
無事、
車の件のスパイ疑惑が晴れ
米軍から開放されて帰宅できました(>_<)
沖縄のトラブルのせいで
屋根無くんが公安に拘束されてしまい
ちょっと焦りました!
っていう夢を見ました!!!
今となっては笑い話ですが、
ガリった場所がどこなのか知ったときは
めっちゃ焦りましたよ(^▽^;
ゲート前に車を停めたら
案の定グラサンした警備のおにぃさんがやってきて。
一通り説明したら
「上には私から報告を入れておきます」
ってサングラス越しに言うの。
ビビルヨネー:('ω゚;;):
そんなことになるとも知らず、
とりあえず明るくなるまで
ネイチャーツアーを楽しんだアテクシです(^▽^;
国頭周辺の一部だけでしたが
それだけでも充分すぎるくらい自然を堪能できました^^
このツアー、常に行われているわけではなく
あるホテルの季節のアトラクションとして開催されており
冬の間は基本、受け付けていないようです。
なので、イロイロ調べたり電話したりと独自に情報収集。
ガイドさんに直接お願いするという手段を得たので
マンツーマンという贅沢なツアーになりました。
散々海のツアーに参加し続けて、
なぜ突然、森のツアーに行こうと思ったのか。
沖縄本島北部で森の生き物って言ったらアレですよ。
ヤンバルクイナ.。゚+.(・∀・)゚+.゚
ここにしか棲まない絶滅危惧種の鳥を
できればこの目に焼き付けて帰りたい。
ザトウクジラのために全ての日程を組んだけど
もう充分会うことができたから
最後のいちにちに掛けてみたですよ。
ヤンバルクイナは冬は森の深い所にいて
あまり見ることができないのだけど
逢えたらラッキーというくらいの気持ちで
周辺の野鳥や自然を楽しむことに。
ちょっと周った順序が前後しますが
画像をUPしながら簡単にご紹介など。。。
ヤンバルクイナ は漢字で書くと「山原水鶏」。
山原というのは沖縄北部の森が広がる
やんばる地方を指します。
南国とは少し違った独特の木々が生茂り
広域で地面まで光が届く、明るい森です。
世界でも稀な形態のこの森に、
ヤンバルクイナ をはじめとする
沖縄固有種や沖縄ならではの亜種の野鳥が
たくさん生息しています。
冬なので種類はとても少なかったけれど
琉球ならではの鳥の姿を目にしたり、声を聞くことができました。
まずはシロハラ。
ヒタキ科の鳥なのでジョウビタキなどの仲間です。
シロハラやアカハラは、運が良ければ
宮ヶ瀬近辺でも見られるんじゃないかな。
やんばるの森の外れ、海辺に近いところで
スズメか!ってくらい普通にたくさん飛んでました^^
海辺のあたりには他にサシバとミサゴがいるとのこと。
ミサゴの営巣地へ行きましたがお留守のようで。。。
ごはんは海にいるボラなどのお魚なので
ご飯を食べに行っていたのかもしれませんね。
その代わり、サシバは度々見かけることができました。
サシバのごはんは
ヘビやカエルなどの地面にいるいきもの。
電柱の上で朝ごはんを探していました。
体の模様から、メスのようです。
サシバも初見だったので、猛禽類好きとしては大収穫です^^
ちなみに海岸の地層、
同じ海岸線の南下した場所にある
嘉陽層の褶曲に似ています。
いろんな地質の層が綺麗に重なり、大きく褶曲しています。
登山道で地層を観察するのが好きなのですが、
海岸でこれだけ珍しい地層を見れたのは初めて。
もう大興奮ですよ!!(笑
思わぬ良いものを見せていただきました。
海辺まで降りた後、また山へ。
森の広い範囲にはアカヒゲがたくさん鳴いていました。
すばしっこくてじっとしてないからボケボケ(T_T)
画像に収めるのは至難の技です。
しかも鳴き声はすれど、なかなか姿を見せてくれません。
この写真は素人がいきなり撮影したにしては
かなり奇跡な1枚だとガイドさんに言われました(^^;
初めて姿を見たアカヒゲさん、
その泣き声はとても美しくて
艶っぽく深みのあるまろやかな鳴き方でした。
野鳥動画図鑑 - Wild Bird Japanより
こんな声が森のあちこちに絶え間なく響いていて
それだけでも心地よくて心が浄化される思いでしたョ(*´∇`)
さて、それでは。
なぜ早朝暗いうちからツアーを始めたのか。
その理由のひとつがこの子。
ぜんぜん撮れてないー(T△T)
リュウキュウオオコノハズクです。
コノハズクの仲間は本島にもいますが、
沖縄にいるのは亜種のようなので
「リュウキュウ」の冠がつきます。
ミミズクみたいな形をしてますが
思いのほか小さいんですよ。
オオコノハズクは体長25cmほど。
コノハズクは20cmほどしかありません。
夜行性なので暗い時にしか会う事はできないため
ガイドさんがライトで照らして発見し
説明を聞きながら観察します。
参考までに。。。
野鳥動画図鑑 - Wild Bird Japanより
ちなみにオオコノハズクの虹彩はオレンジ、
コノハズクは黄色なので見分けやすいです。
小さなもふもふに感動していると
ついに!
今回のツアーのメインである、あの鳥が!!
だからぜんぜん撮れてねーし!(TДT)
実はこの他にも数羽のヤンバルクイナ と遭遇し
何十枚も画像を撮ったんです。
全滅よ全滅(T▽T)
クイナは毎晩、木の上で寝ています。
夜明けが始まると共に目を覚まし
木から降りて活動を始めるのですが、
・暗いとシャッタースピードが遅くなるのでブレる
・木から降りると草むらの中を動き回って姿を追えない
・頻繁に道路を横断するけどすごい速さで走るので無理
という三重苦で、もはや素人には撮影などできない状態(^▽^;
その代わり観察は
冬なのに?ってくらいたくさんできました^^
ガイドさんも
冬にこれだけ道路の近くに出てくるのは稀だよ
って驚くほど。
春から夏になると朝や夕方に餌を探して
道路を疾走しながら横断するクイナがいます。
「血相を変えて」というのがピッタリのユニークな姿を
真冬にもかかわらず観察する貴重な体験ができました。
走る姿がもう、かわいくてかわいくて(*´Д` )
アレをナマで見れただけでもう、
今回のネイチャーツアーは大成功!です!
ガイドさんとも植物、野鳥、地層、登山などなど
妙に気が合って話が盛り上がり
とても楽しい時間を過ごしました(*´꒳`*)
今回、ノグチゲラやサンコウチョウと
会うことができなかったので
できることならまた、夏に機会を作って来てみたいです。
長くなるので今日はこの辺で(´∀`)ノ
Posted at 2020/02/18 23:01:17 | |
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