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イイね!
2009年01月13日

ワンオフのフェラーリ

ワンオフのフェラーリ 中身はF430ですが、外装と内装の一部(インパネまわり?)はワンオフだそうです。

オーナーご夫妻のイニシアルをエンボス加工であしらった、スケドーニ製らしきバッグまで。

フェラーリ公認のワンオフ第一号のオーナーさんが日本人というのも、ちょっとビックリなようなナントナク納得なような(^^;
どうやらフェラーリの販売をされているコレクターさんのようですね。


ワンオフでモノコックの外装って・・・・・・億いっちゃうのかしら;;;

飾るよりも、ぜひ走らせて欲しいです。
ブログ一覧 | CAR&BIKE | 日記
Posted at 2009/01/13 19:10:41

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この記事へのコメント

2009年1月13日 19:51
○億らしいですよ〈汗〉
私は○○オクで精一杯です〈笑〉
コメントへの返答
2009年1月13日 20:12
やはり。余裕で億いっちゃいますよね;;
でも会社の経費かな?(^^;

私も○○オクでイッパイイッパイです(^_^;
2009年1月13日 20:28
意味わからないです・・・・・。
ワンオフ・・・・・億?

デカルチャー(爆
コメントへの返答
2009年1月13日 23:08
超時空デカルチャーwww


走ってるとこ見たいです。。。
2009年1月13日 20:44
昔のフェラーリオーナー様の常道ですね♪ <ワンオフ架装

360~430がカッコ悪すぎなんで、H松様(オーナー)のお気持ちも分からなくはないですが… (^_^;)

フィオラバンティ師匠作、308のデザイナーさんです♪ <SP1
コメントへの返答
2009年1月13日 23:10
フェラーリ屋サンは本業じゃなくて、趣味が高じてのサイドビジネスでしょうかねぇ(^_^;

ワンオフっていうからには手作業なんですよね?
えっと、デイトナの方?
2009年1月13日 22:32
世界が違いすぎて意味わかんないし(笑

車は「走ってなんぼ」ですがな~
コメントへの返答
2009年1月13日 23:11
たとえお金持ちになって高級車を手にしても、普段乗れる車がいいなぁ。。。


いや、お金持ちになったら、ワンオフで新車のNA作るな(爆)
2009年1月13日 23:20
これって愛知の方だよね?
会ったことないけどww
コメントへの返答
2009年1月13日 23:29
ナゴヤの方だみゃ~w
そちらのサーキットとか、走られたりするのでしょうかねぇ??
フェラーリ思いきり走らせたかったら、やっぱサーキットですもんねぇ。。。
2009年1月14日 0:56
不景気ってのは、
とある所にお金が溜まっちゃった状態なんだな~

・・・なんて考えちゃいました(汗

自分の所にお金が溜まったら、
ワンオフのNAを作るに1票!!
コメントへの返答
2009年1月14日 1:06
不景気とはいっても、収支減のレベルが一般庶民とは段違いってことですよね(^^;
収入減っても、一定以上の生活は維持できるという;

>ワンオフのNAを作るに1票!!
ですよねー、やっぱ!(笑)
フェラーリワンオフするくらいのお金があったら、ワンオフ新車NAが何台か作れちゃいますね(≧∇≦)
2009年1月14日 2:13
☆ワンオフで新車のNA

まず「素材から吟味する理想のNA」というテーマでエンジン、車体、駆動系、足周り、内装等のエンジニアに仕様書を提出してもらう。(マツダだけでなくオーリンズとかチューナーにも)
そしてソレをもとに面接を行い、感性の近いエンジニアを選出。
次にプロジェクトリーダー候補とテストドライバー候補に選出したエンジニアのプロフィールと仕様書をもってコンセプトを固めると共にリーダーを選出。

…続く(え?
コメントへの返答
2009年1月14日 2:37
・・・・・本気だ(爆)

壮大な新車NA計画の続きを知りたいwww

実際問題、いまから新車でNAそのものを作るのは規制を考えたらまず無理なんですよね。。。
衝突安全基準や排気規制、リトラは突起物でNGだし(^^;

ってことは、レストアという名の限りなく新車に近い状態にする整備ですかね(笑)
NAの素性はそのままであって欲しい。
残念ながら私は新車のNAに乗ったことがないですから・・・ネジ1本に至るまでのすべての部品を「レストア」したNAが欲しいです(笑)

で、ついでにコストの関係で質感などを削られた部分はテッテイテキに拘ってしまいたいですw
2009年1月14日 9:06
☆ワンオフで新車のNA Vol.2

いよいよプロジェクト始動!
狙い通りの材質を得る為には鉄鉱の産地、精錬、加工にも拘るので、エンジニアと各種下請けさんや重工業関係の協力も欠かせない。
さらに各部の部品が個々によくても意味は無い。
アッセンブリーとしての機能試験を行い、仕様を煮詰める。
ベアリングのレースやボール、スプリングやシムなど解決すべき問題は山積みだ。

これと平行して、拘りのNAにふさわしいドライバーとなるべく、オーナー自身もドラテクと感性に磨きをかけるべく連日のレクチャーを受け 来るべきその日に備える。

…続く(マダヤルカ
コメントへの返答
2009年1月14日 23:10
おお。
良い感じです(笑)

>オーナー自身もドラテクと感性に磨きをかけるべく

Σ(´Д`)

しまった。
そのぶんのコストを考えてなかった!


マテ!次回!!(ぇ
2009年1月14日 21:31
…308~328&288GTO、365BB系ですね♪ <作品


で、NAのリフレッシュカー造るんですか?( ̄ー ̄)ニヤ
…400万くらいあれば、ストリップダウンして 諸々アップデートして 内装あれしてこれして… 出来ると思います♪
コメントへの返答
2009年1月14日 23:12
>造るんですか?

