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玄関から（パパの）靴を咥えて

2階まで運ぶことにご執心のあおさん。

よほど楽しいのか

毎日数回、階段に行くドアの前で

しつこく鳴いて

開けろとおねだりをする。


しかし。

まだおろして間もないパパのスニーカーを

ﾖﾀﾞﾚと歯形だらけにするわけにはいかない。

一応シューズクローゼットに隠したけど

簡単に出入りできるので

中に入られて二次災害が起きるのは

なんとしても避けたい。

なので、おねだりは毎回スルーしている。



そうなると、あおさんも

ねこあたまを絞って階段に行く方法を試行錯誤する。

ドアを開ければ階段があることはわかっている。

問題は、どうすればドアを開けることができるか。


これまでも、何度も

それなりにチャレンジしていたけど

今回は本気度が明らかに違う。

途中で諦めていたことも

しつこくチャレンジしている。

















待ってても開かないってばー！！

間髪入れずに

いつものように扉の端を

カリカリやるんだ！

そしたら開くんだ！

ﾄﾞｷﾄﾞｷしてないで早く！！





ここであおさんごはんの時間。

フードがお皿に入ると

一目散にごはんを食べに行ってしまう。



え。。。?




ごはんの後。





ぇえ。。。！？



階段は？

靴は？？

ドアは？？？


あと一歩で開きそうだったじゃん！？

いいの？

それでいいの！？？


あおさん！

お前それでいいのかよ！！！







所詮はねこあたま。

ご飯を食べれば

夢中になっていたことは忘れる。

食べ終われば寝てしまい

ますます忘れる。


そして8時間後くらいに

また同じことを繰り返す。

それがねこ。


それがあおさん。








すきっ