
昨日は久しぶりに林道散歩へ。
雨上がりで野鳥は期待できなかったので
ウォーキングだけしてこようと
カメラ片手に林道に入ると。。。
木々に残った雨の雫が
ガラス作品のように綺麗。
山々は、まだ夜半の雨の名残を宿していて
地面から湧き立つ蒸気が白く霞となって
ゆっくりゆっくり空へ上がっていく。
仙人でも降りてきそう(*´艸`*)
林道からも、ガードレール越しに
川面から上がる細かな蒸気が
うっすらと空に向かっていくのが目の前に見えた。
登山でもそうだけど、早朝は
水が形を変えて動いていくのがよくわかる。
雨の雫、結露、雲の動き。。。。
そしてそれは、太陽が上がると同時に始まる。
遠く離れた恒星の影響で、
惑星の自然が左右されているのがダイレクトに感じられて
壮大さに息を呑む瞬間だ。
少し歩いては足を止め、草木の様子に魅せられる。
日が昇る前だと、水滴は枝の上にもあるんだねー。
これ、重みで下の水滴と融合したり
太陽の光で蒸発したりするのかな。
ずーーーーっと眺めていたい(^^;
ズームしてみたら宝物発見!
水滴ひとつひとつに樹々と空が写ってる!
ステキー(*´∇`)
TVのネイチャー番組みたいのって
身近で見れるんだね。
こちらは「密」に並んだ水滴。
なんで隣のとくっついちゃわないの?
不思議不思議!
こうなってくると、あちこちの水滴が気になり始める(^▽^;
そのうち、興味は枝の水滴から葉っぱの方へ。
陽が昇りきっちゃったから
しっとりした感じはないけれど。
青いモミジの葉と赤いモミジの花。
真っ赤じゃなくてすこーし黄色が入っているから
緑と馴染んで絶妙なコントラスト。
向かい側の木には、すっかり水分を落とした
アジサイによく似た花。
木の上に咲いてるから、下から見上げることしかできない。
この花を上から見られるのは
飛べる者か、この細い木でも上れる者だけ。
そう思うと、自然界には
ニンゲンに都合の良いものは無いんじゃないかなぁと感じた。
こちらは、青々としたモミジ。
。。。。モミジでいいのかな?
カエデかな?
モミジやカエデは種類が多いので
実はあまり区別がついてない(^^;
昇仙峡や
奥入瀬に行った時も思ったけど、
まるで繊細なレース編みのようで、ウットリしちゃう。。。
涼しげで良いね。
と言うか、実際すごく涼しい風が通り抜けてました^^
モミジの林を歩いていたら、目の前に宙に浮くナニカが。
モミジの花が蜘蛛の糸に捕まって風に揺れてた(*´꒳`*)
オマエ、何人のひとに気づいてもらえるかねぇ。
それとも、早く下に降りたいかなぁ。
最後に出会ったのは、美しい尻尾のカナヘビ。
尻尾の青いカナヘビは、関東に来てよく見るようになった。
静岡には、全身茶色のカナヘビしかいなかったんだもん。
この子も逃げるときはこの綺麗な尻尾を置いてっちゃうのかな。
なぜわざわざ尻尾だけこんなに目立つ色になったんだろう。
またしても、不思議!不思議!が発動している間に
カナヘビくんは落ち葉の下に消えてゆきました^^
楽しいお散歩が終わり、林道とお別れ。
夢の世界の出入り口である橋を渡って
良い子でお留守番の、ろどすタンのところへ。
野鳥には全然会えなかったけど、
囀りはポツポツと聞けたし
綺麗なものいっぱい見たから、とても楽しかった(*´꒳`*)
あとね、最終目標である
サンコウチョウの鳴き声を聞いたよ!
生囀り初めて聞いた!
ホイホイホイって鳴いてた!
すごいねこの林道。
私が会いたい野鳥、全部来るんだもん。
車で30分の広大なお庭、、、
これからも保全に気をつけながら
お散歩に来ようと思います(*´꒳`*)
Posted at 2020/05/18 12:12:54 | |
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