観てきました(^^)
「序」を観てから1年10ヶ月くらい経ってますねw
いや~。
いままでのエヴァをご存知の方は、これはぜひ観といたほうがいいかも。
いろんな意味で「破」です。
内容に触れない程度にちょっと感想を。
TV版では制作事情やいろんなしがらみで本編後半があのようになってしまい、それが「新しい」とも言われたりしてましたが(笑)
前映画版でも、結局は制作側の事情とか、流行ってるうちに映画化をとか、オトナの事情でいろいろ物議を醸し出しましたね。
で、そういうものを払拭しての今回のヱヴァなわけですよね。
それがよく判る(解る)展開となっていました。
ラストのカヲルくんのセリフに、今回のヱヴァ制作の根本が集約されていますね。
だからこそ、そのために各キャラクターの「役割変更」があったわけなんだなぁと納得。
アスカについても、なんでわざわざ改名したのか。。。前作とはあきらかに物語の中での役割が違いすぎるので、前作との差別化という意味あいの重さが感じられました。
けっしてミヤムーが行方不明だったとかそういうわけではなかったようでw
レイやミサトとの絡みもよかったです。
制作も「序・破・急」の3作はガイナックスではなくスタジオカラー作品となっていますが、いやいや、スタッフロール見ると敏腕がワサワサと名を連ねてますねwww
もちろんガイナックスや、IGも外注として携わってました。
こりゃ、あれだけの迫力ある絵と演出が出来上がるわけだ。
伊達に制作期間を大幅に延期したわけじゃないですね。
妥協しなかったのがよくわかる。
最後に、良くも悪くも気になったのが音源。
あのシーンにこのBGMはないだろー(汗
・・・と言いたくなる所が2箇所ほどありましたが(^_^;
庵野カントクは音源に拘ってる割りに、得意分野と不得意分野の差が大きい;
「BGMで裏切る」演出については、捻り具合がぬるいですね。
裏切るなら、もっとトコトンやってほしかった。
BGMに関してはいい作曲家がついてるのだかから、むしろ素直に任せてオリジナルBGMにすればよかったのに(^^;
しかし、得意分野の音源に関しては、かなり萌えさせていただきましたwwwwwww
まだ観てない方が多いと思うので細かいことが書けないのがアレなんですが。。。
「円谷」音源はステキな演出だったwww
あと「サーキットの狼」な音源がちゃんとおむすびEg音な所には、皆様もこころおきなく萌えてくださいwwwwwwwww
以上、ワタシ的には、たいへん面白い映画でした。
次回「Q」(笑)にも期待!!!!!
初めてヱヴァに触れる方は、TV版→前作劇場版→新作劇場版「序」と、シッカリ予習をしてからご覧になることをお奨めします。
これまでとの差異が解る方が、面白さが膨らむと思いますので(^^)
余談。
本日深夜からエヴァのTV版再放送が、なぜか日テレで開始されてるわけですが。
最新劇場版を観た直後なだけに、当時は思わず唸ってしまったほどの第1話がなんだかショボく見えてしまった(^_^;
当時はまだCGじゃなくてセル画だったから、セルであのクオリティっていうのが物凄い衝撃的だったわけで。
でも今見ると背景処理がやや雑ですね;;
1話を制作した時点で「これは最後までもたない」と判断したって話は有名ですが、まさか制作日程の破綻であんなラストになるとは誰が想像しただろうw
なんでも、4班同時進行だったそうで。
そりゃやり残したことも多すぎだろう。。。
心を病んで事実上後半離脱したカントクも、家族を持った今、当時よりは余裕ある気持ちと視野で制作に打ち込めたことと思います。
そう思うと、今回のヱヴァって劇場版Zガンダムとちょっと重なる。
きっとTカントクがまたシットに狂って「キィーーーーーーー!!!!!!!!」って言ってるんじゃないか?w
それともTカントクは宮崎駿以外のカントクは眼中にないのか??www
しかし日テレ、限定DVD-BOX発売とはエグイ商売するな。
テレ東の立場が(^_^;
Posted at 2009/06/30 23:33:51 | |
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