ええ、ちょっと思い立って2、3台作ってみようかと♪



なんて言ってみたいです(T-T)
2009年1月15日 3:45
家主のお許しが出た様なので…

☆ワンオフで新車のNAVol.3

プロジェクトを立ち上げる際にコンセプトを絞り込んだとしても、それを実現するには幾つかの案が出てくるのは仕方ない事。
そこで方向性を振ったプロトタイプを2~3台作り、評価試験を行う。
修練に励んだオーナーの力量が問われると共にそのセンスが今後を決定する重い瞬間だ。
ここで選ばれた仕様に沿って後はテストドライバーの手に委ねられる。

しかし、オーナーの修行はここからが佳境に入る。
すでにレクチャーでのプログラムは終了しているので、さらなる高みを目指していく。そう、実戦への挑戦である。NA の用途を考えると やはり公道という事になる。そこでカテゴリーはターマックラリーとロードの耐久かGT選手権。これにはテストドライバーとのコミュニケーションを密に取る目的も含まれているのでペアを組んで走るカテゴリーを選んだ。
さらに「体験走行」レベルで得られるモノなどタカが知れているので あくまて参加は本気で取り組む。チームを組織し「勝ち」に拘るのだ。
その一方、自身の評価軸に広がりを持たせる為に あらゆる車種で一般道を走り込む。
一見無意味にも思える走り込みだが、後々プロジェクトの完遂に向けて大きな意味を持つ事をプロジェクトメンバーはまだ知る由もない。

…続…けても良いンですか?(汗
コメントへの返答
2009年1月15日 21:05
なんかどんどん壮大になっていくwwwwww


連載漫画の原作になるよコレwwwwwwww



いったいオーナーは何処までいくのかwwwww
ターマックラリーの練習って、ヤビツ?(爆)



マテ、次回!(ぇええ?w
2009年1月15日 21:43
☆ワンオフで新車のNA(予告)

仕上がりに向けて試行錯誤する開発陣、難航するテストドライブ。
理想のNAを創り上げるその熱いプロジェクトに立ちはだかる巨大な壁!
ここまできて全ては無に帰するのか?解決の術はあるのか!?

乞うご期待

コメントへの返答
2009年1月15日 21:59
>予告

ちょwwwwwww

vol.1~vol.3すべてが前振りだったりして(笑)


とりあえず、オーナーの腕はまず平塚に参加できてから考えよう(^^;
2009年1月16日 3:35
☆ワンオフで新車のNA

プロジェクトリーダーは悩んでいた。
あるシチュエーションでベストと思える仕様でも別のシチュエーションにおいてはシックリ来ない。
考え得るあらゆるシチュエーションでベストを追求するのは無理なのだろうか?
ピークを落として平均化することは出来るが、果たしてそれは解決なのだろうか?妥協ではないのか?
従来の方法論や考え方ではもはや踏み込んで行けない領域まで来ているのだろうか?

「たまには家に帰るか…」
すでに深夜である。
愛車をユルユルと走らせていく。
研究開発棟の周辺は変化に富んだワインディングが多く、仲間ウチでは冗談で「テストコース」と呼ばれている程だ。
今宵のBGMはお気に入りのゆったりしたジャズナンバー。曲のリズムとワインディングの曲率、そしてドライブする自分自身と車の鼓動がシンクロしていく…
その流れに身を委ねていると、なにか閃きの様なモノが疲れた頭に去来した!
「これは…」
その「なにか」を確かめるべくベースを変えずにBGMをジャズからアップテンポなサンバにしてみる…
閃きは次第にカタチとなってくる。もうこうなると居ても立ってもいられない!
研究開発棟に戻る為に愛車をスピンターンさせると猛然とベースをあげる。連日の評価試験でいつの間にやらこんな技まで身についてしまった。
試しにBGMをスローなバラードやワルツにしてみると、閃きは確信へと変わっていった。

軽量である事や剛性や強度に捕らわれ過ぎてはいなかったか?数値ばかり目にがいってはいなかったか?
そうではなく求めているのは一体感、自身と車も含めた周囲とのシンクロこそが答えなのではないのか?
つまり解決の糸口は「振動特性」なのではないか?
またイチから設計の見直しだ!

…(こうなりゃ)続く!
コメントへの返答
2009年1月17日 1:45
これ、いつか1本の短編小節にまとめたい(笑)



しかし予想外の展開www

サンバで運転はしたことないかもwww


こんどやってみるwwwwwwwwwww
2009年1月17日 3:38
☆ワンオフで新車のNA

「つまりこう言う事だ」
スタッフの出勤を待ってリーダーが説明を始めた。目が赤く疲れは隠せないがほとばしるオーラがテンションの高さを物語る。

昨夜の閃きから研究開発棟に帰ってから試作車を走らせ構想をまとめていたのでモチロン徹夜だ。

走りを音楽として捉えた彼独自の概念をスタッフと共有出来なければ絵に描いたモチだ。

綺麗な和音だけで構成さるた曲は美しいかもしれないが退屈な曲になってしまいがちでは無かろうか?アクセントとして不協和音を織り交ぜる事により曲に膨らみをもたせていく。
開発においては、この振動特性の合わない震源を排除したりふさぎ込めたりして純度を高めようとしてきた。
この波長の合わないモノに別の音を加える事により不協「和音」として走りに加えていく。
こうすれば あらゆるシチュエーションにおいて常に一体感のある走りが得られるハズだ。

今回の開発の為に導入したスーパーコンピューターがその威力を発揮する時だ。…が、シミュレーションを行う為にはベースとなるデータが必要だ。これから車体各部の振動特性を計測しシミュレーションの準備をしなければならない。考えただけでも気が遠くなる地道な作業だ。
当然ある程度の期間を要する。
オーナー女史に進捗状況を報告すると共に期間の延長を告げなければならない…

しかし、スンナリと開発遅延は承諾された。キツネにつままれた様な気分になりながらも作業の指揮を執る為に開発棟へと帰っていった。

こうして進捗状況の報告を受けたりテストドライバーとミーティングをしていると、オーナー女史自身にも開発陣の熱気が伝わってくる。
その熱意に応えるには やはり新規登録にこだわりたい。しかし世界的にリトラクタブルのライトは認証が降りない。そもそも職権打刻を行う事で、あくまで今まで乗ってきたNAです!と言い張って登録するつもりだったが彼等の熱意がある決心をさせた。そのためにはある程度の時間がどうしても必要になるので開発遅延も快く承諾したのだ。
彼女は執事を呼ぶと、次なるプログラムの始動を指示した。

…続けてやるー!(笑
コメントへの返答
2009年1月17日 3:54
>綺麗な和音だけで構成さるた曲は美しいかもしれないが退屈な曲になってしまいがちでは無かろうか?アクセントとして不協和音を織り交ぜる・・・・・

さすが、わかってらっしゃる!!!

