
初宮参りじゃ!
例のアレを届けに行ったついでに庭先でアウトドアランチ。
萌え車を眺めながらタイヤのテーブルに折りたたみ椅子でいただくごはんは、たとえコンビニ飯でも旨い(笑)
ランチタイムおしゃべりの話題は、やっぱしバイクや車のことが中心♪
ウチの近所でたまに見かけるカーボン外装のSUPER7のEg音は二輪並にヤバイ(*´д`*)とか、
究極はMINIに隼のEg積んで~とか、
我が家のGAGは、「世界のSUZUKI」が誇るユーモアの効いた文化遺産として
世界で唯一の純正マシンとなっても維持し続けるのが元静岡県民としての勤めだとかw
まぁ、いつものとおり、他愛無いことから夢のような野望までを
マシンのことに限らず好き放題に語りつくすわけですがwww
で、興が乗ったところでちょっとした興味が湧いてきた。
ミッドシップの車って、運転するとどんなん??
これまで何台ものMR2の「ナビ席」には乗ったことがある。
それこそ、静岡時代に親友だった幼馴染が乗ってた新車のターボから。
でも、運転したことはいちどもない。
ミッドシップの挙動や後ろからグイグイと押し出す感触とパワフルさ、
旋回する時の振り回されるようなリアの重心感。
ナビ席で感じるこの感覚は、自分が動かすとどんなカンジに伝わってくるんだろう。。。。
ジムカ屋さんでNAロドからMR2に「積極的に」乗り換えた方が言っていた
「この感じがいいんだよ~( *´∀`*)」って、どのカンジ?
コースじゃなく、ふつーに公道で乗ってみたい。
振り回すのじゃなくて、ふつーに素直に走らせてみたい。
のりたいー。
うんてんしたいー。
整備したてのSWを目の前にして、たぶん、
「据え膳」なカンジでヨダレを垂らしかねない顔をしていたんだと思うwww
「ちょっとお宮あたりまで乗ってみる?」のお言葉が゚+。(*′∇`)。+゚
すみませんすみません。
乗りこなせもしないくせに、恐れ多くも競技車両のコクピットを所望するとは。
我ながら自分の身の程知らずに呆れつつも、マシンへの興味には勝てないわけで(^^;
なんですかねー。
ヘボイくせにいろんなマシンに乗ってみたいというこのメカフェチな性格は;;
(ソレが理由でモーターボートの免許も取ったわけですがwww<若気のいたり)
そんなわけで、今年はSWで初宮参りに(´∀`)
とはいっても、ヒトサマの大事な競技車両、しかも明日さっそく遠征(゚ー゚;
SWに限らず滅多に運転席を譲らない方のお車なので、
粗相があってはイカン、と、かなり緊張。
。。。おそるおそる動かしはじめて、3秒しないうちにイロイロな
精神汚染...否、衝撃がwwwww
なんつー重い車;;;
つか、テンロクNAロドに比べりゃ重いのはわかっているが;
単に重量をいってるのではなくね。
操作も重いし、クラッチも重いし、車も重いし、リアが重いし。
強化クラッチなんですか?アレ?
さらに、アクセルペダルとブレーキペダルのフィーリングのバランスがムチャクチャや~
これもあの固体固有の感触?
エンストこそしなかったけど、ふつーに走らせるだけで気を遣う(^_^;
でも悪い印象ばかりじゃない。
低回転から高回転まで、まんべんなくトルクがあって
踏んでゆくほどにそれは太く強く安定感を伴って車への信頼感が増す。
ガッチリとした車体の印象は、すごくTOYOTAっぽいなぁ。。。
で、なんといってもいちばんに体に伝わってくるのが「塊り感」。
これか。
グイグイと後ろから押し出すような感触と、それに乗っかる塊り感を伴って動くマシンだ。
ロードスターのようなヨレや捻れを微塵も感じない、強引なまでの力強さ。
だから、直線を走っているとすごくキモチイイ。
踏んでゆくことにも不安がない。
たぶん、まっすぐならブースト掛かるとめちゃキモチイイと思うw
スターレットほどじゃないかもしれないがww
でも、カーブに差し掛かると凄い違和感。
曲がりたくないのを無理矢理ゴリゴリ曲げてかなくちゃならないような?
