昨日は近隣の国道などの被害を纏めましたが
今日は登山道についてちょっとだけ。
3000m峰についてはすでに登山シーズンが終了しており
現在は秋山を楽しむシーズンになっています。
予想通り、登山道やそこへ行くための道に
土砂災害が発生している箇所が少なくありません。
秋山登山はしばらく様子を見るか
今シーズンは諦める方が良いかもしれません。
関東甲信越の主な山小屋の報告をまとめたサイトです。
<山日記>【台風19号】登山道、山小屋被害まとめ
丹沢については、
一番近くにありながら詳細が分からないのですが
鍋割山への林道は通行止めとのこと。
近々鍋割へ行ってこようと思っていたので
とてもショックを受けています。
表尾根も崩れておかしくない箇所がいくつもあるので
無闇に登らず、
情報収集ができる状態になるまで待った方が良いです。
大倉尾根も詳細不明。
なお、大倉尾根では10/9に登山道脇100m以内で
熊の親子が確認されています。
幸い登山者に危害はなかったようですが、
子熊のそばには必ず母熊がおり
子熊を守るために凶暴になっています。
今回、遠方から大きな音や声を出しても
熊は去らなかったとのこと。
膠着状態になっている間に日が暮れてしまう場合もあるので
単独行動は避けた方が良いと思います。
熊は視力が弱いので、声を出し大人数で固まって動くと
自分より大きな生き物が居ると思って
襲ってこないことがあります(必ずしもそうではない)。
また、道志側からの登山は
熊との遭遇率が高いのでお勧めしません。
(そもそも道志みちが通行止め)
ニュースになっている女児が行方不明になったあたりも
熊の出没地区でした。
また、今回の台風でキャンプ場近辺もかなりの被害が出ています。
山はまだ鉄砲水が引かず路面の陥没や路肩の崩落、
土砂崩れや土石流などの二次災害が予想されますので
今年の紅葉登山は別の場所を選ぶか諦めるのが賢明です。
今年私が登った山や登山道への道、過去に行った場所も
被害にあっている所だらけで愕然としています。
雨や川や山が治るまでは、自然を畏怖する心を忘れず
静かに復旧を見守ろうと思います。
ブログ一覧 |
気象・災害に関する話題 | 日記
Posted at
2019/10/14 13:46:31