車も、電子制御された綺麗で隙のないドライビングができるものって、タイクツなんですよね(^_^;
「運転させられてる」感というか。
それを「オレってすげードラテク!」とか、勘違いしちゃうのも恥ずかしい(笑)
アルファロメオの156って人気のスポーツセダンだったけど、あれって、「うん、オレいまイイカンジで踏めてる!」って"気持ちよく勘違いさせてくれる最高の車(笑)"という感じがするのですよ(^_^;
そのために、排気音まで計算されつくしてる。
そういう意味ではとても優秀なスポーツカーだけど、自分が求めるのはそういうものじゃないのですよね;;

さて、そんなへそ曲がりなオーナーが作るワンオフNAとは!?(爆)
2009年1月18日 6:03
☆ワンオフで新車のNA

ーーー休載のお知らせーーー

作者取材(多忙とも言う)の為1日お休みをいただきます。
楽しみにしていただいてます読者の皆様(い…居るのか?)には申し訳ありませんが今しばらくお待ち下さい。
さらにパワーアップしての後編をどうぞお楽しみに!
コメントへの返答
2009年1月19日 1:41
はかいだー!先生の原稿がオチた!(爆)

いや、土日のほうがお忙しいでしょうから(笑)
今日はバイクの先生の方?
それとも相模湖のほうかしら???
お天気ギリギリもってよかったです(^^)

どうぞマイペースで連載してくださいw
週間連載でもいいですよwww
2009年1月19日 1:58
今日は相模湖でバイクの先生と言う合わせ技でした(笑

自分のブログにもアップしましたが、これだけのボリュームを人様のコメにお邪魔し続けるのもいかがなモノか?・・・てワケで引っ越しをしてみました。
・・・・でも、そもそもの発端がここなので、初志貫徹!でもあるし、平日はブログアップが出来ない環境でもあるので、完成のその時までコチラでお世話になります!
コメントへの返答
2009年1月19日 3:07
お疲れ様でした!

管理人認証のもとの連載なので、こころゆくまでどうぞwww

ブログって「ツール」だから、使い方は無限大なのよね(^^)
チャットルームにするもよし、連載するもよし(笑)
私は長コメも歓迎な人だからご自由に楽しんでください♪

ひそかにコメント数が増えていくのがまた面白いですw
2009年1月20日 22:17
☆ワンオフで新車のNA Vol.6

       執事

この男、見た目は物腰の柔らかい柔和な紳士である。
しかし、その大胆な発想と類い希なる行動力で知られる男でもある。
頼られるとつい損得勘定なしで一肌脱いでしまう親分気質なところもあり人望が厚い。

その彼がまず起こした行動は、大学時代のOB会の召集だった。
どこの大学にも有りそうな「弁論部」だが、少し違っているのは政治の舞台や官僚に多くの卒業生を輩出している 実質的なスペシャリストの養成&就職斡旋機関である所だろう。
従ってOB会には錚々たる顔ぶれがそろうし、総会でもやろうモノなら国会審議さえ止まると噂されている。
党や派閥を越えて人を集めるには都合の良い隠れミノにもなるので、乱用を避ける為にメンバーからの信望ある人物でないと召集をかける事は出来ない。

さて、この集会で何人かの政治家に改めて席を設ける事を伝え、この日は親睦を深める為に集まった…と記者クラブや週刊誌の記者達は特に気にかける事なく終えた。

数日後、オーナー女史が経営する紅茶専門喫茶の別室には幾つかの異なった政党に属するOBが膝を交えた。

「今日皆さんに集まって頂いたのは…」
執事が話を始めた。
「カンタンに言うと、このメンバーで政権を執っていただきたい、と言う事です。
現政権への攻撃は また別の者に動いてもらうので、皆さんはその流れに乗って行動を起こして下さい。」
途方も無い事を実に淡々と…
しかし、下地が無かったワケではない。かねてからOB連でこの国をもっと良くしていきたい…と集まりがある度に話はしていたのだ。それが遂に現実の物とする時が来たのだ!

間も無く開かれる予算審議が標的とされた。
国会が始まると現政権の汚職やらスキャンダルやらが噴出し、さらにマスコミが意図的な報道をした為に あっと言う間に国民の支持を失った内閣は解散→総選挙と流れていった。
ここで執事の息がかかった政治家達が新たに政党を立ち上げる。

その理念は「調和と響き合い」
スローガンは「誰もが楽しく張りのある毎日を!」

ここでも作為的な報道が流れを決めた。国民の信を得た彼らが政権を奪取したのだ!
内閣が機能しはじめると まず税制改革に手をつけた。決して人気取りの為に行ったワケではないところが、かえって支持を盤石なものとした。

「準備が出来たようだな…」
執事がつぶやいた。

……続く!
コメントへの返答
2009年1月20日 22:43
>執事

ちょwwwwwwwwwwwww


萌えた(爆)<馬鹿ですよーwww


しかし、スケールの大きな話になってきた(^_^;

でもでもでもでもっ!

ホントにこんなふうに政権交代して、アンナバイクやコンナクルマが認可されれば・・・・・・


(^ー^)ニヤリ




いえね、netで中古バイク検索してたらね、程度の良いSUZUKI GAGが見つかってね(ぉ

50ccのレーサーレプリカちっくなMTなんて、もう二度と作ってくれないよね~なんて思ったらね、「手に入れるチャンスは今しか!??」とかね。


ヤバイヤバイ。

財布の紐締めて気をつけよう;;;
2009年1月22日 21:54
☆ワンオフで新車のNA Vol.7

オーナー女史はこのところ家に籠もりがちだった。
なにやらプレーン達を集めて連日ディスカッションしているようだ。
一時期はドライビングレクチャーやらレースへの参戦、さらにあらゆる車種での走り込みなどで屋敷に帰ってくるのも稀な程だったが…
まぁ執事としては安心だとは言え、今度はご主人様の体調が気がかりになってくる。
計画が次の段階に入るので、その打ち合わせを兼ねて様子を見にいくと…

思いのほか元気そう、いやむしろ楽しそうにしている?