フロントがふわふわと心もとないっていうか、接地感が希薄で、リアはまっすぐ進みたがる。
前後のバランスがどうなってんだ??というような矛盾を感じる。
だからコーナーのたびに気持ちが混乱する。
むぅ。。。。これは。。。。。。。( ̄ー ̄;)
さらに。
アクセルを踏み込むほど「ちゃんとついてくる」んだけど、
あるところまでいくと、「これ以上はヤバイ」とカラダがナニカを察知する(^^;
そこを越えて踏んでしまったら、なにかとてもイヤなことになりそうなカンジがするのよ。
あの車の真ん中にはパンドラの箱があってね、
その中にはきっとヤンチャな魔物が棲んでいるんだよ。
で、アクセルをイケナイ領域まで踏み込むと、
箱の蓋が開いて取り返しのつかないことになる。。。。的なw
MRの「M」は「魔物」のMに違いない(。-`ω´-。)
実際は、かなりのノロノロ運転だったので、
そんな危険な領域には全然達していなかったのですけどねw
トルクがあるから40km/hでもロドでいうと60km/hくらいの感覚なんだよなぁ。。。。
だから最初アクセル開けてったときに凄く戸惑った。というかビックリした。
そんなわけで、借り物マシンということもあって遠慮しまくりビビリまくりのドライブだったわけですがw
本来なら、まだもうちょっと頑張っても全然大丈夫なはずの車両なんだけど、
冬の宮ヶ瀬は私にとって鬼門なのでいつもより3倍慎重になってしまったのでした(^▽^;)
そうだなぁ。。。。この車をひとことで言うと
「常に緊張感を強いる車」かな。
ロドのような素直さや中性的な曖昧さは皆無。
まるで、頑固で融通の利かない、相手を振り回す男の子ってカンジ(^_^;
体力も気力も物凄く消耗するだろうなぁ。。。
運転してると精神力を吸い取られていくような感じがした(汗
オーナーさんの性格とは正反対だなぁ。(だからしっくりこないのか?)
これを捻じ伏せるか同調して操るには、相当なスキルとドMな愛が必要ですね。。。。
なんかさ、MR2って本来走るための走ってこその車な筈なんだけどさ、
それをTOYOTAの名前で公道を走る量産車にするためには
挙動の安定とかあるていど乗り手を選ばない振り幅とかが必要になっちゃってさ。
だから重いリアに振り回されないようにアレコレ調整してみたら
なんだかミッドシップの良さが半減しちゃったかも?みたいなね(^_^;
しかも既存車のアリモノのパーツが流用できるようにとか(?)デザイン上の規制もあったりね??
そんなふうに思ったりしました。
ヘボイくせにナマイキなこといってスミマセン(^_^;)ゞ
で、そんな難しい車に乗ってジムカする人たちを、心から尊敬したのでした。
私には、あの車を回すなんて100万年かかってもムリだ;;
あんだけ素直なロドですら回せないのに(T_T)
確かに、あの車を自在に操れればほかのどんな車も意のままって気がする。
心が通ったら、とてつもなく頼りになる武器になるんだろう。
そして、あの塊り感や安定感を好むからには、それだけの強い心もあるのだと(^^)
要するに、楽しい車ではあるけれど、軟弱な私には手におえない車ってことで(^_^;
やっぱ、キャパが広くて素直で素朴で屋根がなくてキモチヨク曲がるNAロドが好きです(>_<*)
ヘボイ私でも楽しいって思わせてくれる度量の広さを愛してるぜ!!
というわけで、ろどすタンへの愛を再確認しながら帰路についたのでありましたwww
本日お借りしたMR2のオーナーさんがいまごろおなかを壊していないかが気がかりです(^_^;