
自宅療養が3ヶ月に延長されて、
世捨て人まっしぐらなアテクシ(^^;
クヨクヨしてても病気は治らないので、
腹を括って療養生活をエンジョイです(^▽^;
そんな3月初めの週末、
たまには外に出てみようと
湯治に出かけることにしました。
とはいっても、体力が著しく落ちているので遠出はできず。
近場で心の底まで癒される温泉宿といえば。。。。
箱根
ではなく
秦野ですよ、秦野!!!!!!!
平塚の奥座敷と名高い
鶴巻温泉の元湯陣屋さんへ行ってきました(^^)
その昔、平塚や大磯には政治家の別荘が建ち並び
歴史の裏舞台とも言える密談やらなんやらが
さかんに行われておりました。
その奥座敷として、
鎌倉時代に武家の陣が敷かれていた場所に
三井財閥が建てた別荘が、陣屋。
明治天皇のために建てられた大磯の貴賓室を移築した「松風の間」では
将棋や囲碁の名勝負の数々が行われてきました。
私が宿泊した前日の2/28にも将棋の王将戦 第5局が行われ、
渡辺明王将 対 羽生善治三冠の熱戦が繰り広げられておりました。
1日ズレてたら、羽生善治さんの指す将棋の
大盤解説に参加できたかも(>_<)
そんな由緒ある温泉宿、
実は、ジブリの宮崎駿監督とも縁の深い場所でもあり
露天風呂付の離れ「浮舟」には
宮崎監督が連泊されていたそうです。
肝心の温泉ですが、
丹沢山塊の地下から湧き出るカルシウム含有量豊富な名湯。
大理石と檜のふたつの大浴場と、
別館には露天の岩風呂、檜風呂も。
内湯も露天も、日替りで男湯と女湯に分けられるので
立寄り湯などでそれぞれを楽しむのも一興です。
場所柄、大山や丹沢登山帰りに立ち寄る方も多いようですよ。
おもてなしは、さすが一流。
それでいて、気取りなく
格式高いのに敷居は高くないというか
親しみやすく高飛車さの無い感じ。
神奈川の和風高級旅館といえば
箱根の富士屋ホテルも有名ですが
正直、そちらより好感が持てます(^^;
室内も、華美な装飾は一切無く、
武家の陣を偲ばせる
シンプルかつ気品のある清楚な趣き。
木々に囲まれた静寂と落ち着いた空気が
心と体の疲れを優しく洗い流してくれます。
少々贅沢な湯治ではありましたが、
観光も何もせず、ただ癒しを求めての1泊には
またとない環境。
ゆったりした時間が体の隅々まで沁み入る
心豊かな週末を過ごせました(*´∇`)
陣屋さんの詳細をデジブックにしてみたので
ご興味のある方はぜひご覧下さい。↓(※音量注意)
http://www.digibook.net/q/-xgK5mcYml-7WfGkJEJv1Y0U7/
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鶴巻温泉 元湯陣屋
http://www.jinya-inn.com
Posted at 2014/03/04 02:57:29 | |
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