motorsport.com記事抜粋
メルセデスの”神童”、アンドレア・キミ・アントネッリが偉大な記録をまたしても更新した。第3戦日本GPで優勝し、最年少ポイントリーダーとなったのだ。
今季の第2戦で史上最年少ポールシッターとなり、決勝レースでは最年少ハットトリック(ポール・トゥ・ウィン+ファステスト)を記録したアントネッリ。2戦連続のレコードブレイクとなった。
■2連勝のアントネッリ、タイトル争いに向け課題はスタート「大きく改善する必要がある」
10代での最年少ポイントリーダーは、これまでの記録が軒並み20代、実際には22歳以上であったことを考えると、さらに大きな意義を持つ。通常、ドライバーが初めてポイントリーダーになるとしたら、デビューから何年もしてからになる。
過去の記録を振り返ると、2人が22歳、5人が23歳、3人が24歳、5人が25歳、そして7人が26歳で初めて選手権の首位に立っている。
アントネッリ以前の最年少記録保持者はルイス・ハミルトンだ。彼はマクラーレンからF1デビューした2007年の4戦目、まだ優勝経験がないにもかかわらず、4戦連続表彰台に上がったことでポイントリーダーとなった。
この時、ハミルトンは22歳4ヵ月6日。マクラーレン創設者のブルース・マクラーレンが1960年のF1開幕戦アルゼンチンGPで優勝し、ポイントリーダーとなって以来、約50年間破られていなかった記録を塗り替えた。この年のハミルトンは計4勝をマークしたものの、フェラーリのキミ・ライコネンに1ポイント差で敗れランキング2位。1960年のブルース・マクラーレンも開幕戦の後さらに3勝を挙げたものの、ランキング2位に終わった。
F1ポイントリーダー最年少記録トップ20
1/キミ・アントネッリ/19歳7ヵ月4日/2026年日本GP
2/ルイス・ハミルトン/22歳4ヵ月6日/2007年スペインGP
3/ブルース・マクラーレン/22歳5ヵ月8日/1960年アルゼンチンGP
4/セバスチャン・ベッテル/23歳4ヵ月11日/2010年アブダビGP
5/キミ・ライコネン/23歳5ヵ月6日/2003年マレーシアGP
6/ロバート・クビサ/23歳6ヵ月1日/2008年カナダGP
7/フェルナンド・アロンソ/23歳7ヵ月20日/2005年マレーシアGP
8/マックス・フェルスタッペン/23歳7ヵ月23日/2021年モナコGP
9/オスカー・ピアストリ/24歳と14日/2025年サウジアラビアGP
10/シャルル・ルクレール/24歳5ヵ月4日/2022年バーレーンGP
11/ピーター・コリンズ/24歳7ヵ月25日/1956年フランスGP
12/ミハエル・シューマッハー/25歳2ヵ月24日/1994年ブラジルGP
13/ランド・ノリス/25歳4ヵ月3日/2025年オーストラリアGP
14/ニキ・ラウダ/25歳4ヵ月15日/1974年フランスGP
15/エマーソン・フィッティパルディ/25歳5ヵ月2日/1972年モナコGP
16/デビッド・クルサード/25歳11ヵ月10日/1997年オーストラリアGP
17/ジャック・ビルヌーヴ/26歳と4日/1997年アルゼンチンGP
18/アイルトン・セナ/26歳と23日/1986年スペインGP
19/スターリング・モス/26歳8ヵ月17日/1956年ベルギーGP
20/アラン・プロスト/26歳10ヵ月30日/1982年南アフリカGP
興味深いのは、アントネッリのランクインによりトップ3から陥落した、セバスチャン・ベッテル(当時レッドブル)の記録だ。ベッテルは23歳4ヵ月11日という記録を持つが、ポイントリーダーとなったのは2010年の最終戦アブダビGP。つまり、彼は初めてポイントリーダーとなった日が初めてのタイトル獲得の日ということになる。ベッテルにとって、4連覇の輝かしい記録の最初の日となったのだ。
偶然にも、フェルナンド・アロンソとマックス・フェルスタッペンは、ほぼ同じ年齢で、わずか3日違いの記録となっている。当時ルノーにいたアロンソは2005年シーズンの第2戦マレーシアGPで首位に立ち、その年に自身初のタイトルを獲得した。一方、フェルスタッペンは2016年に初優勝を果たしたものの、チャンピオンシップの首位に立ったのは2021年半ば、自身初のタイトルを獲得した年だった。
最多タイ7度のチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハーも、25歳になるまで選手権の首位に立つことはなかった。アイルトン・セナやアラン・プロストといった偉大なドライバーも、ポイントリーダーになったのは26歳になってから。セナは初タイトルを獲得する2年前の1986年、プロストは初タイトルの3年前の1982年だ。
このリストに載っていないチャンピオンで言えば、ジム・クラークとネルソン・ピケが27歳、ヨッヘン・リントやジェームス・ハント、 ジェンソン・バトンが28歳、マイク・ホーソーンとミカ・ハッキネンが29歳で初めて選手権首位に立った。残りのチャンピオンは、すべて30歳を過ぎてからポイントリーダーとなっている。
先日、日本GPを制したキミ・アントネッリについての話。
僕のモータースポーツの観戦の仕方が古いのか、F1より下のカテゴリーを制してないのに、F1に上がってくるのはどうなのか?と思っておりました。
近年、マカオGPを制してないのに、F1に来るドライバーが多いですが、それって甘いだろって思ってしまっております(笑)
アントネッリにしても、ランキングだけで見ると、F2では6位でした。
F3については走っておりませんでした。
それを言ってしまったら、キミ・ライコネンの前例もありますが。
そんな状況でよくメルセデスAMGはワークスドライバーに採用したと去年は思っておりましたが、やはりプロは見る目があるようで、物凄い記録を打ち立てましたよね。
ライコネンやアロンソが、20代前半でミハエル・シューマッハに引導を渡そうとしていた時も、凄い時代が来たと思っておりましたが、それとも異次元に思います。
当時のミハエル・シューマッハに相当するのが、今のマックス・フェルスタッペンでしょうが、現状、マックス・フェルスタッペンのレッドブルが、メルセデスAMGと同等のマシーンを作れてないので、直接対決になってないのが気になりますが。
何にしても、19歳で優勝してポイントリーダーって考えられないし、19歳でF1に乗るというのも、昔なら稀な話ですよね。
セナの時代だったら、まだフォーミュラフォードにも乗ってないのでは?
自分の子どもの年齢でもおかしくないような世代がF1で活躍していて、びっくりしている今日この頃です。
Posted at 2026/04/01 22:23:16 | |
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