
っていわれて渋谷の繁華街でイキナリ抱きしめられたことがあります。
全く知らない人に(^^;
3年ほど前のことですけど。
当時、渋谷に住んでて、山手線終電まで仕事なこともよくあって、センター街を避けてドンキのある大通り沿いに帰っていたのですが。
駅前からドンキ前まで、怪しげなイケメンさんたちが、3歩あるけば声をかけてくる・・・・すっごいウザイわけですよ。
ナンパは大嫌いなので、声をかけてくるヤローは全シカト。
つぅか、絶対ホストクラブに連れてかれてボッたくられるかヤバイ仕事の勧誘に決まってるし。
そんな中、どこからどうみてもイケメンとはいいがたい、ある意味ものすごく癒し系なおにぃさんが、控えめに声をかけてきたですよ。
最初は道を聞かれて、あまりに洗練されてない風貌だったので、本当に上京してきて道に迷ってると思い、親切丁寧に教えて差し上げたわけなんですが。
「あの、お礼にご飯でもご馳走します」
って、ベタな手口だ~~~~('A`)
「今おなかいっぱいで、あと5分も歩けば家に着くので」とあくまでもクールにやり過ごすも、ずっと後ろをついてくるのです。
さすがに家の場所知られたくなくて、駅に向かうように説得。
ところが「君みたいな子がこんな夜中に一人歩きは心配で」とまたもベタベタな返答。
すみませんが、私アナタよりぜんぜん年上ですけど?(^-^;
むしろ君の方が心配ですよ?
てなことを味も素っ気もなく冷たく言い放ってみる。
が、意外にも粘り強い。
うーーーん。
新手のナンパにしては、どうよこの手口。
ズバズバと切り替えして立ち去ろうとしたそのときです。
「ああ。もう、なんかこう、抱きしめたくなっちゃうんだよね」
はぁ?(^_^; ナニイッテルデスカ?
「ちょっとだけ、君をだきしめたい」
ぬあにぉいbってg;おうksきd????????
もーね、硬直ですよ。
何が起きたのか理解できません。
で、そのあとそのオニィサンは
「今日の記念に、一句読ませてください」
といって、おもむろにウエストポーチから短冊便箋と筆ペンを取り出しました。
なぜもってる!そんなものをっっっ!!!
ちょっと面白いぞ。(ぉ
ありがとう きょうはほんとに ありがとう
なんとも風情のないヘッポコな歌を一句書きとめた彼は、最後に署名をいれ裏にケータイ番号をしたため、満足げな笑顔をたたえて去っていった。
ある意味、君のことは一生忘れないよケンタロウ。
そのまえに、もうちょっと歌の勉強しろよケンタロウ。
そんなことをふと思い出したのは、疲れてくるとなにかを抱きしめたくなるということに、さっき気付いたから。
「抱きしめられたい」んじゃなく、「抱きしめたく」なるんだよなぁ。
職場の残業してる女の子をね、「うわーんっ」っていってギュウって抱きしめるの(笑)
なんかさ、人のぬくもりとか抱きしめた感触とかはホッとするよね。
頑張ってる子ほど、見てると抱きしめたくなるの。
抱きしめるという行為は、自分も抱きしめられている。
見えない気持ちで、抱きしめてもらってる。
だから癒されるのかな。
ケンタロウ、おまえも疲れていたんだなぁ(^_^;;;;;;;
いや、でもあれは巧みな手口だったのでは・・・・
Posted at 2006/08/05 00:45:51 | |
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