
貧血で午後半休取ったので、帰りに本屋さんでケチャ買い。
そもそもは、おうちにいてもどうせ動き回れないから穂高縦走のプランでも練ろうと思って、穂高の登山地図を買いに寄ったの。
そしたら、羽海野チカ先生の新刊「スピカ」が出てることを思い出してコミックスコーナーへ。
おかざき真里先生の新作「&」が、もう2巻まで発売になっててウッカリ手を出しちゃった。
しかも黒執事12巻も出てたし。
あと、いつも買ってる雑誌(ナチュラルクローゼット)も。
ひさしぶりに重たいくらい本買ったー。
「黒執事」は、読み始めて11巻を買い忘れてることに気付いたw
だめじゃんwww
最後10Pの展開がお見事すぎてステキwwwそうきたかwwwwww
お屋敷の「使用人」たちや「死神」とか、この作品によくあるパターンの踏襲なんだけど
いままででいちばん素敵な裏切り方をされた感。
漫画ってこうでないとね(笑)
「スピカ」は、期待を裏切らない「買ってよかった1冊」。
羽海野先生の初期の読みきり短編集なんだけど、
「ハチミツとクローバー」や「3月のライオン」に受け継がれている礎がギッシリ詰まっている感じ。
あいかわらず、読んでてこころを深くえぐられつつも熱いほどのぬくもりがこびりつく。
いちばん感銘を受けた短編は、押井監督の「イノセンス」に寄せたショート作品。
パトレイバーやイノセンスの世界観の分析、キャラクター解析がまったくもって同感。
絵(コミック)を描く手法を知っているからこそ余計に共感するのかも。
バトーに対する感想なんか、もう、ブンブン頷いてしまった。。。。女性ならではのキャラ観だろうなぁ。
「&」は、おかざき節全開なのが小気味良い。
「サプリ」では恋愛より仕事に対する描写のウエイトが大きかったけど
この作品はそのへんのバランスが絶妙に均衡してて良い。
(「サプリ」は実写ドラマ版は駄作なので無視。あくまでも原作のお話です。)
主人公の恋愛対象が40過ぎたオッサンっていうのも、読者の幅を広げてると思う。
お互いのトラウマの抱え方とか、「触られるのがニガテなのに触れたいと思った」くだりは
ハゲシク共感でむしろ自分にはイタイかも;;
女性の仕事や人生や恋愛に対する迷いとか決意とか、そういう「ゆらぎ」の描写が実にリアル。
画も、構図やアングルの取り方が良いんだよなぁ。。。。。ある種のフェティシズムまで感じる(笑)
奇しくも、羽海野チカ先生とおかざき真里先生って
ダ・ヴィンチ9月号で対談してるのね(^^;
久しぶりに、読みたいと思う漫画があって、ちょっと嬉しい。
読みたい漫画といえば、今号のヤングジャンプに「
TIGER & BUNNY」の読みきりがw
しかも、キャラ設定の桂 正和センセイご本人が描き下ろし!
もちろんゲトしましたよ!!
コミックスにならないだろうから、永久保存版ですな。
どうやらすでにプレミアも付いてるみたいですね?←ヤンジャン本誌
背景の描き込みが素敵すぎる(*´д`*)
しかも、カラーも本編も、仕上げまでアナログ作業ですね、これ。
やっぱデジタル作業にはない味があります。
漫画はアナログ作業の方が、見るのも描くときも良いものだ。
そして自分はゲンコー真っ白のまま今週末を迎えるという体たらく(謎w
Posted at 2011/08/09 23:56:33 | |
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