「ご苦労様です。では第二段階と言う事ですね。
ではそちらは開発陣にも準備してもらっているので、そちらとの連携を頼みますね。
それと…」
なにやら分厚い書類の束を差し出した。
「当初の計画にはなかったものですが、これも検討して頂けると嬉しいわ。」

この書類の束。このところプレーン達と作成していたものだ。

そこには走り込みをする中で理不尽に感じたり不思議に思ったり これはオカシイだろう?と感じたことをプレーン達の協力を得て「改革案」としてまとめ上げたものだった。

例えば「危険な状態にしてでも速度を落とさせる」ための凹凸路面や明らかに周囲の状況に相応しくない制限速度。取締りのあり方やその背景の理不尽さ等々…
さらには危険な状態を野放しにしてある例からドライバーへの啓蒙や教育のありかたに至るまで、実際に道路を使用する際の理想を追求したものだった。
微に入り細に渡り、よくもまぁこんなに…といった幅と量である。
しかし、よくよく読んでみると その根底には「いかにお互いが気持ちよく道路の上で共存するか?」という基本理念が見えてくる。
「走り込みで都市部ばかりじゃなくてホントに色々なところを旅してきたじゃないですか。そうしてるとね、色々と目に付くし考えちゃうじゃないですか。でね、走る以上は気分良く走りたいじゃない?」
にこやかに話しているが、これだけの「提案書」を作り上げるのは容易な事では無かっただろう。
さしもの執事でも これには圧倒される。
しかしながら、この中に含まれているのは 紛れもなくオーナー女史の「気配り」や「思いやり」である。それこそが執事をして「この方にお仕えしたい」と思わせた彼女の本質である。

後に「女史レポート」と呼ばれるその書類を政策担当に持っていくと、始めのウチこそ「まぁスポンサーだから邪険にも出来ないし、目を通しておくか。どうせ金持ちのワガママ満載に違いない…」といった感触だったのだが、次第にその部署全体が夢中になっていった!
「これは凄いですよ!」
オーナー女史の「思いやり」の気持ちがカタチになっていった。

…続く
コメントへの返答
2009年1月22日 23:00
>「女史レポート」

メイク・レジェンド(爆)


でも的を得てるなぁ。。。
たとえばモータージャーナリストの新車インプレッションとかって、サーキット走行とかお山を走ったりとかでね?
性能の高い車の極限をインプレっていうのも大事なんだけど、プリウスでそれやっても、オーナーの多くはちょいセレブな街乗り専用なわけですよね。
だから、その「性能の良い車」でいかに「お行儀良く」街中を走れるかについて記事にしてみてはどうかと(笑)

>いかにお互いが気持ちよく道路の上で共存するか?

これは、日々思いますね。
マジメに。

いろんな道を走り慣れたプロドライバーでも、滅多に運転しないへっぽこドライバーでも、さっき免許取ったばっかの初心者でも、公道っていうのは免許があればだれにでも公平に与えられた「通路」なんですよ。

しかも、車が走るだけじゃなく、二輪も、自転車も、歩行者も使っていいんだよね。

下手なドライバーを威嚇したり、それらを邪険にして利己的な運転をするよりも、飛び出しや割り込みにカッカしないで、弱者に優しい運転ができるのが「カッコイイ」って思う(笑)

自分も、できるだけそうありたいと日々反省です(^_^;
たとえば目の前でタバコのポイ捨てされて、そのタバコが自分の車に当たってもハイビームにして追い掛け回したりしないとかね、淑女でありたいですよねwww
2009年1月25日 18:00
☆ワンオフで新車のNA Vol.8

改革は順調に進んでいった。
しかしドライバーの意識を根底から変えなければならない部分については時間がかかるのは止むを得ない。この分野は交通省だけでなく文部科学省と連携して取り組んでいく事になる。
一言で言ってしまえば、人間としての原点回帰、といったところなのだが…

まず一個の「生き物」として、自己を守る為の自己防衛本能がキチンと本来のカタチで機能するよう促す。
まぁ「危機管理能力」の育成…といったところか?
次に「人間としての本能」である他者と協力、共存する感覚の再認識を行う。
基本的にはこれだけの事なのだが、人間を生物の段階にまで遡っての話なので時間がかかるのは仕方無い。
具体的なところでは、道路を使用する際、個人に課す責任が重くなる方向だ。
今までなら「違反!」となる様な事もいちいち取り締まらない。その代わり事故を起こした際には今まで以上に果たすべき責任が重くなる。
それだけドライバーとなる為の自覚と責任を求められる…が、それ故 誇りを持って路上にあれ、と言う事だ。
一方 道路行政としては無意味な制限速度を全廃し、かわって「最低限ここまでは速度を落とさないと危険な状況になるぞ」と、その場その場の状況に適合した制限速度となるよう各自治体に管理させ、ドライバーや住民からの再検討の要請に柔軟に応える様運営する。
車検制度も「税金徴収の為」に行うのではなく、実際の使用に耐えうるのか?他者に危険を及ぼす事は無いか?が重要事項となる。
これも基本的に所有者の責任において…が基本となるが、それだけの知識や整備技能の無い者に代わって整備業者がそれらを提供する。
これにともない、車両の安全基準も手が加えられた。
従来「突起物」とされていた物でも、一定以上の衝撃が加わった際には脱落し、さらに工具等を用いる事なく元通りの機能を果たせる構造であれば「安全」と認める。
これによりリトラクダブルライトも登録可能となる。

本当はこの安全基準の改変の為に起こした政権奪取計画だったのだが…なんという力技だろうか。
まぁそれは置いておくとして、これだけ世間が騒がしくなると、いくら世辞に疎い開発陣にもそれは伝わってくる。
突起物に関するデータ取りはこの為だったのか…と呆れかえるばかりだ。
そんな話が休憩時に出てくる程に開発は順調に進んでいた。

…続く
コメントへの返答
2009年1月26日 2:19
すごいねぇw

現代の道交法に鋭くメスを入れた問題作(笑)

あ、「女史レポート」は「淑女レポート」に変更の旨、了解ですw
と、いちおうここにも書いておくwww
2009年1月25日 18:15
☆ワンオフで新車のNA

 ---予告---

編・いやぁ、話が大きなりました   ねぇ…

作・ホントにねぇ…

編・で、肝心の開発ですけど…

作・……え?あ…あぁ、じゅ…   順調ですよ!

