シェイクスピアの方ではなくて、
NHKドラマの方ね(笑)
仲間由紀恵タンが好きなので気になってはいたのだけど、
本放映のときは、「なんだか今流行の韓流ドラマっぽい?」なんて、
勝手な先入観を持ってしまって見てませんでした(^_^;
年末にBSで一挙再放送したので、録りためておいて
お正月休みに見てみたわけですが。
いや~。侮っていた(笑)
1話を見たら、すぐに次が見たくなって、
お正月にほぼ8割がたを一気に見てしまいました(^_^;
NHKらしい、広い年齢層にわかりやすい物語の展開と表現ですが、
退屈させず鼻に付かず、良い意味で王道なつくり。
「お約束」的なわざとらしいシナリオでも、大げさに演出しすぎない微妙な匙加減で
土曜ワイドとか水戸黄門的な泥臭さのない、小気味良い仕立てになっています。
いろいろな要素が盛り込まれていますが、それがよく整理されている。
NHKという性質上、見るものをなるべく選ばない大衆向けドラマでなければならないわけですが、
無理なくそれらを織り込んでいるなぁと感心しました。
また、アメリカ占領下から日本返還以前の、沖縄の歴史の複雑さを知ることができ、
琉球王国時代から受け継がれる独特の文化を尊重したいと、考えさせられる一面も。
キャストもなかなかの秀逸揃いで、良い味を出しています。
エンターテイメントとして幅広く楽しめる作品ではないかと。
琉球のためにどこまでも自分を犠牲にしてしまう主人公の生き方は、
周囲を思う余り、いつも「自分がガマンすれば」と行動してしまう自身を突きつけられているようで
辛酸を舐めさせられても、いわれのない誹謗中傷を浴びても黙って耐える姿に、
「信念のためにそこまでしなくても。。。」という一般的な感想とは異なる、
「共感」に近い印象を持ちました。
最終回で、主人公の親友でもあるウーチバラの正室が言う、
「あなたの短所は、外側を見るあまりに自分の内側にあるだいじなものを棄ててしまうことよ」
は、心に突き刺さり、己を反省(笑)
それよりも、このドラマでいちばんハマったのが
この手のストーリーにありがちな「報われない恋」的な超王道パターン(笑)
主人公に想いを寄せる薩摩藩の武士・浅倉殿にメロメロざんすw
信念を尊重し、支え、想いを貫き続ける一途さは、
ひとりの人間として相手を捉え愛情をそそぐ、度量の広さと心の大きさを感じます。
想う相手がどんな境遇に堕ちようとも、
その生き様を受け入れ力になり、信じて守る。。。。これぞ理想の漢ゴコロでございますよ(笑)
サムライ萌えな私の心をガッチリ鷲掴みでキュンキュンですっ(>_<*)
この土日は、体調も悪かったせいでずっと家に引きこもっていたので、
残りの最終2話を鑑賞し、ラストシーンでボロボロと涙を流しておりました(笑)
今月28日からは映画も公開されるようですが、
このお話は短い時間に編集されたものより、連ドラできめ細かく見たほうが良いと思います。
NHK総合で、4/12から毎週木曜夜10時に再放送するそうです。
っていうか、3Dにする意味がワカラン。
あの長編がどう編集されてるのか気になるから、観にいっちゃうかもしれないけど(^^;
映像美的には、色彩も鮮やかでスクリーン映えするかもしれませんね。
3Dじゃないバージョンて無いのかなぁ。。。。。
浅倉殿が見れればいいか(笑)
ストイックな侍は萌えるよねぇ。。。。(*´∇`) ←結局ソコ?ww
Posted at 2012/01/22 16:01:26 | |
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あるいみ萌え | 日記