以前、足袋のお話をした続き^^
もともと、
足袋というのは皮製だったらしく
平安の頃から存在したようです。
江戸時代になって木綿製のものができ
現代の和装足袋の元になったのだとか。
居合の場合、稽古は剣道と同様に
裸足でするもののようですが
昨今は居合用足袋を履いて稽古をするスタイルが
否定されなくなったようですね。
流派によって違うのだと思いますが
入門したては足袋をを履かせてもらえない
または、稽古は全員裸足
というところもあるようです。
私の入門している流派では
初心者から上段者まで同じように足袋を履きます。
格好よりも腕を磨くことに
重きをおいているからでしょうか。
作法と礼節に反するものでなければ柔軟です。
都会ではあちこちに道場を構えるのも難しいですから
本道場から遠い場所では
公共体育館などで稽古をすることも多いです。
施設によって板張りばかりではないので
足を保護したり摺り足ができるように
居合用足袋を許すようになったのかな。
そんな時代の流れとともに
足袋の仕様も変わっています。
イマドキは小鉤(こはぜ)も金具ではなくマジックテープ^^
小鉤は留め難い金具が五つも付いているので
履くのがすごく大変なんですよね。
これだとワンタッチで着脱できるからとても便利。
居合を始めるまで
武道で使うものが今風に進化してるなんて知らなかった(^▽^;
素材は厚手の木綿。
内側は少し柔らかい木綿になってます。
稽古の時はもちろん、
密かにあの
先割れ靴下を履いています(笑
で、前回もお話した
鹿皮でできてるという足袋の裏。
これね、皮だからあまり洗濯しないほうが良いらしいの。
床を摺り足で進むから、居合足袋って
他のスポーツで言ったら体育館用のスポーツシューズ。
まぁ確かに毎回毎回シューズは洗わないか。
でも、微妙に汗が滲むし裏側の汚れは気になるし
匂いがついたら嫌だし(^^;
で、毎回洗っちゃうので皮がすっかり硬くなっちゃった。
だけど、この底が硬いはき心地が、むしろ好き(笑
その洗ってばかりの足袋ですが
土曜に稽古に行って洗って日曜に見たら
いい感じに擦れてきていた。
摺り足をする時や、踏み出す時に擦れる部分の汚れが多い。
ちょっと皮が剥げてきているのか?(^^;
やはり洗い過ぎは皮を早く傷めるのね。
陰干しだけにしとくか。。。
私は紺の足袋を履いてるけど、他に白と黒があって
上段者は皆さん白です。
正式な場での足袋の色は白なので
演武をされる上段の方々は
普段も白を履いているようです。
別に初心者でも白を選べるのだけど
私の中では白は段位のある方というイメージがあるので
段位まで上がれたら履きたいと
憧れにしておきたい(笑
そういえば、上段者の方々の持ち物を見ていると
皆さん、和柄の木綿のものを愛用してらっしゃる。
自分も和柄の手拭いやガーゼタオルを使ってるけど
ちょっとした小物入れに巾着を使ってる方もいて
男性なのに粋だなぁと感じます。
自分も足袋をしまうための巾着を
ずっと探していたのですが
なかなかサイズの合うものがない。
和柄の巾着って一般的に御朱印帳サイズなの。
それ以上の大きさはなかなか無いし
あっても花柄とかばかりで気にいる柄がない。
もはや自分で作れということか?と諦めかけた時に
やっと理想の巾着を見つけました^^
シンプルな紺の市松模様が良いです♪
木綿もシャリっとしていて良い張り具合。
しかも、裏地が紺なんですよーーー(*´∇`) ←いちばん嬉しい
一見どこにでも売ってそうな巾着だけど
希望の大きさで希望の紺色がなかなか見つからなかった。
足袋がすっぽり入って俺ご満悦(*´꒳`*)
和柄の巾着持っただけで
かなりモチベーション上がりました(๑•̀ㅂ•́)و✧
単純です(^_^;
そんなテンションとは裏腹に
稽古翌日は微熱と疲労でおうちで伸びていました(^^;
今日は朝から熱があり
何も食べれず14時半ごろまで寝てました。
寝過ぎで頭がぼんやりします(꒪⌓꒪)🌀
体力を奪われると寝ても寝ても眠いのは
体の機能を最低限におとし
残りのエネルギーを全て回復に回しているからだと思う(^▽^;
居合で使う体力や集中力が
まだまだ無駄が多くて緊張が強いんだと思います。
早く慣れてライフサイクルのひとつになって欲しいな^^
今週の稽古が楽しみです。
Posted at 2020/07/13 18:53:14 | |
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