編・ホントですかぁ?

作・あっと驚く展開を…

編・ほ・ん・と…ですかぁ?

作・次回をお楽しみに~♪

編・あ!逃げるな~!!
コメントへの返答
2009年1月26日 2:20
そして予告wwwwwwwwww


声優さんに声あててほしくなるようなwwwww
2009年1月26日 2:24
おかげ様で単行本も順調ですよ~!

微妙に手を加えているので是非チェックを・・・

ハナシ変わって…
来週は宜しくです~!
コメントへの返答
2009年1月26日 2:35
さっそく検閲しにいかねば(違www

>来週
当日までナイショってことでヨロシクw
2009年1月31日 9:57
☆ワンオフで新車のNA

「それにしても今回の道交法改正はスゴいですね」
若いエンジニアが言うと。
「いやまったく!」応えるのはプロジェクトリーダー。
「今までの決められた規則に反するから違反!ではなくて周囲に対して危険を及ぼすか否かが違反の基準だってンだから驚きだね。」
「そのためのドライブレコーダーの義務化だったんですね…」
彼らがいるのは研究開発棟のコーヒーラウンジ。
もともとは観光開発会社がリゾートゴルフ場を作るハズだったのが折りからの不況で計画が頓挫して、躯体工事が終わった所で放置されていたものをオーナー女史のグループが買い取り改装したものだ。
プロジェクト立ち上げの時にそのコンセプトに「コミュニケーションの充実」を盛り込んだのが こんな所にまで現れている。
各部門はそれぞれ研究室や実験室を持っているし各フロア毎に休憩所もある。しかし人がよく集まってくるのはこのビュッフェと隣接したラウンジだ。
ここは女史グループから派遣された質の高いスタッフによって運営されているので さながら一流ホテルの様だ。
研究や開発の為の設備も含めてエンジニアの理想郷とも言えるが、難点を挙げるとすれば あまりに居心地がよくて家に帰らずに仕事に没頭してしまうことか?

「お疲れ様です!」
休憩所で雑談する二人に声をかけたのは実験グループのリーダーであり「淑女レーシング」のペアドライバーでもある男だ。
「やぁ、お疲れ様です。テストはどんな具合ですか?」
まったく新しいコンセプトで作ったクルマだけに気になって仕方ない様だ。
「私は良いと思いますよ。タイヤやホイールの仕様を変えたプロトをなんの説明もなしに若い連中に評価させたンですが、皆の評価が極近い所に集中してます。…で、これがデータです。」
各テーブルに据えられた端末機で開発の二人にレポートを見せた。
「しかし、よくもまぁこんな短時間でモノにしましたね!」
プロジェクトリーダー独自の「振動特性理論」が今や設計段階で狙ったモノを作れるまでに熟成されていた。
またそれとは別の狙い所の作り込みはテストドライバーと開発の密なコミュニケーションなしには成し得なかっただろう。
「今のお節介なクルマで育った若い連中には始めピンと来なかった様ですがね。」とニヤリと笑った。
例えばエンジンの制御はCPUで行うが、なんとアナクロな事にキャブのフィーリングを求めたのだ。
「クルマはドライバーのお守り役ではない」
これもコンセプトのひとつだ。
レーシングカーをドライブがあれば「なるほど」と思える事も初めてだと困惑してしまう様だ。
まぁこのクルマは乗り手を限定したオーダーメイドなのだから汎用性を考える必要はない。
しかし、いちエンジニアとして世に問いたい気持ちもあった。
「それはそうと…」
プロジェクトリーダーが相談を持ちかける。
新しいコンセプト、実績のない新素材や構造。
新車の特性わ分かったが経年変化していくと狙い通りの特性がどの様に変化するのか分からない。
「あぁ、それじゃ経年変化させれば良いンですね?」
実にあっけなく実験リーダーが答える。
「では早速用意を始めますから…」と席を立ってしまった。
そして二日後、数人のドライバー、レーシングチームから引き連れてきたサービスチーム、そしてテストプログラムを用意して開発部を訪れた。さすがレースの現場を体験している男だ、仕事が速い!
これには開発部の方が慌ててデータロガーやら計測器を準備した。
さぁ、いよいよ最後の仕上げだ!

…続く
コメントへの返答
2009年1月31日 18:03
もりあがってきましたよ!!!!!!!!!!!!!!!!


てゆうか、

そのラウンジに棲みたいですよっ!!!!!!!!!!!



昨日の雨で、横浜→水道橋往復のあいだに、無茶運転して潰れた車を何台見たことか。

しかも高級車が多いのはなぜなんだろうかと(^_^;

最後に近所の環状線で出あったグシャグシャのベンツは、どうやら事故の直後だったらしく。
大雨のなか思わず車を降りて運転席を確かめに行っちゃったよ;;
・・・・・生きててヨカッタ(T_T)

車に依存して、天候や路面を考えずかっ飛ばした結果ですな。
見た事故はみんな、ハイドロ→タコってガードレール激突ッポイ単独でした。
2009年2月4日 22:27
☆ワンオフで新車のNA Vnl.10

それは近年稀に見る過酷な耐久テストだった。
夜間は周囲の交通量が減るのでもっぱら一般道の走り込み。朝になるとそのまま渋滞している街中に突入!昼間は石畳や不正地を含むテストコース。夕方には再び渋滞路。そして夜間は…の繰り返しである。
さすがに致命的な不具合は出ないものの、予想に反した変化を見せる新素材や構造部。それらに手を加えてはまた走る…
程なくして問題点は解決し、各部品のメンテナンスサイクルも把握する事が出来た。これを元に部品のストックや補修部品の製造計画が決められる。
これでようやく納車までの日程が確立した!

