ただいま、ウィングス時代のポールマッカートニーを回想したドキュメンタリーフィルムが、Amazonプライムで公開されております。
先日、1夜限りで映画館にて公開されておりましたが、予定が合わず自宅のテレビで観ました。
ビートルズ時代を語るポール・マッカートニーの映像は多いですが、ウィングス時代を回想する映像が少ないため、この動画はとても興味深く観られました。
ビートルズ解散後からウィングス解散までを追いかけた動画ですが、まず、ポール・マッカートニーがビートルズ解散を公言してしまったため、当時はとても風当たりが強かったのではないかと思われます。
実際は、メンバーに解散を切り出したのはジョン・レノンだったのですが、自分がビートルズを聴きだした1990年代も、ポール・マッカートニーが解散を決めたように思われていたフシがあったと思います。
ポールにはビートルズ解散のショックが大きく、スコットランドで農場を買い、隠居生活を始めたという話を知っておりましたが、自分が想像していた以上に原始的な生活をしていたことにビックリしました。その中でリンダ・マッカートニーと立ち上がりながら、音楽活動を再開していく訳ですが、今では名盤とされる「RAM」も酷評され、新しいバンドの登場、リスナーの変化に伴い、ポール・マッカートニーは旧態依然の存在とされてしまっており、ソロ活動開始も、順調ではなかったと思います。
その中でウィングスを結成し、またバンド活動を再開しますが、ポール・マッカートニーとの音楽活動ともなると、他のメンバーとの立場を平等にしようにも、どうしてもポール中心になったしまう現実を突きつけられてしまうという・・・。
この件に関しては、ビートルズの「GET BACK」を観ても思いましたが、ポールは曲をしっかり作るし、どの楽器もとても上手く演奏してしまうため、完成した状態で曲を持ってくるので、バンドメンバーの意見が通りづらい環境であると見受けられます。余白がないと言うか(笑)
この部分は評価が分かれるところじゃないかと思います。
ウィングスもメンバーチェンジを繰り返し、安定するまではやや時間が掛かりましたが、「BAND ON THE RUN」で音楽的完成を遂げ、ライブは1976年にピークを迎えられました。
個人的見解を申すと、ビートルズは1966年でライブをやめ、そのリベンジをポールは10年越しで果たしたんじゃないかと思います。
この頃のポールの声量、演奏技術のビートルズも観てみたかったなぁ。
僕は1976年のウィングスのライブ映像が好きなので、そう思います。
しかし、バンドの良い状態が永久に続くともいかず、1980年を迎えます。
来日公演に際し、日本へ大麻を持ち込んでしまいます。
これによって、ポール・マッカートニーも逮捕され、ウィングスのライブも中止となります。
この件について、怒っている人が身近にいた覚えがあります。
中学の時に、僕の担任の先生が、当時ライブチケットを取っていて、念願が叶って楽しみにしていたようですが、中止となり、恨み節を武勇伝のように授業で語っていた記憶があります。
当時のポールの映像を観ていたら、「日本は堅苦しいなぁ」ってスタンスをポールは取っていたように感じましたが、今回の映像を観ると、当時起こしたことをとても反省しているように思いました。
結局はウィングスを空中分解に向かわせてしまった訳ですからね。
そして、同じ年にジョン・レノンを失うという散々な日々だったのではないかと思います。
その中で、今を生きるポール・マッカートニーの回顧録でした。
映画館で観られるチャンスが設けられるならば、映画館で観たいです。
Posted at 2026/03/01 18:27:54 | |
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