと違ってリア2輪駆動。ジムカーナ場での練習会でもあったけど、2速の立ち上がりでアクセル全開にすると、一気にスピンするかも。
なので1本目はスタビリティコントロールはONのまま。
その状態で、ヘアピン立ちあがりで、ここだっと思ってアクセル全開にすると、制御が入ってガクンとパワーが絞られる事が何回もありました。
80Rは、GRBでも怖いのに耐えながら全開のまま行く状態なので、がんばらずアクセル緩めて。
バックストレートでは、メーター読みで200km/hオーバー。はっやーい。
いつ走行終了になるかわからないし、タイムアタックというより全開ドライブなので、4周連続で全開走行。すると油温が上がりすぎちゃってるじゃないですか。クーリングに入ります。
2周クーリング。
でもまだチェッカー振られないですね。
赤旗でピットに長時間停まってた分、終了時間を延長してくれた様。
クーリングの後、2周全開走行でチェッカーフラッグ。
パドックに戻ります。
あっ、インカーカメラの録画スイッチを押すのを忘れてた。
バックストレートでメーター読み最高速がどれぐらいか映ってる予定だったのに。
タイム表がなかなか届かず、タイムがどの程度なのが全然わからない。
やっと届いたタイム表を見ると、1'05"036。
うん、想定通りのタイム。
このコンディション(気温約20℃)でGRBだと、3秒台中盤から後半かな?
私が走行したグループではトップタイムだったので、2本目は1番前でスタートできるので、初めの2本ぐらいはクリアラップが取れそう。
1本目はスタビリティコントロールの制御が結構入ったので、2本目は1段階OFFの状態で走ろう。
パドックでは570Sはモテモテ。
要望に応えてオープンにしてみました。
さて2本目。
私のグループではトップタイムだったので、一番前に並べます。
走行開始。
今度はインカーカメラの録画ボタンの押し忘れなし。
2台のスイフトがインラップのS字から抜いて行ったのですが、1回目のアタックは絶対前に車がいない状態で走りたい。
バックストレートで2台のスイフトを抜き、アタックに入ります。
ただこの時間は、最終コーナー侵入あたりで、太陽が真正面に見えてまぶしくてコースがおぼろげにしか見えない。
なるべくアウトから、クリッピングポイントにマシンを向けアクセル全開。
80Rはアクセル踏めず遅いですが、あとはまずまず。
その後もクーリングしたりアタック・・・じゃない全開ドライブしながら、車の動きを感じていました。
スタビリティコントロール1段OFFにした状態でも、結構制御が入る。S字の切り替えしでも入ることがあるんですよね。
1回2ヘア立ち上がりで制御が入らずテールが出て、危なくはありませんでしたがふらついたことがありました。
2本目無事終了。
車を壊すことなく、全開走行できて楽しかったです。
2本目のリザルトが全然来ないんですよねー。タイム知りたいのに。
1本目のタイムからすると、東関東サートラのNT3クラスで優勝は間違いないとは思うんですが。
リザルトは表彰式で配られるらしい。
このイベント、TMAC主催で、JAF選手権サートラ、東関東サートラ、走行会、Aライ講習会と、4つものイベント同時開催のため、待ち時間が長い長い。
朝8時半に筑波サーキットに到着したのですが、表彰式開始は暗くなり始めてから。
まずリザルトをもらうと、おー、1'03"314。
これは私としてはすごい。
もしGRBで走ったとしても同じぐらいのタイム。
さっすがマクラーレン。ノーマルで、サーキット走行用に結構ヘビーなチューニングをしてるGRBと同等のタイムが出せた!
表彰式。
JAF選手権CT1クラス
570Sの隣のGVBのZERO MAXのシーさんは、残念ながらR35に敗れて2位。
JAF選手権の表彰式が終わり、東関東の表彰式。
私のNT3表彰式。
参加人数の関係で、表彰は私一人です。
570Sを壊すことなく全開ドライブができて、JAFメダルや賞品がもらえてハッピーでした。
さて、バックストレートでは一体何キロ出ていたのか?
まずはBEST TIMEのときのインカービデオ。
ストレートエンドでは、太陽光が正面近くになり見にくいですが、
メーター読み216km/h。
サーキット側でのストレートエンド付近の車速計測で、 205.989km/h。ほぼ206km/h。
DigSpiceのDATAでは?
えー、1本目だけしかDATAが取れてない。
1本目の最高で 206.11km/h
まあ実測206km/hオーバーといったところですね。
GRBの最高でDigSPICEで285km/hなので、20km/h以上速い。
富士スピードウエイでの最高速が楽しみです。