「なんとかメドが立ちましたね…」
「長かったなぁ…」
ラウンジで何人かのエンジニアやテストドライバーが談笑していた。
各部門のリーダー達も居る。

このプロジェクトに集ったメンバーは車がクルマだけにメーカーの○ツダの社員が多い…ワケではない。実際には各自動車メーカーからバラバラに集まってきた。共通するのはロードスターというクルマが好きか、個人的に所有している事だ。
そしてプロジェクトに賛同した理由もまちまちだ。
自分のロードスターに手を入れているウチに理想を描きはじめた者。
技術者としての自分に挑戦してみたかった者。
実に多彩だ。

しかし この様に雑多な人間が集まって事を成す場合、意志の統一が問題になる。
だからこそ そのコンセプトに「コミュニケーションの充実」が挙げられた。
これは仕事の効率を上げるに留まらず相乗効果を生み出しひとりひとりのポテンシャルを無限に押し上げていった。
今まで技術者としてやってきてモチロンそういった事も経験してきたが「そこ」をプロジェクトのコンセプトとして扱った経験は無かったし、ましてエンドユーザーであり発注者自身と連携しての仕事など前代未聞だ。
ここへ来てチームワークや人の繋がりといったモノこそが全ての原動力となる事をプロジェクトメンバー全員が噛み締めていた。
納車が終わってしまえば、このプロジェクトも解散してしまうだろう。元の職場に帰っても ここでの経験は役にたつだろう。
しかし寂しいような名残惜しいような気持ちは皆同じだった。

最後の一仕事、納車が近づいていた。

…続く
コメントへの返答
2009年2月6日 4:28
なんか、走行テストがまるで、はかいだー!アニキの生活そのもののような気がするのですが?(爆)


>共通するのはロードスターというクルマが好きか、個人的に所有している事だ。

なんか、いいよね、こういうの。。。

ホントに実現したらいいのに。。。。。



>このプロジェクトも解散してしまうだろう

はぅ。。。

なんか、せつねぃ。。。(T^T)





次回、ついに謎のヴェールが。。。。
2009年2月7日 10:33
☆ワンオフで新車のNA Vol.11

いよいよ納車の為の製造工程が始まった。
各部門のリーダー達は部品制作の現場に立ち会う所から始まり、納品された部品や材料の検品、組み立ての管理と徹底した品質管理を行った。それこそボルト一本シム一枚に致まで全て自分達の目で見届けた。

まるで宇宙船を製造するかのごとくだが、誰が発案したワケではなく皆が自発的に始めた事だった。

「こうしてると当たり前ですけど、ホントに車ってモノは一人じゃ造れないンですね…」
「そうだよな…例え設計まで出来たとしても彼等 職人さんや組み立てのメカさんが居てくれなきゃ我々ではカタチに出来ないもんなぁ。」
「それに職人さん達やメカさん達にもずいぶんアイデアもらいましたよね。」

人の想いがカタチを成してゆく…
そのエネルギー、そしてそのエネルギー同士が互いをさらに高めてゆく その不思議。

「本当にここでは色んな勉強をさせてもらったな…」

そして特別な一台が組み上がっていくのと同時にラウンジの厨房では打ち上げパーティーの準備が進んでいた。

納品当日。
まだ暗いうちから開発やテストやらのメンバー達が申し合わせた様に「その一台」があるガレージに集まってきた。
このクルマの塗装は今回の為に開発された特殊なクリアー材とそれとセットになるコーティングが施されている。
硬度が非常に高く親水性に優れるので汚れが付きにくいし水洗いでたちどころに綺麗になってしまう。多少の傷なら勝手に修復してしまうし、簡単なスプレーで元の状態を復元出来る。
非常にコストがかかったモノだが、需要によっては市販車にも使える位には出来るかもしれない。
まぁそんなワケで納車前のひと磨きをする必要もないのにホコリをはらったり各部の点検をしたり 少し離れて眺めてみたり…
皆名残惜しくて仕方がないのだ。このクルマが…は勿論の事、このプロジェクトが…
「そう言えば覚えてますか?コンセプトミーティングの時に予算の質問した事…」
「覚えてるよ~あれは衝撃だったよね!」
エンジニアの仕事には納期と予算のワクが決められるのが普通である。しかしここでは…
「それは皆さんの技術者としての誇り以外に決定するものは在りません。」
と女史は言い切ったのだ。
それで開発陣にも火がついた様なものだ。

元々 納車が終わったら打ち上げパーティーが設けられるのだが、自分達でもナニかやりたい!
そんな話がガレージのあちこちで持ち上がり「それならあの女史をビックリさせたいよね!」となるのに時間は要さなかった。

心尽くしの納車。
そこに居るだれもが心暖まる時を共有した。

そして打ち上げである。
司会進行は「あの」執事である。実に手際よく見事な進行だ。

「では女史から皆さんへのお知らせがあります。」

あぁついに「その時」が来てしまうのか…
ならば、せめて正面から精一杯受け止めよう。

「皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。皆さんが一生懸命創ってくださったこのクルマ。大切に乗らせていただきます。
改まって皆さんにお伝えする事があります。」

……来た!みな目を固く閉じて覚悟を決めた。

「今回プロジェクトの為に作ったこの施設ですが、今後はあらゆるメーカーから独立した研究開発会社として存続させたいと思います。」

…え?なんだって…

会場は水を打った様に静まり返った。

なんと、この施設とメンバー達で研究開発を代行する会社を立ち上げると言うのだ!
メーカーにとってはワリの合わないテーマでもここでやれば採算が取れるようにも出来る。
小規模なメーカーなら今まで以上に製品のラインアップを拡充できる。
取引先は世界のメーカー、売り物は「技術」だ。
「勿論このお話は私からの提案であって、強制ではありません。でも皆さんが力を貸して下さるなら事業として運営させてはいただけないでしょうか?
技術を売り物とするこの会社、誇りをもって世界に…」
言い終わらないうちに歓声が沸き起こった!

後に業界で「ラボ」と呼ばれる研究開発企業の誕生であった。
売り物は技術でもその原動力は「熱い想い」。
そう、まさに無限の原動力を持った集団が世に出現した。

ーーーーー完ーーーーー
コメントへの返答
2009年2月8日 4:03
ついに感動のフィナーレ!!!

全米が泣いた!!




ああ。
このプロジェクトを実現化する財力が欲しいwww




で、もちろん青いロドなんですよね?(笑)
2009年2月7日 10:47
あとがき?

