*Seiのブログ一覧

ちょっと物騒な画像ですが(^_^;


お昼前後に、屋上で居合の自主稽古を

みっちり2時間ほどやりました。

先週は1回しか稽古に行っていないので

その分念入りに。


まずは基本の壱から参までを丁寧に繰り返す。

基本なので、全ての形（かた）に影響する。

腕の高さ、体のブレ、足の運び、、、、

ひとつひとつ確かめながらゆっくり。


先週また発見したことがあって、

姿勢の歪みを直そうとしていて

ダメな姿勢と正しい姿勢を比べた時に

足への力の掛かり方に

違いがある事がわかった。


「正しい姿勢の時は体のどの部分に

どんなふうに力がかかっているか」を

強く意識すると良い。

それを体に覚えさせる。




基本のおさらいをやったあとは、形のおさらい。

ひとつひとつの動きの意味を捉えて

理屈をしっかり動きに変える。


居合の形は一瞬たりとも気を抜けない。

常に体のあちこちに気を巡らせないと

形が崩れてしまう。


それはすなわち、

実際の斬り合いならば

僅かでも隙があれば斬られてしまうという

実践的な考え方と結びつく。


刀の握り方にも抜き方にも構え方にも

全てに意味がある。

「相手に斬り掛かられないように」

手首や腕を相手に曝け出さない、

切っ尖は常に相手の方に向ける、

斬り抜く時は

相手の体のどこからどこを斬る刃筋か

イメージしながら斬る。


つまり私は

稽古のたびに何十人もの仮想敵を斬り殺している(^_^;

そして何十回も斬り殺されている(^▽^;

刀もね、ただ振るだけじゃダメなのよ。

ちゃんと相手を斬らないと。

だから手応えすらイメージして斬るようにしてる。



私の振る刀がへにゃへにゃしてたのは

空を切っているだけだったから。


鋭く重みのある斬り方をするには、

左脇の下から右肩までを切り上げている

と言う具体的なイメージで

肉を斬る力を込めながら斬り上げ、

振り上げた刀を無駄に放らず

肩の位置で留めなければならない。


刃を遠くまで振り上げると自分の脇が開いてしまい

相手に反撃された時に斬り殺されてしまうから。

斬り上げた刃の切っ尖は

相手に向いていなければ自分が殺られる。


勢いのついた刀をピタッと止めるのには

手指の力が要るので

腕力があればいいというわけでもない。

柄を「握り止める」力はすごく大事だというのが

形をやっているとよくわかる。




もうね、何時間稽古しても足りない('A`)

でも、我武者羅にやればいいというものでもなく

翌日になったら見えなかったものが見えたりする。

苦手だった形も、

ある日突然コツを掴んだりしてるので

漫然とではなく意味のある繰り返しをしようと思う。



2級に昇級したばかりだけど、

もう次の1級に向けて鍛錬が始まってる。

来年中には段位を取れるように

座学の勉強も始めなければ。

でもそういうのは日々の積み重ねだよね。

試験の日だけが本番じゃない。

毎日の積み重ねこそが本番^^


明日も雨が止んだら稽古しよう(*´∇`)