編 いやぁお疲れ様でした!
作 お疲れ様でした~!
編 まさかのどんでん返しでしたね~(笑)
作 こんなカンジで良かったかなぁ?
編 さぁアトはいよいよ秘密のベールが…
作 (ギクッッ!)
編 どんなクルマに仕上がったんでしょ~ね~。GT-Rもブッチ切りとか…いやいや、フェラーリも顔負けの存在感とか…
作 え、えぇ…(ヤバイヤバイヤバイ)
編 ロールスロイスをも凌ぐ滑らかな乗り心地とか…
作 汗(逃げろ!逃げるんだ!!)
編 あれ?でも「完」ってヘンですよねー。これ後で校正しときますね。…ってあれ?ドコ行っちゃったんだろ?

===========

作 ああぁぁぁ~た…大変なコトになった…どうしよ(泣)
コメントへの返答
2009年2月8日 4:05
墓穴掘ってるしwwwwwwww


どんな車かっていうのは、でも、想像にまかせるのもいいかなぁって思うです(^^)

だって、ロドって乗る人それぞれの理想の車に、ちゃんとなってくれる乗り物なんだもん♪(^^*)
2009年2月8日 4:15
☆ワンオフで新車のNA 番外編 (予告)

本編はおかげ様で終了することが出来ました。
軽いノリでカキコしたのがこんな事になるとは・・・(笑
長々とこの場を提供してくれました「編集の」*Seiさん!有難う御座いました!!

・・・んで「その一台」は一体どんなクルマなのか?ですが皆さんも創造してみて下さい。
しばらくしたらワタシの独断と偏見に満ちたNAが登場してしまいますからwww


ーーーー予告ーーーー

雑誌「星と道」がその一台を独占試乗!
開発陣とのインタビューを交えてインプレを展開します。
乞ご期待!!
コメントへの返答
2009年2月10日 0:02
長期連載おつかれさまでした(^^)

毎回楽しみに読ませていただきました♪

ほんとにね、こんなこと実現できたらいいのになぁ。。。とかおもいつつ。

>予告
インプレ、あるのか!(爆)
2009年2月14日 18:10
☆ワンオフで新車のNA  雑誌「道と星」でのインプレッション!

ある日編集部から変わった依頼が舞い込む。
なんでも贅を尽くしてロードスターのNAを徹底的な拘りで作った御仁がいらっしゃるとの事。その一台の為に会社まで興したそうな。
・・・このご時世に・・・と思う反面「一体どんなクルマを作ったンだろう?」と興味が湧いてきた。
そこで今回は製作者、と言うより「開発者」と「発注元」のオーナーとのインタビューをさせて下さい、とワガママを言ってこの仕事を受けることにした。

編集部からのオーダーは「好きな所を好きな様に走ってみて下さい」との事だったので、まずはいつものワインディングを含んだ一般道で様子をみる事にした。
 試乗前日までに自分のNB(軽くストリートチューンを施してある)や、友人知人のノーマルを含めた色々なNAやNBを走らせて僕の中でのロードスターと言うクルマを再確認しておいた。

さて試乗当日。鮮やかなマリナブルーに装った「その一台」とのご対面である。
・・・こう言っては失礼だが、極上の(しかし上品なモディファイを施した)ただの初期型NAにしか見えない。外観上は特にコレと言ったものは見当たらない。
眺めてばかりいても仕事にならないのでドアを開けて乗り込みドアを閉める・・・とナニやら感触が違う。妙に軽い。しかしそれはカッチリしたもので安っぽい感じではない。非常に硬いものが精巧に組まれた感触・・・とでも言おうか。
エンジンを始動してもやはり同じような感触がある。
決して静かではない。いや、音質自体は好感の持てるもので煩いワケではない。
エンジンの振動を明確に伝えてくるのだ。水温が上がり正規のアイドリングに落ち着く頃には、振動ではなく鼓動なんだナ、と思えてきた。
これは走り出しても変わらない。常にエンジンがその存在を主張し続けるのだ。
スロットルの開け方や負荷の状態で表情を変えるそれは、まるでエンジンと会話している様で楽しくなってきた。
排気量は1700cc。レブリミットは9000rpm。
そこで得られる出力は175ps。
そう説明を受けていた。
「ふーん、手間暇かけたワリには・・」と思っていたが、カンチガイしていたのは僕の方かもしれない。
つい「スペシャル」と聞くと「とてつもなく速い!」と期待してしまうが、どうやらこのクルマはそういう方向性で作られてはいないようだ。
もちろんリミット一杯まで回せばそれなりに速い。なんと言ってもリッター当たり100psは出ているのだ。しかし、それよりもリミットに向かって回転を上げていく時の身体で感じるトルクカーブが素晴らしい!それにクランクの芯がビシっと出ているかの様なカンジで不快な振動が無いのでダイレクトに身体に伝わってくるのは やはりエンジンの主張=鼓動感なのだ。
調子に乗って加減速を繰り返していると、ある事に気づいた。
電子制御されているにも関わらずフィーリングがとてもキャブに近いのだ。
負荷が大きい状態でズボラに開け過ぎると失速するのだ。本物のキャブ車の様に危険になる程ではないにしろ、運転者に横着をさせない。
どうやらこの「横着をさせない」というのは、このクルマに一貫して仕込まれたキーワードの様だ。
ハンドリングもこの傾向が有り、フロントタイヤにかかる荷重に応じた旋回力しか発生しないし、無駄に舵角を増やしてもアンダーを誘発するだけだ。
この時、タイヤと路面の感触がハンドルを通してハッキリと伝わってくるので安心してそれを楽しめるが 決してドライバーを甘やかしたりはしない。

なんと言おうか、常に路面状態やエンジンの状態、さらには自分が行った操作に対する反応というインフォメーションが語りかけてくる。
ロードスターを表現する時に「人馬一体」と言われるが、それは融合してひとつに溶け合ってしまうモノでは無く、クルマとドライバーが対等の関係で会話し続けるものなんだ、と再確認させてくれた。

さて、まずは言葉通り「第一印象」はこんなトコロだ。
次回はインタビューを交えながらこのクルマの核心に迫っていきます!



コメントへの返答
2009年2月16日 1:02
>融合してひとつに溶け合ってしまうモノでは無く、クルマとドライバーが対等の関係で会話し続けるもの

この一文に集約されていますね(^^*)
まさに、ソレ!という感じです。

・・・・だから、自分が車にとって対等な腕を持つドライバーでありたいのだけど(^_^;

腕がないなら、ないなりに楽しいのがロードスターのよさなんだけどね(^^)

もうちょっと走らせてやりたいなぁっておもうと、やっぱ、運転者も鍛錬しないとイカン!って思う。


で、あれだ。
マリナにしてくれてありがとう(爆)
たぶん実車では、一生所有できそうにないので(^_^;
ろどすタン1台でイッパイイッパイ(笑)
2009年3月7日 11:41
☆ワンオフで新車のNA

最終回

雑誌「道と星」インプレッション

さて、前回に引き続き「スペシャルなNA」です。
ざっとおさらいすると、確かにNAではあるが 実はその素材や構造等は全てワンオフというスペシャル中のスペシャル。
このクルマの為に興されたプロジェクトが現在の研究開発代行企業「ラボ」の前身と言えば、どれだけ大掛かりなハナシか想像出来ると思います。

前回のインプレでいくつか疑問…というか謎だった部分についてプロジェクトリーダーにインタビューする事が出来たのでお伝えしましょう。

まずは、このクルマは速度域やシチュエーションを選ぶ事なく、常にドライバーに「楽しい!」と感じさせる特徴があり、その根本には常にドライバーと対等な関係で会話しようとするトコロがある。
これは一体どの様にして成されたのか?
…といったアタリを伺ってみた。

『さすがに良くお分かりになりましたね!モチロンこれは狙って作り込みました。
まずクルマからのインフォメーションってありますよね?どんなクルマにも。それがドライバーに解りやすくする為に雑音を徹底的に排除しました。
ベアリンクや摺動部の精度は市販品の域を超えて追求しました。
それに加えて構造的にもバネ下を軽くする為にサスのアーム類はカーボン製の物も実際に作ってテストしたりしました。ブレーキディスクもカーボン製です。
まぁテストの結果カーボンアームは見送られましたけどね(笑)
これは強度的な問題ではなく、特殊綱を使ったアームの方がボディとの相性が良かったからです。
アームの動き自体もブッシュにいわゆるピローボールを使いましたが、あまりにダイレクト過ぎたので、これも特殊なゴムで作ったコーティングを施しました。
ここまでは構造的なハナシですが、ちょっとハナシを広げてみやしょうか。
例えばあなたが新車でも中古車でもノーマルの車を買ってきて走りを楽しみはじめたとしましょう。
ある程度走ると不満なトコロが目につき始める。そこでアフターパーツでモディファイをする。
すると狙った場所、例えばお気に入りのワインディングだったりサーキットだったりでは満足出来る様にはなったけど、今度はその行き帰り、つまり速度域が異なる場所ではかえって乗りづらくなったりツマラなくなったりした事はありませんか?
これをワタシは「振動特性」の不一致ではないか?と考えたワケです。
クルマとドライバーは常に一定のリズムで会話をする。そしてシチュエーションの変化にリズムを変える事ではなく、テンポをかえる事で対応できないか?と考えたんです。
余談になりますが、ワタシは趣味でジャズなんかをやってまして…お恥ずかしいながらパートはギターです。まぁそんな仲間が集まってセッションする時、ジャズの場合は基本的に楽譜が無いんです。これは仲間以外の初対面のプレイヤーとセッションする時も同じです。
まず誰かがあるフレーズを奏でると他のプレイヤーがこれに呼応する様に演奏していき、ひとつのテーマ(メロディー)に沿って楽曲が完成していく。
…で、ハナシをクルマに戻します(笑)が、クルマとドライバーそして「道」の三者をジャズのトリオに見立てて考えたんです。
道のシチュエーション…路面状況や曲率や他の車の流れがベースに相当するとして、クルマとドライバーはこれに音を載せていく…と考えれば想像しやすいですかね?
こういった発想はレーシングカーでは有り得ませんが、今回作ったのはロードカーですからね。』

以上お分かりいただけたでしょうか?
次なる疑問は、これだけ凝ったクルマの割にはABSやトラコンといった電子的なデバイスがなにも無い。これにも理由があるのかと…

『はい、今回は必要ないと考えました。
汎用性を考える必要が無かった(発注段階からドライバーが決まっていた)ので…(笑)
そりにワタシなりの我が儘もあります。
電子的なデバイスは最終的にタイヤの能力の範囲内でしか機能しませんよね?しかしドライバーはタイヤの能力を引き出す事が出来るンです。
そのためには,今自分とクルマはどの様な状況にあるのかを正確に認識出来なければならない。そのためのインフォメーションでもあるワケです。
全てを機械に任せて、最終的にタイヤのキャパをいきなり超えてしまうよりも、タイヤの状況を常に感じていれば、いきなり危険なトコロに入ってしまう事もないでしょう?
氷の上をアスファルトの上と同じように歩く人はいないでしょ?それと同じ事です。
安全か危険かはドライバーが判断する事。クルマは包み隠さず状況をキチンと伝えるべき。
まぁこれはワタシのエゴですね(笑)ドライバーのスキルあってのハナシですから。』

いかがだったでしょうか?
ベースを上げて走らなければ楽しめないのは、そういうクルマにしてしまっていたから…と反省しきりです(笑)。
なんだかクルマそのもののハナシからだいぶハナシが反れてしまいました。
…が、どこでどの様に、そしてナニを楽しむのか?
我々クルマ好きは今一度考えるべきなのでは?
これこそが、スペシャルこの上ないワンオフNAを試乗させていただいたインプレッション(印象)でした。
コメントへの返答
2009年3月9日 18:49
ついに完結。。。。


感無量です。


むむぅ。
やはりこれはまとめて同人誌などに収録したいw

プロフィール

「そこはかとなく日々過ごす http://cvw.jp/b/147628/48545941/
何シテル?   07/16 21:21
特徴:虚弱おばさん 特技:睡眠、病気、迷子 外観:座敷わらし 特性:妖力で雨予報を覆す 結婚:2回(打ち止め 居合メインのfacebook ht...
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